公演情報

『腰巻お仙 振袖火事の巻』
 
作:唐十郎 
 演出:小林七緒


2018年
12月4日(火)〜16日(日) 
会 場 Space早稲田

201812.jpg

【出演】
祁答院雄貴
山丸りな(流山児★事務所)
江口翔平(StudioLife)
原田理央(柿喰う客)
山下直哉(流山児★事務所)
星美咲(流山児★事務所)
伊藤俊彦
成田浬
勝俣美秋(劇団わらく)
眞藤ヒロシ
佐野陽一(サスペンデッズ)
森諒介(流山児★事務所)
中原和宏
大久保鷹


チケット予約

公演詳細

 

*************

座・高円寺 冬の劇場25
流山児★事務所 公演
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』

作/清水邦夫 
演出/西沢栄治 
芸術監督/流山児祥

2019年
2月1日(金)〜10日(日)
会場:座・高円寺1

1982年初演、清水邦夫のまぼろしの名作が今よみがえる!


 

*************

 

 

流山児★事務所
2018年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
CD/DVDを買う
OKCD.jpg


続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
 ≫詳しくはこちら
流山児事務所「腰巻お仙・振袖火事の巻」

昨12月4日、Space早稲田で流山児事務所「腰巻お仙・振袖火事の巻」(作:唐十郎、演出:小林七緒)を観た。役者として声を掛けられた年には芝居の感想を書くのは控えているが(今年3月、唐十郎・作、金守珍・演出、新宿梁山泊「少女都市からの呼び声」に出演)、この作品は僕の人生に多大なる影響を与えたので、あえて記すことにした。
1969年(昭和44年)1月3日。当時大学受験で正月休みもなかった僕にとって、翌4日の朝日新聞朝刊を見て驚いた。記事の詳細は忘れたが、社会面に写真入りで大きく取り上げられ、「東京のアングラ劇団が機動隊と衝突!」という内容の記事。そこでアングラ劇団という言葉を初めて知ったが、それが唐十郎率いる状況劇場だった事は後に知る。

紅テントを包囲する300名の機動隊。午後7時半頃。

自衛隊の制服を着た円谷芳一(唐十郎)。午後8時。

ラストシーン。テントの袖が開き、現実の機動隊を借景に取り込む。



観客を返した後、テントから出る座員たちを警官が取り囲む。8時45分。

逮捕される唐十郎。その後ろに麿赤児と四谷シモン。

李礼仙(現・李麗仙)逮捕。

テントをたたむ。午後8時50分。

トラックにて去る。午後9時15分。
その前年の10月21日、国際反戦デーの火炎瓶闘争で新宿が火の海と化し、甲府から受験のために向かう新宿駅がいつ再び火の海になるか戦々恐々としていた矢先の出来事。しかも1月19日になると東大安田講堂が陥落し、東大をはじめとする国立大学の一部の入試が中止と発表され、受験校も限られる事となった。2月中旬に受験を終え、帰りしなに新宿文化で観た映画が大島渚の「新宿泥棒日記」。新宿紀伊国屋書店で本を万引きした青年(横尾忠則)が女店員(横山リエ)に追いかけられて逃げ込んだ先が、新宿花園神社で「由比正雪」の公演(68年3月〜5月)を打つ状況劇場の紅テント。そこで初めて機動隊と衝突したのが状況劇場だと知り、理系の人間には理解不能なアングラ劇なるものに興味を抱いた。その花園神社を追われる事となった状況劇場は「さらば花園!」と題し、「新宿みたけりゃ 今見ておきゃれ じきに新宿 原になる」という68年10月の新宿騒乱を予兆するかのような唐の捨て台詞を残し、向かった先が新宿西口公園でのゲリラ公演。 大学に入学したものの入学式粉砕を叫ぶ学生たちにより入学式もなく、しばらくして全学ストに突入して授業のない日々が続いた。入試や入学式を粉砕した学生たちには恨みを抱いていたので彼らとは一線を引き、映画や芝居、そして酒場に通う日々が続いた。そんな折、その年の10月に早稲田小劇場で「少女仮面」が上演され、白石加代子と吉行和子の演技もさることながら、唐十郎が早稲田小劇場のために書き下ろした戯曲に胸を射抜かれた。一刻も早く状況劇場の芝居を見たいと思っていたら、12月に渋谷の金王八幡宮で「少女都市」の公演があった。初日か2日目に初めて状況劇場の生の芝居を観たが、魑魅魍魎の役者たちに度肝を抜かれ、唐の詩的で猥雑で文学的な台詞の数々にまたしても魅了された。そして数日後の新聞を見ると、天井桟敷から送られた葬式用の花輪が気に入らないと、劇団員が天井桟敷を襲って大乱闘となり、唐十郎と寺山修司が留置所に収監される始末。以来、ゴールデン街で高下駄で竹刀を持った革ジャンスキンヘッドの用心棒(篠原勝之)を従えた唐十郎一派に会うたび、喧嘩を吹っかけられるのではないかと戦々恐々として酒を飲んでいた。そんな近寄りがたい連中であったが、芝居は別物。「吸血鬼」「少女仮面」「あれからのジョンシルバー」と立て続けに状況劇場の芝居を見続け、72年5月に上野の不忍池水上音楽堂で観た「二都物語」で完全に魂を奪われた。その衝撃は大学4年の僕にとって、卒業後の進路を決定する要因の一つとなった。論理的思考が及ばぬ非論理の世界。科学では推し量れぬ非科学の世界。日常から脱した非日常の世界。現実を飛び越えた非現実の世界。唐十郎と一族郎党が織りなす世界は、まさに百花楼蘭。応用数学の世界からコペルニクス的転回をして映像の世界に入った僕は、テレビドラマの演出助手を経てディレクターとなったが、一旦ドラマから離れ、TBS(CBC)の「素晴らしき仲間」というカルチャー番組で状況劇場の関係者たち(根津甚八・小林薫・四谷シモン・篠原勝之・嵐山光三郎・村松友覗)に出演してもらったり、芥川賞受賞作「佐川君からの手紙」の映画化を大島渚氏が断念したのでそれを引き継いで監督する予定だったが制作途中で中断したり、状況劇場から唐組となってからはNHKの芸術劇場で「ジャガーの眼」「電子城」「セルロイドの乳首」「透明人間」等の舞台収録をしたり、唐十郎との個人的付き合いも深まっていった。それ故、唐十郎と劇団状況劇場の名を知るきっかけとなったこの「腰巻お仙・振袖火事の巻」は、僕にとっては因縁深い作品である。
2016年10月、中野敦之率いる唐ゼミが新宿西口公園で公演したのに続き、この作品を観るのは2度目となるが、今回は50年前の初演の際にも出演していた伝説の怪優・大久保鷹、状況劇場晩年の作品「黄金バット」(1981)に出演していた中原和宏に加え、成田浬らの実力派メンバーが脇を固め、唐ゼミの公演にも増して俳優陣の健闘が光る。少女を演じる山丸りなも可憐な中に狂気を忍ばせ、これからが楽しみな女優の一人だ。


紗幕に投影された1960年代のニュース映像をバックに下手から大久保鷹が登場し、上手に佇む少女にこの作品が上演された1969年(昭和44年)1月3日の出来事を語る。幕が開くと、少女・片桐仙子(山丸りな/李礼仙)がソロバン塾の片隅でソロバンをはじいている。彼女は爺に拾われ育てられた中学3年生。彼女に恋心を抱く幼馴染の円谷芳一(祁答院雄貴/唐十郎)は、仙子から仙台に子供を残してきたと聞き愕然とする。仙子を拾った爺(大久保鷹/古知彬)は駄菓子屋を営むが中気を患って半身不随となり、仙子に面倒を見させている。床屋を営む芳一の父(中原和宏/大久保鷹)は、元戦艦大和の乗組員。そんな親子たちの周囲には怪しげな人物たちが集う。毎日床屋に通うポン引きの伊達男(眞藤ヒロシ/不破万作)。袋小路精神病院の医院長にして元戦艦大和の艦長でありソロバン塾の先生でもあるドクター袋小路(伊東俊彦/麿赤児)。精神病院の看護婦で円谷幸吉の遺書にしびれるアキ(原田理央/藤原マキ)。パンパンガールに扮して米兵を虜にし、反米をつらぬく看護婦のマキ(星美咲/富岡真紀子)。新宿西口で春を売り、亡くなったウドン好きの弟を偲ぶ西口おつた(江口翔平/四谷シモン)。母が吹く笛を探し求める、明智小五郎と名のる堕胎児たち(成田浬・勝俣美秋・佐野陽一/天竺五郎・田和耶)・・・。 自衛隊に志願した芳一は仙子との叶わぬ恋に破れ、世界のどこかで起きた戦争に出兵する事となる。(登場人物/の後は、初演時の出演者名)。暗示的な、この戯曲のラストを転写する。
花道の入口より、自衛隊の制服を着た芳一現れる。バックを手にしている。       芳一  さよなら、お仙。                             お仙  おまえの父さまは死んだぞ。                        芳一  知ってるよ、さよなら、お仙。                       お仙  そんなかっこうでどこへ行く。ヤクザ稼業は止めたのか?           芳一  戦争に行くんだよ。                            お仙  おお、戦さか、どこでやっとる?                      芳一  知らねえよ。でも戦争に行くんだ俺。                    お仙  死ぬなよ。                                芳一  わからねえよ俺。                             お仙  (急に芳一の腕を抱き込んで)帰ってこい。                 芳一  俺は人でなしだぜ。                            お仙  帰って来い。そしたら、この町にバラック建てて一緒に暮らそう。       芳一  どこで?                                 お仙  (テントの向こうの新宿を指して)あの、あの新宿で!!           二人、架空の焼野原をじっと見ている。                       お仙  (笛に口をあてる)                  ー幕ー
とあるが、冒頭同様、舞台から劇場の外へと立ち去る少女・お仙を見送る大久保鷹に映像が被さり暗転となる。
ラストの台詞は集団的自衛権を強行採決し、自衛隊を南スーダンに派遣して戦闘行為を容認し、憲法9条を改悪して戦争へと突き進む今と重なり、胸を締め付けられると同時に怒りが再燃し、安倍晋三を葬れない現状に苛立ちを覚えた。しかし 50年前に唐十郎が2018年の状況を予感していたとは、状況劇場という劇団名と共に、その先見性に改めて驚愕する。しかも1968年1月8日、マラソン選手で自衛隊員の円谷幸吉が「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。干し柿 もちも美味しうございました。敏雄兄姉上様 おすし美味しうございました。勝美兄姉上様 ブドウ酒 リンゴ美味しうございました。巌兄姉上様 しそめし 南ばんづけ美味しうございました。喜久造兄姉上様 ブドウ液 養命酒美味しうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。(中略)父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。何卒 お許し下さい。気が休まる事なく御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。幸吉は父母上様の側で暮しとうございました。」と遺書を残して自殺した事件を戯曲に取り込み、国家が個人に課す計り知れぬ重圧を描いたことは、2020年の東京オリンピックの後にも同様な事件が起こるであろう事を予感させる。またこの作品の随所にその後の唐戯曲のモチーフとなるテーマが隠されているのも興味深い。 母と息子の近親相姦関係。少女と堕胎児。狂気の医者。戦争の爪痕。愛の床屋・・・。 老人たちの「何てじめじめした陽気だろう・・・」の台詞もこの戯曲から来ていたのか? そして唐が宴会の度に歌っていた「さすらいの唱」も、この芝居のための曲だった。        
「ある夕方のこと 風が俺らに伝えたさ   この町の果てで あの子が   死にかけていると   俺は走った 呼んでみたさ   だけど 俺を呼ぶ声はなかったさ   ある夜のこと 風が俺らに伝えたさ   この町の果てで 死んだ子がいると   俺は走った 呼んでみたさ   だけど 俺を待つ墓はなかったさ   それからある時 風が俺らに伝えたさ   この町の果てで あの子が俺を呼んでると   俺は走らぬ 言ってやったさ   それは 俺の声だと(それは 風のいたずらだと)」(作詞・唐十郎、作曲・小室等)。
「さすらいの唄」や四谷シモンの「けつねうどんの唄」も、曲調が変わったので違和感がある。テーマ曲を聞くとそのシーンが蘇る映画音楽と同じく、劇中歌の作詞作曲も脚本の 一部であると何故考えないのか?曲を変えるのなら、何故歌詞も変えないのか?ジョンシルバーの「よいこらさ」、少女仮面の「時はゆくゆく」、少女都市の「氷いちごの唄」、風の又三郎の「風の又三郎」など、唐の戯曲と劇中歌は切っても切れない関係にあるのに、小林七緒の演出が素晴らしかっただけに残念でならない。
余談だが、1969年1月3日の客席に流山児祥がいた事は驚きに値する。氏によると1968年の花園神社公演「由比正雪」の時に状況劇場の研究生となったが、当時まだ学生だった流山児は、唐から「芝居を取るか、デモを取るか」と問われ、青学全共闘の流山児はデモを取って劇団を首になったと聞く。それから40年経った2008年8月、流山児事務所創立25周年企画の第一弾が、本多劇場での因縁の「由比正雪」。初日乾杯の席で唐が流山児にプレゼントとして万年筆を渡すと、万感籠った流山児の目に涙が光っていた。流山児事務所は向う3年間、唐作品を上演し続けるそうだが、次回は「由比正雪」と聞く。2012年5月、唐十郎は転倒して脳挫傷を負い、以後、演出や新作を書くことができなくなった。タイトルとなる「腰巻お仙」の「仙」は、唐の片腕であり愛妻でもあった李礼仙から名付けたものであり、その李麗仙もまた唐組の久保井研らが起こした著作権裁判等の心痛で病に倒れ、再起が危ぶまれている。そんな中、流山児事務所や唐ゼミ、そして唐十郎の一番弟子である金守珍の新宿梁山泊が唐作品を上演し続けることは、唐や李にとっても大いに励みになり、我々唐ファンにとっても大いなる楽しみである。次回作が待ち遠しい。(文中敬称略。唐ゼミの感想の一部を加筆修正して、再度掲載)
流山児事務所「腰巻お仙・振袖火事の巻」。公演は16日(日)まで。          お勧めの一作です。
2018-12-10 15:31 この記事だけ表示   |  コメント 0

ということで若手演出家コンクール2018優秀賞4人が決定しました。おめでとうございます

12月29日(土)夜、@新宿浪曼房での表彰式でお会いしましょう。審査員の皆さんお疲れ様でした。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、座ってる、テーブル、室内

先般、若手演出家コンクール2018の2次審査会が開かれ、今年も審査員たちによる長時間に及ぶ熱い議論の末、下記の様に決定致しました!!

いよいよ2019年2月末からの下北沢最終決戦へと進んでゆきます!!!
お楽しみに!!!

↓↓↓
若手演出家コンクール2018 第2次審査 審査会報告
最終審査に選出された演出家は以下の4名です。

【優秀賞 受賞者】

一宮周平 (東京都)
うえもとしほ (東京都)
國吉咲貴 (埼玉県)
八代将弥a.k.a.SABO (愛知県)


【次 点】
 1.大河原準介(宮城県)
 2.山口将太朗(東京都)


↓↓↓
若手演出家コンクール2018 第2次審査 審査会報告

2018年12月4日火曜日午前11時より東京都新宿区の芸能花伝舎内にある日本演出者協会・事務局にて若手演出家コンクール2018の2次審査会が開かれた。

72名の応募者の中から審査対象となったのは15名。9月から11月末日までの期間、公演もしくは公演に準ずる通し稽古を、審査員3名以上が実際に観ての審査となった。

全審査員から5段階評価の採点と審査内容詳細が事前に送られての審査となった。議事進行は実行委員長の大西一郎が務め、採点進行は部長の西沢栄治が行なった。

15名の中から4名を選出して優秀賞とし、2019年2月26日(火)〜3月3日(日)に下北沢で開催される最終審査会へと駒を進める。

冒頭からエントリーされた各演出家について5点満点での評点を集計。合計点を審査員数で割り、採点表が作成され、その後、議論が始まった。各審査員は審査コメント及び採点について述べながら議論が進行した。
エントリーされた全ての演出家の作品について審査員の意見が述べられた。欠席審査員からは審査内容詳細についての文章が提出されており、その点も審査上で議論された。ほぼ点差のない激戦で、白熱した議論の末、優秀賞4名、次点2名が決定した。

皆様の作品を審査させていただいたのは、以下の審査員です。

貝山武久(メイプルリーフ・シアター)
加藤ちか(舞台美術家)
鹿目由紀(劇団あおきりみかん)
木村繁(オブジェクトパフォーマンスシアター)
小林七緒(流山児★事務所)
佐野バビ市(東京ミルクホール)
スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)
高橋純
土橋淳志(A級Missing Link)
弦巻啓太(弦巻楽団)
外波山文明(椿組)
はせひろいち(劇団ジャブジャブサーキット)
日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
平塚直隆(オイスターズ)
広田淳一(アマヤドリ)
松本修(MODE)
和田喜夫(演劇企画集団楽天団)

2018-12-10 15:21 この記事だけ表示   |  コメント 0

いったい、この国は何処へ向かってゆくのだろう。民主主義など、とうの昔に無くなってしまったのかの如き光景である。台湾にるほうがよっぽど「この国のダメさ」がわかる。まったく、政治的なことを報道しないメディア。「報道の自由」が全くないから、アベ壊憲政権は、やり放題である。10月24日からの48日間、今国会起こったコトをみてみると、まったく審議もせずに強行採決した水道民営化と入管法改正。このニュースをほとんど「報道」しないテレビメディア。台湾の方がよっぽど危機が分る。これからの国民生活に直結するテーマに、野党もメディアも緊張感をもってあたらないのは、どうせ「強行採決で可決する」という「あきらめムード」が、蔓延しているからだろう。思考停止の国民と国会とメディア。高校生ですら、危機感を覚えて、来年国会前デモを呼びかけているというのに、海の向こう、フラン全土ではデモが起きている。

佐藤信の「昭和3部作」、唐十郎の「初期名作」シリーズに続いて清水邦夫の名作に挑む。清水邦夫は運動の終焉に対する激しい怒りの情念を描き続けている劇作家である。1970年代、佐藤信と唐十郎は、戦争=歴史に対する「加害者性」を描き「現在」を問い続けた。清水も一貫して運動と歴史を描いた。

『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』は、アングラという身体性を伴った熱い情念=怨念といってもいい「共同性」への希求が根底にある骨太のドラマである。

年末からの稽古が楽しみである。ぜひ、ご期待下さい。
オーディションで集まってくれた多くのシニアの皆さんの愛と叛乱のスペクタクル。まだ、わたしたちは諦めてはいない。想い出ではなく「今」のドラマこそ!!

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

★流山児★事務所201新春公演★
2019年2月1日(金)〜10日(日)@座高円寺1 全12ステージ
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』
作:清水邦夫
演出:西沢栄治
芸術監督:流山児祥

「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」は、1982年に蜷川幸雄の演出で日生劇場で初演された清水邦夫作品。
「イマを生きる人々に捧げる愛のスペクタクル」をキャッチコピーに、「喜劇昭和の世界」3部作で圧倒的な評価を得た鬼才:西沢栄治の演出で流山児★事務所「初」の清水邦夫作品を、お送りします。

【出演】松本紀保、伊藤弘子、麻乃佳代、村松恭子、小林麻子、坂井香奈美、佐原由美、竹本優希、星美咲、橋口佳奈、鈴木麻里/池下重大、井村タカオ、龍昇、甲津拓平、木暮拓矢、照井健仁 ほか

総勢40人余の出演で新たに戯曲を読み解き「スペクタクル音楽劇」として再構築します。
音楽は『喜劇昭和の世界』三部作、『腰巻お仙』の諏訪創、振付は『メカニズム作戦』の神在ひろみ
注目の話題作です。

ご予約はお早めに!

[流山児祥扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/ryuzanji201902

2018-12-10 15:18 この記事だけ表示   |  コメント 0

現代演劇の「原点」=唐十郎初期三部作3年連続企画の第一弾
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』16日(日)まで絶賛上演中です。

とにかく観てください「演劇の自由さ」が、溢れています。
流山児★事務所のホープ、山丸りな、山下直哉、星美咲、森諒介の4人も爆走していますよ。ぜひ、ご贔屓に。

当日券、5枚以上あります。
ぜひ、早稲田までおいでください。

日本劇団協議会主催・新進演劇人育成公演
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』 作:唐十郎、演出:小林七緒、プロデューサー:流山児祥

12月4(火)〜16(日)@space早稲田で上演中。

わたしは台湾から一時帰国、明日は台北に還ります。
『藝大版☆十二夜』21日(金)@藝大戯劇廰公演初日に向けて追い込み稽古です。こっちもメチャクチャ面白いです!

本日:10(月)終演後、中日打ち上げやります。
一緒に呑みましょう。

撮影:横田敦史

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)

2018-12-10 12:47 この記事だけ表示   |  コメント 0

『腰巻お仙』唐ワールドの「原点芝居」大好評のうちに12月16日(日)まで上演中です。

●ちなみに、わたしは1968年の2月・3月『由比正雪』花園神社公演の時、劇団状況劇場の研究生、20歳でした。春には青山学院大学の学生運動が激化し、青学全共闘副議長を務めていました。唐さんに「芝居をとるか、闘争をとるか?」と問われ闘争を取り研究生をやめました。1969年1月3日『腰巻お仙』西口公園強行上演の時は、8号館バリケード越冬闘争中でした。状況劇場の写真家で俳優でもあったIくんからバリケードに電話があって「防衛隊」として青学全共闘16人が西口公園へ行ったのです。小澤さんのFBの写真にも何人かが映っています。李さんと唐さんが公園条例違反で逮捕後、セットやテントを、麿さん、鷹さんたちみんなで阿佐ヶ谷の稽古場に運んだ鮮烈な記憶があります。その後も、西口の三光町パークという駐車場で『腰巻お仙』は2トントラックの上で上演され、その後、沖縄まで紅テント南下興行を敢行するのだが、この時期に、状況劇場研究生になったのが18歳の悪源太義平です。そして、1970年、私と悪源太、土方巽さんの元で修行していた北村魚たちと共に「演劇団」を設立する。わたしのアングラ演劇人生を決定した大事件が『腰巻お仙』新宿西口公園事件です。
これは、はるか50年昔の話です。

『腰巻お仙』全ステージ前売完売ですが、連日:当日券5枚近く、あります。ぜひ、早稲田までおいでください。

日本劇団協議会主催・新進演劇人育成公演
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』 作:唐十郎、演出:小林七緒、プロデューサー:流山児祥

12月4(火)〜16(日)@space早稲田で上演中。
12月 9(日)台湾から一時帰国、早稲田で会いましょう。
10(月)中日打ち上げやります。一緒に呑みましょう。

撮影:横田敦史

画像に含まれている可能性があるもの:2人、靴
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、オンステージ(複数の人)、靴
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、室内

2018-12-09 10:23 この記事だけ表示   |  コメント 0

昨日は夕方、北藝大のインタビュー。

3か月で学生たちが「自分で考えてやる」「自分で発明する演劇」で『北藝大版☆十二夜』を作ってくれたことを話す。10年後の台湾演劇を「変える」才能がココから生まれると確信している。「藝大版☆十二夜」は、わたしが創ったのではなく「15人の役者と優秀なスタッフ」が創った作品である!と、何度も喋った。わたしは「若い血」を吸って、生き続けるドラキュラなんです、と終始、笑っていた。これは、本当です。19歳の役者と張りあっている自分に日々笑っちゃう「現場」である。

夜は戯劇学系の1・2年生60人ぐらいの学生たちで満員の稽古場で「通し」。スタッフの為の最終通しでもある。トップシーンから怒涛のラストまでどっかん、どっかん「笑いの渦」の2時間の通しとなった。演出助手のウエイウエイが感極まって泣き出した。

『十二夜』ほぼ、出来上がった。台本家も歌唱指導の先生も喜んでいる。秒速の着替え、小道具、衣裳,,舞台転換の「点検個所」も見つかった。ダンスの「重点箇所」も、明日と来週の月曜日月曜日でじっくりやれる。来週から本番に向けてじ3回もチェックできる。で、日曜日は明かりつくり。実に、贅沢な創造現場である。

で、タクシーで桃園空港へ。
午前2時の飛行機で成田へ。
9時過ぎ帰宅、午後4時過ぎに起床。

久しぶりに、日本のビール、スーパーで買ってきた刺身、白菜鍋の夕食。明日は1か月ぶりのSpace早稲田である。


画像に含まれている可能性があるもの:1人、靴、あごひげ
2018-12-08 18:31 この記事だけ表示   |  コメント 0

【前売予約開始しました】
絶賛好評の『腰巻お仙』(12月16(日)までSpace早稲田上演中)に続いて流山児★事務所は清水邦夫+蜷川幸雄の名作『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』に挑みます。

2019年2月1日(金)〜10日(日)@座高円寺1 全12ステージ

★流山児★事務所「初」の清水邦夫作品です。

「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」は、1982年に蜷川幸雄の演出で日生劇場で初演された清水邦夫の戯曲。
「イマを生きる人々に捧げる愛のスペクタクル」をキャッチコピーに、「喜劇昭和の世界」3部作で圧倒的な評価を得た鬼才:西沢栄治の演出。

出演は松本紀保、伊藤弘子、麻乃佳代、村松恭子、小林麻子、坂井香奈美、佐原由美、竹本優希、星美咲/池下重大、井村タカオ、龍昇、甲津拓平、木暮拓矢、照井健仁

ら、総勢40人余の出演で新たに戯曲を読み解き「スペクタクル音楽劇」として再構築します。音楽は『腰巻お仙』の諏訪創、振付は『メカニズム作戦』の神在ひろみ。注目の話題作です。

ご予約はお早めに!

流山児祥扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/ryuzanji201902…

画像に含まれている可能性があるもの:30人、、平井昇さん、坂井 香奈美さん、伊藤 弘子さん、星 美咲さんなど、、スマイル
2018-12-07 15:14 この記事だけ表示   |  コメント 0

というわけで『藝大版☆十二夜』ほぼ、出来上がりました。トップとラストのダンスというかムーブメントは圧巻!!
20日(木)プレビュー、21日(金)初日に向けてラストスパート。

林素蓮の高いスキルでなければ出来ないダンスに学生たちは必死に応え、自分のキャラクターもきっちり加えたモノに仕上がりつつある。常に、基礎レッスンと振付が連動してるから上達が目に見えてわかる。歌も同じで、基礎レッスンと歌唱指導の成果がここにきて出てきた。あとは「現場」である。

上演時間:約2時間のノンストップ音楽劇。

ラスト5分のスペクタクル!15人の役者たちのエネルギーが爆発するミュージカルです。

ラストは「劇場全体を巻き込んだ」それこそ、久しぶりに度胆抜くことをやる。

日本では随分やってなかった、実に馬鹿げて、真に贅沢な「芝居の面白さ」を、きっちり「関渡の市民」のみなさんに、お魅せするつもりである。

明日:7日(金)の夜は、スタッフ向けの「最終通し」である。この通しを終えて、私は深夜便で羽田へと向かう。
まだ、来週3回通し、で15日(土)劇場入り、16日(日)明かり創りである。

『腰巻お仙』も好評の中上演中である。

やっと『藝大版☆十二夜』も宣伝を始めた。大学の学生公演だからいわゆる一般メディアには「宣伝広報」は行わない。

それでも、12月23日(日)昼の回は「全席完売」。他のステージは、まだいーっぱい残っています。

ふらりと、台湾までおいでください!
傑作です、いつもの事ですが、メチャ面白いです。


画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、サングラス、クローズアップ

2018-12-06 17:38 この記事だけ表示   |  コメント 0

『腰巻お仙』本日14時、3日目。唐ワールドの「原点演劇」大好評です。

前売完売!当日券3〜5枚あります。

日本劇団協議会主催・新進演劇人育成公演
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』 作:唐十郎、演出:小林七緒、プロデューサー:流山児祥

12月4(火)〜16(日)@space早稲田で上演中。
12月 8(土)台湾から一時帰国します、早稲田で会いましょう。
10(月)中日打ち上げやります。一緒に呑みましょう。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、オンステージ、演奏、立ってる



2018-12-06 12:46 この記事だけ表示   |  コメント 0

『腰巻お仙』本日19時、2日目です。

唐ワールドの「原点」に若手と実力派俳優陣が全力でぶつかります。15ステージ前売完売!
※当日券・キャンセル待ちアリ。是非おいでください。

日本劇団協議会主催:新進演劇人育成公演
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』
作:唐十郎、演出:小林七緒、プロデューサー:流山児祥

12月4(火)〜16(日)@space早稲田で上演中です。
東西線早稲田駅1番出口右へ1份。

撮影:横田敦史

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:2人、星 美咲さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)
画像に含まれている可能性があるもの:1人、オンステージ、演奏、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:イワノ ナオトさん、原田 理央さん、星 美咲さん、江口翔平さん、立ってる(複数の人)

2018-12-05 13:31 この記事だけ表示   |  コメント 0