公演情報
シアターRAKU公演
テラヤマ音楽劇
『くるみ割り人形』
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5月6,7日
台湾新営芸術祭参加

6月21−25日
下北沢 駅前劇場


作:寺山修司
音楽:高橋牧
演出:流山児祥


公演詳細


イラスト:山中桃子


***********
流山児★事務所公演

『オキナワ2部作』
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2023年
4月6日(木)〜23日(日)

作・演出 詩森ろば
音楽 鈴木光介
芸術監督 流山児祥
ザ・スズナリ

イラスト:ヨコヤマ茂未
公演詳細
流山児★事務所
2023年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
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【第31回読売演劇大賞作品賞&演出家賞ノミネートで高い評価を得る】
今朝の読売新聞朝刊をコンビニで買って読む。
流山児★事務所4月@スズナリ公演、
詩森ろば:作・演出『OKINAWA1945⇔1972』が上半樹の「作品賞」のノミネート対象作品に
「強く推されて」いた。また、「演出家賞」にも推薦されていたが「あと一歩で及ばず」との記事。

詩森さんと流山児★事務所のライフワークは演劇界の一部で、それなりに「評価」されている(『コタン虐殺』演出家賞受賞』)ことに感謝。
惜しかったけど、『OKINAWA1945⇔1972』にかかわった劇団員&客演のみなさん、良かったね。

それにしても不思議なのは、この国の演劇賞では、なんで「翻訳劇」がそんなに「高い評価」を得るんだろう?
いま、いつの時代だ?と思うのはわたしだけか?
あしたから東京を離れ、来年の夏に予定している「流山児祥の@厚岸夏休みWS公演」のため釧路→厚岸→中標津→羅臼→知床の3泊4日の「取材旅行」です。5年前にやった「流山児祥の@中標津夏休みWS」に続く北海道のみなさんと芝居を創る第二弾です。お待たせしました、コロナで、5年ぶりになってしまいました。道東、涼しいといいなあ。

【なお、秋公演『瓦礫のオペラ』は、7月31(月)前売開始です】

刮目せよ!アングラ小劇場演劇への 《原点回帰》の旅がここから始まる。
初のオーディション・ワークショップで「新しいメンバー」と遊びます。

★流山児★事務所2023秋公演★
『瓦礫のオペラ★戦場のピクニックPique-nique en campagne 』
作:フェルナンド・アラバール(思潮社・刊) 
翻訳:若林彰
構成・演出:流山児祥
音楽:諏訪創 美術・衣裳:塩野谷正幸 振付:木内尚 
出演:龍昇・栗原茂・上田和弘・木暮拓矢・竹本優希・本間隆斗・山川美優・流山児祥/塩野谷正幸(声の出演)+WSメンバー
9月25日(月)〜10月2日(月)@Space早稲田
前売:4200円 当日:4500円 
U25・初日・2日目(25・26日)割引:3500円
→ぜひ、ご利用ください。
※日時指定・全席自由(70席限定)
※上演時間1時間30分(予定)
◆前売開始:7月31日(月)
で、ルネ・マルリットそのCです。
9月@Space早稲田公演『瓦礫のオペラ』出演者オ−ディションWSに全国からの多数のご応募、誠に有難うございました
本日をもってご応募を締切らせていただきます。

なおご要望の多い「流山児祥の異世代交流ワークショップ」は、近日中、必ず開催します。
さて、参加者のみなさんは上演台本、参考戯曲4作品をきっちり「読みこんで」稽古場へおいで下さい。
また、参考映像もぜひ、WS前にご覧下さい。

8月26(土)13時Space早稲田でお会いしましょう。参加者全員でcenergy溢れるrockな芝居を創ろうぜ。
27(日)には、めちゃくちゃな大群衆シーンを「みんな」で創る予定。
ステキに地獄のような愉しい日々をpunkに過ごしましょう。

もし、時間があったら、絶賛上演中の『ピロウ・ヴェルヴェッティ』は必ずご観劇ください!
@Space早稲田で待ってます。
【本日19時!初日です!】
超豪華特製☆伊藤弘子パンフレット
(見開き6ページ)も完成し、待ってます。
18時30分、半地下の瀟洒なBARでお待ちしています。
終演後もBARは空いています。ぜひ、ご利用ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
流山児★事務所のトップスター
★伊藤弘子出演155本記念公演★
『ピロウ・ヴェルヴェッティ』(林勇輔:作・演出)
は「演劇」と「愛」を描く密室サスペンス。
ある女優の数奇なものがたりを素敵な生演奏
とオリジナルの歌で綴る1時間15分。
会場はBAR仕様になっていて、実に贅沢な音楽劇です。
一気に弘子が魅せます。ぜひ、早稲田までおいでください。
【日時】
7月21日(金)〜31日(日)@Space早稲田
(地下鉄東西線・早稲田駅1番出口右1分)
※入場料:3800円(1ドリンク付き)全席自由
→受付・開場は開演の30分前、先着順にお入りできます。
※当日券あります。
【最新前売状況】予約はお早めに!
21(金)19時 ▲残3
22(土)15時 ✖完売
23(日)15時 ✖
24(月)19時 ✖
25(火)15時 ▲残8
26(水)15時 ◎大いに余裕アリ→おすすめ
27(木)19時 ▲残9
28(金)19時 〇余裕アリ
29(土)15時 ◎大いに売余裕アリ→おすすめ
30(日)15時 〇
[流山児扱い 予約フォーム]
流山児★事務所のトップスター
★伊藤弘子出演155本記念公演★
『ピロウ・ヴェルヴェッティ』(林勇輔:作・演出)
は「演劇」と「愛」を描く密室サスペンス。
ある女優の数奇なものがたりを素敵な生演奏
とオリジナルの歌で綴る1時間15分。
会場はBAR仕様になっていて、実に贅沢な音楽劇です。
一気に弘子が魅せます。ぜひ、早稲田までおいでください。

【日時】
7月21日(金)〜31日(日)@Space早稲田
(地下鉄東西線・早稲田駅1番出口右1分)
※入場料:3800円(1ドリンク付き)全席自由
→受付・開場は開演の30分前、先着順にお入りできます。
※当日券あります。

【最新前売状況】予約はお早めに!
21(金)19時 ▲残10
22(土)15時 ✖完売
23(日)15時 ✖
24(月)19時 ✖
25(火)15時 ▲残6
26(水)15時 ◎大いに余裕アリ→おすすめ
27(木)19時 ▲残9
28(金)19時 〇余裕アリ
29(土)15時 ◎大いに売余裕アリ→おすすめ
30(日)15時 〇

[流山児扱い 予約フォーム]
【11月公演は別役実×スズキ拓朗】
春になると春風にのってカーニバルが森からやってくる。
ゆっくりのっそりやってくる。
森から来たカーニバルは七つの街と七つの村をゆっくりまわり、
百三十五人を殺し、百二十二人のみなしごをのこして、森に帰ってゆく。
不条理などと一言では言い尽くせない宇宙
言葉そのものの身体性を体感せよ
●令和5年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業 
新進演劇人育成公演「俳優部門」
『森から来たカーニバル』
作:別役実
脚色・演出・振付/スズキ拓朗
プロデューサー/流山児祥
【出演】
いわいのふ健(温泉ドラゴン)・山崎薫/小林七緒・山下直哉・竹本優希★・橋口佳奈★(以上、流山児★事務所)/小林らら・よし乃★(以上、ChairoiPLIN)/鳥越優作(椿組)・鈴木幸二・伊藤奨・石淵聡(コンドルズ)・諏訪創
★育成対象者
【スタッフ】
音楽/諏訪創
舞台美術・映像・宣伝美術/青山健一
照明/横原由祐
音響/許斐祐
衣装/竹内陽子
舞台監督/中西隆雄
ドラマトゥルク・演出助手/鳥越勇作
演出助手/小林七緒
稽古場スタッフ/山川美優
アシスタント・プロデューサー/岡島哲也、米山恭子
制作協力/流山児★事務所
【日時】 2023年11月23日(木・祝)〜28日(火)
11/23(木・祝) 14時/19時
11/24(金) 19時
11/25(土) 14時/19時
11/26(日) 14時
11/27(月) 14時/19時
11/28(火) 14時
◆受付・開場は、開演の30分前より
【会場】 下北沢ザ・スズナリ
【チケット】全席指定(税込)
一般              4,500円
学生、養成所生、U25(25歳以下)2,500円
高校生以下           1,000円
【発売開始】 2023年9月27日(水)10:00〜
流山児★事務所の2023年は「戦争と寺山没後40年」をテーマにした5作品の連続上演です。

4月、詩森ろばの『OKINAWA1945⇔1972』新作・改訂新作の連続上演@スズナリは大きな反響を呼び上半期の収穫と呼ばれています。5月・6月シニア劇団=シアターRAKUの寺山音楽劇『くるみ割り人形』は台湾・新営芸術祭、下北沢駅前劇場で上演、全ステ満員札止めの好評でした。
そして秋9月、戦争の不条理を描くF・アラバールの『戦場のピクニック』をテキストに様々な作品をコラージュした『瓦礫のオペラ』を本拠地@Space早稲田で上演します。

『戦場のピクニック』はスペインの劇作家アラバールが20歳の時書下ろし1961年に発表し世界演劇界に衝撃を与えた不条理演劇(抵抗の演劇)の名作です。1965年日本初演、60年代アングラ演劇の指標となった戯曲です。そして流山児祥は1966年青山学院大学記念館階段下の仮説劇場で役者デビューしています。

急激な気候変動が地球全体を襲い、経済格差は進み資源枯渇、コロナに代表される疫病の蔓延と混乱、ウクライナ侵攻、台湾危機が叫ばれる現在、憎しみと殺戮の連鎖の現在。わたしたちはアングラの原点に戻り「初」の出演者ワークショップを行い、新しい才能たちと協働し実験的な非戦寓話劇を創り上げます。

【秋公演は、7月31(月)前売開始です】

刮目せよ!アングラ小劇場演劇への 《原点回帰》の旅がここから始まる。
★流山児★事務所2023秋公演★
『瓦礫のオペラ★戦場のピクニックPique-nique en campagne 』
作:フェルナンド・アラバール(思潮社・刊) 
翻訳:若林彰
構成・演出:流山児祥
音楽:諏訪創 美術・衣裳:塩野谷正幸 振付:木内尚 
出演:龍昇・栗原茂・上田和弘・木暮拓矢・竹本優希・本間隆斗・山川美優・流山児祥/塩野谷正幸+WSメンバー
9月25日(月)〜10月2日(月)@Space早稲田
前売:4200円 当日:4500円 
U25・初日・2日目(25・26日)割引:3500円 
※日時指定・全席自由(70席限定)
※上演時間1時間30分(予定)
◆前売開始:7月31日(月)
【あと2週間、21(金)初日、23(日)前売完売迫る!】

流山児★事務所のトップスター:伊藤弘子出演155本記念公演
『ピロウ・ヴェルヴェッティ』(林勇輔:作演出)
は「演劇」と「愛」を描く密室サスペンス。

ある女優の数奇なものがたりを素敵な生演奏
とオリジナルの歌で綴る1時間15分。
実に贅沢な音楽劇です。一気に弘子が魅せます!!!

@Space早稲田で絶賛稽古中!!
7月21日(金)〜31日(日)@Space早稲田
[流山児祥扱い 予約フォーム]
【まもなく募集人員に達します】
20代〜50代異世代の役者たちが続々と、あっという間に定員に達しそうです。
とにかく、ご応募ご希望の方はお急ぎください。
流山児★事務所「初」の完全オープンのworkshopオーディション。
F・アラバール、宮沢賢治の名作etcを使って
劇団員と一緒に遊び尽くしましょう。

★流山児★事務所2023秋公演★
『瓦礫のオペラ★戦場のピクニックPique-nique en campagne 』
作:フェルナンド・アラバール(思潮社・刊) 
翻訳:若林彰
構成・演出:流山児祥
音楽:諏訪創 美術・衣裳:塩野谷正幸 振付:木内尚 
【出演】龍昇・栗原茂・上田和弘・木暮拓矢・竹本優希・本間隆斗・山川美優・流山児祥
/塩野谷正幸+WSメンバー

【WS開催:参加費:30000円 最終選抜は5〜7人の予定です】
8月26(土)〜9月2(土)8日間のワークショップオーディション
面接・軽い動き・台詞・使用予定戯曲3本を読む。
勉強会・討論、台本解釈・情報共有、身体訓練 
作品創作・台本創り・歌・ムーブメント・キャスティング 
■参加資格:18歳以上〜70歳。心身共に健康な人。舞台経験のある人。全日程に参加できる人。スタッフ作業あり
■稽古時間:WSは平日18時〜22時 金・土・日:13時〜20時 本稽古は13時〜20時(基本)日曜:休み
■提出書類 芸歴書・バストアップ写真
■募集人員:10〜15人 (先着順!) 
最終日に選抜メンバー決定。御了承ください。
■募集期間6月23(金)〜8月23(水)募集人員に達し次第締切。
■出演料・・・経験に応じて相談します。
【ご注意】本企画は必ず、俳優個人の意思でご参加ください。
■申し込み先 流山児★事務所mail@ryuzanji.com 03-5272-1785
【山田勝仁氏の劇評】
シアターRAKU創立26周年記念公演・テラヤマ音楽劇「くるみ割り人形」(作=寺山修司、脚本・演出=流山児祥、振付=北村真実、音楽=高橋牧=時々自動)
(2023年6月21日〜25日@下北沢・駅前劇場)
 寺山修司がサンリオのアニメ映画用に書いたシナリオ草稿を基にした音楽劇。
 E.T.A.ホフマンの短編小説「砂男」(1817年)と童話「くるみ割り人形とねずみの王様」を掛け合わせ、ひとつの物語に作り直したもので、少女の夢と現実を交錯させた不思議な物語。
 眠らない子どもたちの目に砂をかけて眼球をくり抜くという「砂男」。原作ではナタナエル少年が、眼球をくり抜く砂男の正体を、しばしば家を訪れる老弁護士コッペリウスだと思うようになり、恐怖する。
 寺山版では砂男はドロッセルマイヤーおじさん(桐原三枝)に姿を変え、眠りを奪われた少女クララ(原きよ)を人形たちの城に導く。お城では皇帝(二階堂まり)と皇妃(めぐろあや)がある事で悩んでいる。皇女マリー(永田たみ子)が醜いねずみの歯を持つ醜女に姿を変えられたのだ。それは子どもたちを殺されたネズミのマウゼリンクス夫人(村田泉)の呪いによるもの。
 そこでクララはコッペリウス(川本かず子)と共に、マウゼリンクス夫人に戦いを挑む。実はコッぺリウスはクララが大切にするくるみ割り人形の化身なのだ。
 シアターRAKUは元は楽塾という45歳以上に加入限定したシニア劇団。いわばアマチュア劇団。しかし、26年間の実績がある。海外公演も行った。 楽塾からシアターRAKUへのステップアップも当然。 ドロッセルマイヤーと医師、砂男、時計商のおじさんなど4役を演じた桐原を筆頭にめぐろあや、川本かず子ら平均年齢69歳という役者たちは元気いっぱいに舞台を駆け回り、飛び跳ねる。
 まさにシニアの希望。
 中でもクララ役の原きよが実にチャーミング。元アナウンサーとのことだが美魔女系にクララならぬクラクラ。 劇中でクララが謎かけされる「目をつぶると見えて、目をあけると消えるものなあに」の答えは何か。 現実を映すのが眼球だが、眼球に映らないのが「夢」。砂男に奪われた眼球は果たして夢を映すのか。
 ポップで華やかで猥雑な寺山音楽劇。今回は特に軍靴の足音を意識し、「戦争」の主題をクローズアップ。寺山世代の「反戦・厭戦」にアプローチした。役者たちもみな生き生きと躍動。
 寺山さんが求めたものは俳優そのものの「存在」。演技の成熟という「完成」を目指すのではなくあくまでもアマチュアリズムにこだわるシアターRAKUの矜持は寺山修司の演劇論を体現している。
 ほかに、出田君江、杉山智子、高野あっこ、辻 洋子、内藤みつえ、永田たみ子、西川みち子、真木瑠理子、村田泉、米田清美、後藤英樹(客演)、ラビオリ土屋(客演)、流山児祥