「三重ふるさと新聞 」掲載されました。
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シアターRAKU歌舞伎「十二夜」
28日㈯・29日㈰、津市芸濃総合文化センターでシアターRAKU公演『RAKU歌舞伎★十二夜』が上演される。主催=芸濃町を芸濃い町にする会。
同会は、日本で唯一の「げいのう」という町名を生かし、芸能や演劇での町おこしを目標に活動している。
シアターRAKUは、俳優で日本演出者協会理事長の流山児祥さんが主宰する日本を代表するシニア劇団。シェイクスピアや寺山修司の作品を歌舞伎ミュージカルにアレンジし、国内外で公演を行っており、高い評価を受けている。
今作もシェイクスピアの喜劇「十二夜」を流山児さんが翻訳、台本、演出を手掛け、日本を舞台にアレンジ。あらすじは…時は昔、紀の本の国。双子の雪之丞、雪姫が乗った船は難破し、別々に漂着。雪姫は身を守るため男装し、乱丸と名乗り小笠原左大臣に小姓として仕える。左大臣の恋の使いで三条宮家の時姫を訪れると、姫は男装の乱丸に一目惚れ。一方、海賊の鮫蔵に助けられた雪之丞は、時姫に一目惚れといった具合に登場人物が次々と片思いに落ちていく…。
流山児さんは演技をする楽しさを伝えるため、全国各地でワークショップを行っている。今回の公演に向けたワークショップにも芸濃町内在住・在勤の小学生から70代まで11名が参加。流山児さんによる演技指導や演出を受けた参加者たちは、シェイクスピアの言葉をちりばめた10分〜15分ほどの導入劇を毎公演で行う。流山児さんは「芸濃町の凄さは、これまでも色々な劇団を呼んでいるところ。津市は芸濃いまち、文化のまちしてと町おこしをしていくべきだと思う」と語る。
公演は@28日13時〜A28日17時〜B29日13時〜の3回。受付開始は開演の1時間前。客席開場は開演30分前。チケットは全席自由の日時指定。前売大人2000円。当日大人2500円。小中学生500円。
チケット購入や問い合わせは芸濃地区社協☎059・265・4890。芸濃町を芸濃い町にする会
☎090・2722・6825へ。