さて、最後の公演地は湖南省武漢である。
長江のほとりの省都。成都より暑い!メチャクチャ暑い!
インドネシアのジョグじゃかるたの仕込を思い出した。全員汗まみれ!
「中国の釜」と呼ばれる炎暑の都である。
武漢公演の主催は武漢人民芸術劇院、そして彼らの劇場:中南劇場の招聘。
古い、最も由緒溢れる武漢の名門の大劇場、客席は808席。わたしたちの劇場は、もちろん大劇場である。
他に、260席と160の小劇場。150席の人形劇船用劇場の4つの劇場がある。
もちろん、それら小劇場が映画館としても機能し経営されている。
町の中心街にある。宿舎の高級ホテルもモノレールで2駅目。
第五回武漢国際演劇祭のトップ演目が『西遊記』である。
演劇祭は9月から12月まで開催される。
『西遊記』に続くのはスペインの仮面パントマイム劇『アンドレとドリネ』北京隆福劇場公演を終えてやってくる。
で、ブラジルの劇団が『サリナ』を上演と海外の劇団が9月に連続上演する。
2作品共にプロデューサー:袁鴻がエディンバラフリンジで高く評価されたものを招聘したモノ。
また、近年は英国ナショナルシアターライブ上映も行っている。『十二夜』『三人姉妹』
『エンジェルス・イン・アメリカ』英国ナショナルオペラ『魔笛』といった演目も並んでいる。
ほかに、ロシア、カナダの小作品、中国・イギリスの合作と続く。
ロビーを覗くと2007年から20187年までの代表的演目がずらりと掲示されている。
日本でも知られている孟京輝の演出作品が数年前に一気にやられているのには驚いた。
タイニィアリスのフェスに来たころは若くて無名だったが去年シビウノ国z歳演劇祭であった時には中国を代表する演出家(導演)になってたっけ。さすが「なんでもアリ」の男大したものである
日本の作品が一切上演されていないのはさみしい限りである。
『西遊記』公演は8月31日(金)・9月1(土)・2(日)の3ステージです。
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