『腰巻お仙』唐ワールドの「原点芝居」大好評のうちに12月16日(日)まで上演中です。
●ちなみに、わたしは1968年の2月・3月『由比正雪』花園神社公演の時、劇団状況劇場の研究生、20歳でした。春には青山学院大学の学生運動が激化し、青学全共闘副議長を務めていました。唐さんに「芝居をとるか、闘争をとるか?」と問われ闘争を取り研究生をやめました。1969年1月3日『腰巻お仙』西口公園強行上演の時は、8号館バリケード越冬闘争中でした。状況劇場の写真家で俳優でもあったIくんからバリケードに電話があって「防衛隊」として青学全共闘16人が西口公園へ行ったのです。小澤さんのFBの写真にも何人かが映っています。李さんと唐さんが公園条例違反で逮捕後、セットやテントを、麿さん、鷹さんたちみんなで阿佐ヶ谷の稽古場に運んだ鮮烈な記憶があります。その後も、西口の三光町パークという駐車場で『腰巻お仙』は2トントラックの上で上演され、その後、沖縄まで紅テント南下興行を敢行するのだが、この時期に、状況劇場研究生になったのが18歳の悪源太義平です。そして、1970年、私と悪源太、土方巽さんの元で修行していた北村魚たちと共に「演劇団」を設立する。わたしのアングラ演劇人生を決定した大事件が『腰巻お仙』新宿西口公園事件です。
これは、はるか50年昔の話です。
『腰巻お仙』全ステージ前売完売ですが、連日:当日券5枚近く、あります。ぜひ、早稲田までおいでください。
日本劇団協議会主催・新進演劇人育成公演
『腰巻お仙〜振袖火事の巻〜』 作:唐十郎、演出:小林七緒、プロデューサー:流山児祥
12月4(火)〜16(日)@space早稲田で上演中。
12月 9(日)台湾から一時帰国、早稲田で会いましょう。
10(月)中日打ち上げやります。一緒に呑みましょう。
撮影:横田敦史



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