学生相手に台湾演劇を語る。[演劇講座]
一昨日は、久しぶりにT大学芸術学部演劇科学生50人向けの特別講義だった。
前にやった講義は、「60年代・70年代日本アングラ演劇」
インドネシア・タイ・台湾・中国の大学でも同じような講義を何度かやっている。
子供や孫世代の演劇人と語り合うのは楽しい。
今回は「アジア演劇交流の現在」について語る台湾編。
20年に渉って交流を続けている台湾演劇についての90分であった。
2002年『狂人教育』2009年『ハイライフ』から2020年日台共同製作オンライン演劇『道』まで映像を交えて。
孫世代の学生たちに、台湾演劇の持つ社会と熱く繋がる「演劇の自由さ」を愉しく語ろうと想った。
夜市、台湾の歴史、コロナを封じ込めた親日の島国、オードリータン、WHO,、葬式、布袋戯、
そして何よりもオモシロい「台湾映画」について、ETC。
『マクベス』のトップシーンの沖縄の少女のモノローグも読んでもらった。
調子こいて、アングラ爺丸出しでマシンガントークで
一気に台北藝大の客員教授の時の作品『藝大版十二夜』の話に入るという前に10分オーバー。
100分喋りまくっていたのである。なんてこった！のわたしであった。
「とにかく、馬鹿な事、アホな事、イッパイやってください、また会いましょう！」
と、言い残し講義を終えた。
昔、良く呑んだS駅前の居酒屋Kは閉まっていた。
初夏を思わせる2021東京・母の日である。
2021-05-10 14:14 この記事だけ表示
