ヒロシマ61年目の夏である。
12時黙祷、なぜか、子供の頃からの習慣である。
3日違いでナガサキにも、死んだ母がいつも夏になるとナガサキの「きのこ雲」の美しさを語った。
その雲の下で7万人が死んだことを。
ヒロシマは14万人。「戦争」について考える夏。
「非戦」について思い巡らす夏である。
早稲田の稽古場に向かい、楽塾の稽古。
音楽稽古、役者が全て入れ替わったので、音楽も全て変える。
少年王者舘の音楽家でもある珠水さんの曲をメイン音楽にして読み合わせしながらイロイロ試している。
1幕が大体終わったが、もう一度立ち稽古で多分変わってゆくことだろう。
6時半まで稽古。事務所に一寸寄る。
明日から私は札幌行き、楽塾の杉山さんと桐原も参加することになった、涼しい?(といいな。)札幌で楽塾パワーで遊ぼうと思っている。
テキストは松岡和子訳の『夏の夜の夢』さて、どうなる事やら・・・・・。
というわけで今日が最後の「夏休み映画大会」です。
今夜『キング・コング』(は『ピーター・ジャクソン監督 ナオミ・ワッツ主演)ふーん、『ロード・オブ・ザ・リング』の監督じゃん。
映画の面白さを知り尽くしている監督である。
とにかく190分あまり飽きなく一気に見せる。
ガキの頃見たキングコングも面白かったが、これでもか、これでもかのアクションドラマ。
一寸グロテスク、俺は高所恐怖症だから高いところがダメなのでもうみていて手に汗握りっぱなし。ガキみたいじゃん。
エンパイア・ステートビルのシーンを見ているとアメリカ帝国主義に虐殺されるコングの悲劇。
それにしてもメチャクチャなオハナシだな、今見ていると、未開の孤島に行って勝手にそこに棲んでいる大猿連れてきてただ殺すだけの映画じゃん。
まあ、ピーター・ジャクソン君テッテ的に映画屋さんをけなしているが・・・・・。いいんじゃない。
で、『乱歩地獄』(実相寺昭雄監督ほかのオムニバス)
ほんでもって、もう1本『プロミス〜無極〜』(チェン・カイコー監督 チャン・ドンゴン 真田広之出演)サイテーのチェン・カイコー作品、なんでこんな作品に真田くんでたんだろう?と不思議でならない。
3本とも「最新作」、ほんとに映画館行ってないなあ。
多分、札幌で見れるか・・・・・無理だろうな。
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