公演情報

座・高円寺 冬の劇場25
流山児★事務所 公演
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』

作/清水邦夫 
演出/西沢栄治 
芸術監督/流山児祥

2019年
2月1日(金)〜10日(日)
会場:座・高円寺1

1982年初演、清水邦夫のまぼろしの名作が今よみがえる!


 

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流山児★事務所
2018年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
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[嬉しいお知らせB】

快挙です!

流山児★事務所『わたし、と戦争』(瀬戸山美咲:作)が第26回読売演劇大賞優秀演出家賞に続いて第63回岸田國士戯曲賞最終候補作品に!「キャストも当て書きで、まさにみなさんに書かせていただいた作品です」 瀬戸山美咲さん、おめでとう!これからもよろしく。

また、最終候補作には『アトムが来た日』で、詩森ろばさんも選出されています。ほんとうに、おめでとうございます。これからも、流山児★事務所に「素敵な戯曲」を書いて下さいね。










2019-01-23 16:51 この記事だけ表示   |  コメント 0
【嬉しいお知らせです】

演劇雑誌「テアトロ」2019年2月号☆2018演劇総括座談会ベスト5☆
に『満州戦線』(作:パク・クニョン、演出:シライケイタ)
『わたし、と戦争』(作演出:瀬戸山美咲)の2作品が選出されました。

『わたし、と戦争』は「今月のベストスリー」にも選出。
「もし、日本が戦争の最前線に立ち自ら銃で敵を殺さなければならないという事態になったとしたら?
 これ程自分の事として迫ってくる舞台はない。」(林あまり氏)
2019-01-22 12:40 この記事だけ表示   |  コメント 0

敬愛する友:高取英を偲ぶ会が2月15日(金)18時半からザムザ阿佐ヶ谷で開催されます。ぜひ、おいでください。

◎高取英を偲ぶ会のお知らせ◎

月蝕歌劇団代表高取英が2018年11月26日に

虚血性心疾患により永眠いたしました。

生前、応援していただきました皆様にお集まりいただき、

「偲ぶ会」を執り行いたく存じます。

是非、多くの皆様にご臨席賜りたくご案内申し上げます。

日程: 2019年2月15日(金)

開式時間: 18:30〜(受付開始18:00)

式場: ザムザ阿佐谷

住所: 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2−12−21 ラピュタビル地下1階

電話: 03-5327-7640

内容: 献花・献歌唱式

主催  月蝕歌劇団

発起人 J・A・シーザー / 流山児祥 / 吉田光彦 / 鴻英良 / 才谷遼 /外波山文明 / 中森明夫 / 山田勝仁 / 大久保鷹

協力  ザムザ阿佐谷

※誠に勝手ながら、お香典は辞退とさせていただきます。 式場へは平服にてお越しくださいませ。

===供花をご検討されていらっしゃいます方へ

供花(仏花)ではなく、劇場におかれますような彩りのあるお花をお願いいたします。

当日、ザムザ阿佐谷地下1階までお届けくださいませ。

◎お問い合わせ◎

月蝕歌劇団: gessyokukageki@hotmail.com

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2019-01-11 11:48 この記事だけ表示   |  コメント 0

はい、今年も行ってきましたよ、上野公園。
恒例の水族館劇場さすらい姉妹:越冬「寄せ場」興業。
「冒険ぴいたん波まくら漂流記-寄せ場迷宮篇-」
面白かった。いつも、これを観て心が洗われています。

演劇の原点=なぜ、芝居するのか?を、考えさせてくれる素敵な現場です。ありがとう。去年は、急遽舞台に出さしてもらって感動したものです。

いつもは伊藤裕作さん、中山マリさんと一緒なんだが今年は裕作さんがピースボートに乗っていて不在。終演後、いつものように座長の桃山邑さんと4人でアメ横で呑む。美味い赤ホッピーでした。

写真は伊達さんの撮ったものです。


画像に含まれている可能性があるもの:8人、、スマイル、立ってる(複数の人)、木、屋外

2019-01-02 19:12 この記事だけ表示   |  コメント 0

2019年の新春である。快晴の東京。
いつものように、今日は箱根駅伝。
母校青山学院が5連覇に向けて駆け走っている。
ま、正月だけの母校愛である。

お昼すぎは、正月恒例の水族館劇場:さすらい姉妹の正月公演@上野公園である。

で、『第十二夜』に関わったスタッフ・キャスト全員の集合写真が今日アップされた。

美術・照明・衣裳・制作にそれぞれ1・2年生が授業の一環として付き合っている。それにしても、これだけの学生たちが付き合ってくれたのである。感謝。

1月6日〜13日再び台北藝術大学、演出家コース6人の発表公演フェスティバルである。


画像に含まれている可能性があるもの:2人、群衆、夜、屋外
2019-01-02 19:10 この記事だけ表示   |  コメント 0

謹賀新年2019「旅する劇場」シリーズに今年夏、唐十郎の名作『由比正雪』が加わります。

で、わたくし「としおとこ」です。

一寸、ゆっくりめで猪突猛進します。

よろしくお願いします。


画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、立ってる(複数の人)、テキスト
2019-01-01 09:41 この記事だけ表示   |  コメント 0

2018年は、毎月のように「新作」を創る年となった。しりあがり寿、林孟寰、パク・クニョン、瀬戸山美咲、といった劇作家の「新作」との出会い。唐十郎、清水邦夫といったアングラの「名作」との出会い・・そして様々な「人々との出会い」に感謝の2018年でした。

わたし自身は5月以降、12月までほぼ8か月近く、台湾生活という1年でもあった。そんな「1年」を振り返ってみました。流山児★事務所は九本の作品を創り上げました。

☆流山児★事務所第一弾2018年1月・2月は、しりあがり寿:「新作」書下ろし、時代劇ミュージカル『オケハザマ』(演出:流山児祥)@下北沢ザ・スズナリで始まりました。敗者の今川義元の視点から捉えた「桶狭間の戦い」劇団員総出演で歌って踊って殺陣をする!まさに、流山児ワールド全開の痛快娯楽大作!になりました。歌う義元には「こんにゃく座」の井村タカオ、寿桂尼には「西瓜糖」の山像かおり「風煉ダンス」の林周一という劇的才能との「出会い」は愉しいものになりました。


☆第二弾は、恒例の5月ゴールデンウィーク:中高年劇団シアターRAKU(楽塾から名称変更)はシェイクスピアの名作『十二夜』(作:シェイクスピア、演出:流山児祥)@Space早稲田→三重県津市芸濃町→台湾高雄春天藝術祭招聘公演と「旅するRAKU」の活動を各地で大ヒット上演しました。また2019年5月『女の平和〜不思議な国のエロス』@本多劇場⇒台湾新営芸術祭招聘公演も決定しました。3回目の台湾公演です。各地の皆さんとのワークショップ発表とジョイント公演を展開しています。

☆第三弾は5月下旬、2年ぶりの「ピースリーディング「すべての国が戦法を放棄する日」(作:石原燃)を上演。多くの皆さんが参加してくれました。木暮拓矢の初演出作品。主演:橋口佳奈でした。@Space早稲田


☆第四弾は6月、流山児★事務所と台湾OURシアターとのコラボレーション3年目企画は台湾文学の経典と呼ばれている王禎和の原作『嫁妝一牛車』を脚色/林孟寰・盧志杰 演出/流山児祥 音楽/諏訪創 振付/林素連 の日台共同製作『嫁妝一牛車』6/22〜6/24、6/29、7/1 @台湾嘉義懸演藝術センターで大ヒット上演、2018年の「台湾演劇の代表作」となり、台新芸術賞2018ノミネート、2019年夏、@台中国立歌劇院中劇場、台北@水源劇場での再演決定!甲津拓平、山下直哉も出演しました。

☆第五弾は7月、韓国名作戯曲シリーズ『満州戦線』(作:パク・クニョン 演出:シライケイタ(温泉ドラゴン)
@下北沢ザ・スズナリ 清水直子、伊藤弘子、洪明花/カゴシマジロー、いわいのふ健、木暮拓矢 6人の競演。パク・クニョン氏上演しまし上演しましから日本演劇人に対する「熱い刺激的なメッセージ」は忘れられない。

第六弾は、8月・9月、旅する劇場=『西遊記』(作・演出:天野天街(少年王者舘))真夏の8月中国大陸往く!北京⇒成都⇒武漢、10年ぶりの中國公演は各地で予想を超えた大ヒットとなりました。『狂人教育』『盟三五大切』『ハイライフ』『静かなうた』といった作品を上演している流山児★事務所の名前は10年ぶりでも「健在」の大ヒットでした。

☆第七弾は10月、注目の劇作家:瀬戸山美咲の新作書下ろし・演出『わたし、と戦争』@下北沢ザ・スズナリ 林田麻里、円城寺あやが流山児★事務所初参加。16年ぶりに小林あやも復帰。現実に起こりうる「戦争の《現実》」を描き様々な反響が起こる問題作となる。

☆第八弾は11月、恒例の流山児祥の「大人のためのワークショップ」公演@Space早稲田 全国から集まったみなさんと濃密な1週間で作品を創り上げ上演しました。2ステージとも超満員でした。

☆そして2018年の掉尾を飾った第九弾は12月、公益社団法人日本劇団協議会主催『腰巻お仙−振袖火事の巻−』(作:唐十郎、演出:小林七緒)@Space早稲田 小林七緒:演出による唐十郎初期名作上演シリーズの第一弾、伝説の名作上演という事で初日前に、全15ステージ前売完売!の快挙となりました。また、山丸りなという素敵な主演女優が誕生しました。2019年には第二弾『少女都市からの呼び声』を上演します。流山児★事務所は寺山修司、佐藤信につづいて現代演劇の財産:唐十郎作品に積極的に挑戦していきます。ご期待下さい。

★また、わたしは2018年8月1日〜2019年1月31日まで国立台北藝術大学特任教授に就任。新作ミュージカル『第十二夜』(作:シェイクスピア 演出:流山児祥)を12月20日〜28日まで藝大戯劇廰で世界初演、全9ステージ全席完売、劇場内外を巻き込む異色作は観客2700人を超える史上最大のヒット作となり、「学生演劇」を越えて2018年台湾演劇界の話題を呼ぶ。演出家コース6人の連続公演も「初の試み」となる。
初めての学生達と経験した協働作業は愉しいモノであった。

☆そして流山児★事務所の2019年は、2月1(金)〜10(日)
「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」(作:清水邦夫、演出:西沢栄治)@座・高円寺1から始まります。わたしも8か月の台湾生活を終えて1月中旬、東京に帰ります。どうぞ、よろしくお願いします!

皆さんにとって2019年がいい年でありますように。

2018-12-31 13:40 この記事だけ表示   |  コメント 0

これも日本演出者協会の「恒例」の記念写真のひとつです。
西沢栄治くんが端っこでほとんどきれているのでこれをアップしておきます。

昨日は深夜2時迄、台北藝大版『第十二夜』の打ち上げ。で、最後の挨拶をして抜け出し、2時間仮眠。早朝、台北松山空港へ。お昼すぎに東京羽田着。

夕方、西新宿で理事会。夜は浪曼房で「恒例」の大忘年会。
最長老の94歳瓜生正実さん、87歳歳中村哮夫さんの元気な姿に参加者全員が感激。3世代同居の演出者協会、90人近い参加者で今年も盛大に。娘の麻央も去年に続いてきてくれた。
若手演出家コンクール2018優秀賞4人の授賞式がメインエベント、全員の記念写真。協会は確実に世代交代がススンでいる。大西、七緒、祐子、ケイタ、西沢、日澤の6人の常務理事たちは本当に良く働いている。感謝。

8か月も台湾にいる理事長でほんとにごめんなさいね。

その後、娘と高取英が良く行っていた店へ行くことにした。まず「BURA」へ。すると「映画芸術」忘年会開催中。足立監督や小林三四郎、荒井さんも元気そう。でゴールデン街の「汀」、最後は「クラクラ」山田さんやシゲさんがいて呑んでいたら、月船さららご一行様がやってきて、また、少しの呑む。それにしても、ビール、ウイスキー、日本酒、ワイン、焼酎めちゃくちゃ呑んでいた。でも日本の酒は美味い。

タクシーで帰宅、そのままキューバタンでお昼すぎに起床。今日はこれから2月公演『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』の稽古場へ。
ま、夜は今年の納めの呑み会。2018年もかくして暮れてゆく。


画像に含まれている可能性があるもの:27人、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内
2018-12-30 15:29 この記事だけ表示   |  コメント 0

ということで若手演出家コンクール2018優秀賞4人が決定しました。おめでとうございます

12月29日(土)夜、@新宿浪曼房での表彰式でお会いしましょう。審査員の皆さんお疲れ様でした。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、座ってる、テーブル、室内

先般、若手演出家コンクール2018の2次審査会が開かれ、今年も審査員たちによる長時間に及ぶ熱い議論の末、下記の様に決定致しました!!

いよいよ2019年2月末からの下北沢最終決戦へと進んでゆきます!!!
お楽しみに!!!

↓↓↓
若手演出家コンクール2018 第2次審査 審査会報告
最終審査に選出された演出家は以下の4名です。

【優秀賞 受賞者】

一宮周平 (東京都)
うえもとしほ (東京都)
國吉咲貴 (埼玉県)
八代将弥a.k.a.SABO (愛知県)


【次 点】
 1.大河原準介(宮城県)
 2.山口将太朗(東京都)


↓↓↓
若手演出家コンクール2018 第2次審査 審査会報告

2018年12月4日火曜日午前11時より東京都新宿区の芸能花伝舎内にある日本演出者協会・事務局にて若手演出家コンクール2018の2次審査会が開かれた。

72名の応募者の中から審査対象となったのは15名。9月から11月末日までの期間、公演もしくは公演に準ずる通し稽古を、審査員3名以上が実際に観ての審査となった。

全審査員から5段階評価の採点と審査内容詳細が事前に送られての審査となった。議事進行は実行委員長の大西一郎が務め、採点進行は部長の西沢栄治が行なった。

15名の中から4名を選出して優秀賞とし、2019年2月26日(火)〜3月3日(日)に下北沢で開催される最終審査会へと駒を進める。

冒頭からエントリーされた各演出家について5点満点での評点を集計。合計点を審査員数で割り、採点表が作成され、その後、議論が始まった。各審査員は審査コメント及び採点について述べながら議論が進行した。
エントリーされた全ての演出家の作品について審査員の意見が述べられた。欠席審査員からは審査内容詳細についての文章が提出されており、その点も審査上で議論された。ほぼ点差のない激戦で、白熱した議論の末、優秀賞4名、次点2名が決定した。

皆様の作品を審査させていただいたのは、以下の審査員です。

貝山武久(メイプルリーフ・シアター)
加藤ちか(舞台美術家)
鹿目由紀(劇団あおきりみかん)
木村繁(オブジェクトパフォーマンスシアター)
小林七緒(流山児★事務所)
佐野バビ市(東京ミルクホール)
スズキ拓朗(CHAiroiPLIN)
高橋純
土橋淳志(A級Missing Link)
弦巻啓太(弦巻楽団)
外波山文明(椿組)
はせひろいち(劇団ジャブジャブサーキット)
日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
平塚直隆(オイスターズ)
広田淳一(アマヤドリ)
松本修(MODE)
和田喜夫(演劇企画集団楽天団)

2018-12-10 15:21 この記事だけ表示   |  コメント 0

高取英死去??の報が伝えられたのは27日の午前中だった。

28日のお昼過ぎに「劇団の公式発表は29日午後6時、葬儀は家族葬で行う」との連絡が入る。「ホントだったんですね、家族葬ですか、30日に帰ろうと思ったのですが、今度じっくり会いに行きます。」「最後は、家族と一緒に過ごすのが一番ですね」とメールした。

29日午後4時過ぎ、月蝕歌劇団の劇団員から「今、ちょうど高取さんはニコチンとかタールとかを撒き散らしながらお空に行かれたと思います」と、連絡が入る。わたしも台北の空に向けてニコチンとタールを撒き散らした。涙が止まらなかった。なんで!高取、死ぬんだよ、この馬鹿野郎!

29日午後6時「26日、高取英氏、虚血性心疾患のため世田谷区の自宅で亡くなった。」とニュースが伝えた。

「月蝕歌劇団代表 高取英が平成30年11月26日正午に永眠致しました。 葬儀は本人の希望により親近者のみにて相営まれました。 ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。」 月蝕歌劇団
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高取英と会ったのは、1978年だったと思う。寺山修司の個人スタッフで漫画エロジェニカの若き編集長だった。私より4歳年下。大坂市大新聞会で編集もやっていたし、白夜劇場という劇団を主宰し、寺山さんのスタッフなのになぜか唐十郎の芝居が好きだという、一度会って、すぐ友人になった。

当時、高取は、寺山さんが住んでいた三田の人力飛行機舎に居候していた。ま、書生さんみたいなものだろう。当時の天井桟敷のメンバーは寺山節で喋るので、高取の事を「大阪弁を喋る寺山修司」だなと想った。頭脳明晰、博学で、詩人で、ギャンブラーで、喧嘩好き、でもって大の少女と歴史好き、会うなり、矢切止夫史観と本間千代子についていきなり喋り出したのには驚かされた。そうこうするうちに弟というより、敬愛する私の師とよぶべき存在になり、その後40年間、文字通り、長―い友となった。

1978年当時、ピンク映画や演劇人のたまり場であった新宿の「小茶」で、高取の編集する三流劇画誌「エロジェニカ」の連載を引き受ける話の時、芝居の話やらで盛り上がり、同席していた高取の先輩と、近くの金王神社で「決闘」という名の喧嘩をやった、立会人は高取であった。

その後、80年代三流劇画論争で下北沢の路上での某I氏との「決闘」も高取は立会人であった。鈴木忠志氏らの演劇人会議設立会議での私の喧嘩上等の出入りの時も高取は立会人であった。他にもいろんな喧嘩の現場でかれは、立会人で、私の最後の引き際を考えてくれた最大の友人である。

居候していた三田の人力飛行機舎や渋谷の清風荘にも一緒に行った。1979年「演劇団」解散公演『カルメンU』(山ア哲:作)を高田馬場群六舎スタジオで上演した時、高取が寺山さんを呼んでくれて、「演劇団解散の音頭」を寺山さんが取ってくれた。

1980年天井桟敷がニューヨークで『奴婢訓』を上演することになったのでそれに合わせて共通の友人であった映画監督の高橋伴明と3人でアメリカツアーとしゃれ込んだ。ロス、サンフランシスコ、ニューヨークの1か月の旅は楽しかった。この時、高取は東京での劇作家デビュー作『月蝕歌劇団』を書くために昼はホテルにこもっていたが、夜になると良からぬところへ?必ず出かけていた。そのタフぶりに驚かされたのも事実である。

1980年東京での劇作家デビュー『月蝕歌劇団』は舟木一夫の自殺未遂事件を題材にした高取ワールドの出発点であった。その後、『天狼騎士団』『帝国月光写真館』『冥王星の使者』『黄金箱』といった作品をわたしと高取英は協働で生み出した。

1980年〜90年代、わたしは北村想、高取英、そして寺山修司の伴走者:岸田理生らと共に駆け抜けたのである。2005年私の代表作『夢の肉弾三勇士』の上演台本を書いてくれて天野天街(少年王者舘)というもう一方の天才と引き合わせられたのが私の僥倖でもある。高取、北村想、アマノの「3人の天才」と山ア哲は私のかけがえのない友である。この4人はわたしと違ってニンゲンのスケールが半端ないヤツラである。

わたしの唯一の映画作品『血風ロック』(1985年)のシナリオは、わたしが勝手に高取が住んでいた下北沢のアパートに正月の3日間、映画監督の石井聡互氏を加えて3人で、あーでもない、こーでもないと呑みながら、喧々諤々しながら「原案」を書き上げ、本当に、ご家族にはご迷惑をかけたものである。結局、「原案」しかできなかったので、敬愛するシナリオライターの内田栄一さんに高取と一緒にお願いすることになった。

前後するが、1983年5月『新・邪宗門』という「遺作」を「演劇団」に残して寺山さんは彼岸へと逝った。この作品も寺山さんが三田で倒れて阿佐ヶ谷の河北病院に入院した後、岸田理生さんと高取に助けられて、なんとか本多劇場で上演することができた。

1986年、高取英は自ら劇団主宰者となり月蝕歌劇団を旗揚げした、その後32年間、弛むことなく独自の劇世界を構築し疾走を続けてきた。

月蝕がスロベニア国際演劇祭に行くというので2013年『トリスタンとイゾルデ(Tristan und Isolde)』で、33年ぶりに一緒に旅をした。スロベニアのエヴァルド・フリザール:作だというのに換骨脱胎、ソフトSMの倒錯あちゃらか劇の体裁、私は植木等の歌を歌いチャンバラをやった。ホントにふざけ三昧の漢(おとこ)である。飛行機の時間を午前と午後を間違えて、パリ行きが大変なことになったが、今思えば愉しい思い出である。「一寸、イタリアへ行ってきまーす」と、月蝕の女子たちとタクシーで出かけてゆく大らかさ。

ちなみに、月蝕の本番中、高取はいつもビデオカメラを回しながら懐中電灯でピンフォーローをやる。内田栄一さんもよくやっていたがあれは彼の「芝居への愛」だとわたしは想っている。で、その日に撮ったビデオを即、予約販売するところが大阪商人である。

月蝕歌劇団は一ノ瀬めぐみや倉敷あみといったヒロインを輩出し、現在は、高取の長女である白永歩美が11代目ヒロインである。

『聖ミカエラ学園漂流記』にはじまるセーラー服の少女たちの叛乱革命劇は高取が名付けた「暗黒の宝塚」がぴったりであった。驚くべきは30年間「サブカルの大御所」でありながら、一貫してアングラ劇団を身銭を切ってやり続けたその持続力と精神力である。海外公演以外、一切の助成金もなしに年間4〜5本コンスタントに小劇場で公演を打ち続けるその体力は凄い。「大阪のタコ焼き屋商売」と、うそぶき、軽やかに高取史劇を上演し続けた。

『ドグラマグラ』『花と蛇』『家畜人ヤプー』『愛と誠』『標的者』『ねじ式・紅い花』といった漫画も思想も幻想文学もSMも彼にかかると見事な歴史エンターテインメントとなる。この悪食の強靭さはどこから来たのだろう。

それに高取はいい先生だった。教え子たちをみていると彼の優しさがわかる。そして、先生の感覚で最後まで劇団員をみていた。多くの若い才能を生み出した。教え子たちがこれからも高取の意思を引き継いでくれると確信している。

それにしても早すぎる。演劇界のみならず、わたしが最も信頼する友であり師である高取英が、突然、風のようにアッチへ逝ってしまった。これこそ、理不尽の魔である。

最近は、帽子に凝っていた、でも、これが似合うから性質が悪い。会うたびに、わたしが、太りすぎだからとにかく「歩け!」といっても聞かない。心臓に悪いからタバコはやめろといってもやめなかった。ま、わたしもそうだが。心臓の手術のあとステント2本入れたから大丈夫と豪語していたっけ。

大昔、高取と寺山さんと3人で渋谷の街を歩いたことがある、寺山さんが一番早かった。喫茶店でわたしは珈琲を注文したらフルーツパフェを二人が注文した。寺山さんはかつ丼が好きだったが、高取はそれ以上にかつ丼が好きだった。

2013年『トリスタンとイゾルデ(Tristan und Isolde)』の稽古の時、生まれて初めて、高取に「演出」された。役者達は稽古しているのに高取は菓子パンを食って下を向いて何かしている。ダメ出しなんかまるでしない。何書いているのかな?と思ったら、予想通り「オバQ」の絵を書いていた。奴はよく台本とか原稿とか色んな所にオバQを書いた。本当に憎めないかわいいやつなのである。高取は台北でも講演をやってるので今日、君の事話したら「知ってますよ、面白い人ですよね」と言ってたぞ。日本に帰って高取がいない!という現実を「想像するだけで」俺は淋しい。

一気に、随分と長くとりとめのないことを書いてしまった。台北もめっきり夜は寒くなったよ。じゃあな、またどこかで、Q太郎の絵、書いてくれよ!

で、君は「謎の怪人20面相」を、一生演じ続けていたのですね、かっこいい!!

画像に含まれている可能性があるもの:Show  Ryuzanjiさん、高取 英さん、、スマイル、座ってる(複数の人)
画像に含まれている可能性があるもの:Show  Ryuzanjiさん、高取 英さん、、スマイル、座ってる(複数の人)
画像に含まれている可能性があるもの:7人、、佐倉 萌さん、高取 英さん、Show  Ryuzanjiさんなど、、スマイル、立ってる(複数の人)
画像に含まれている可能性があるもの:2人、Show  Ryuzanjiさんを含む、室内
画像に含まれている可能性があるもの:2人、高取 英さんを含む、座ってる(複数の人)、サングラス

2018-11-30 00:48 この記事だけ表示   |  コメント 0