今年度の事業計画。各地の演劇大学、国際交流セミナー。出版。とりわけ中津川演劇campで演出家大会に近い形でとにかく日本中の演出家が「これからの日本の演劇」についてざっくばらんに話し合う機会を今年こそ持とうぜ!とイロイロ話す。劇場法の上程がうわさされている昨今、これからの演劇状況を真摯に緊急に話し合える態勢を整えねばならない。日本のみならずアジアの演劇人たちとも話し合う機会も同時にやろうぜ・・・・と企画を練っている。韓国、台湾、北京、上海、オーストラリア。馬篭に100人の演出家が集まってとにかく朝までだらだらしゃべる。これでいい。
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んなことを決めて新宿まで。
花見を兼ねて新宿御苑から抜け弁天、戸山公園、神田川沿いの桜を・・・・・。
で、馬場の公園で銀河高原ビール。
『田園に死す』『花札伝綺』の英語の粗訳に目を通す。勿論ほとんどわからないがこれも楽しい仕事である。エジンバラ・ニューヨーク・ビクトリア・バンクーバーとこの夏1か月半行くことになっている。少しは英語もしゃべれないとである。昔は日常語ぐらいはすこしは喋れた?のだが、この10年余り全く使ってないので・・・ま、ドラマでもみることにするか?である。海外公演という事で、今回、劇団員は一応英語の勉強にいそしんでいるようである。これはいいことである。とにかく使う事。これのみ。
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仙台のギュウさんと理事会で会って『ハイライフ』のチラシをもらう。東京・仙台・名古屋・神戸とツアーするSENDAI座の『ハイライフ』。名古屋は七ツ寺共同スタジオ、東京はSpace早稲田。いいね!
それにしても、久しぶりのTOKYO散歩3時間余り。
さすがに疲れ果てる。
東洋大学の連覇なる。復路は駒沢、駒沢の復活で来年が面白くなってきた。かくして、戦国といわれていた今年も何てこと無い、山を征した柏原君の力で東洋連覇で終わる。母校青山学院は41年ぶりのシード権獲得!の8位、最後は昨日に続いて10分間も走ってしまった。
でもって、いつものように正月恒例のトーキョー散歩としゃれ込む。
不忍通りをてくてく、護国寺を散策しそのまま千石、でもって動阪下、昔ここに映画館があったっけと探す、でどんどん下がって谷中銀座、それにしても同世代のウーキング・オヤジがいっぱいいるな・・で、外国のヒトでイッパイってかんじの街に。上野の前の日暮里。駅前の馬賊ラーメン屋でタン麺と餃子と紹興酒。麺を打っているオヤジがカッコいい。今度はチャーシューで紹興酒といくか!!
で、山手線に乗って池袋へ。
これまた、恒例のロサ会館で映画。ここはいつもすいていて、ゆったり映画が観れる。タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の「イングロリアス バスターズ」。タランティーノらしい実に馬鹿馬鹿しい娯楽活劇、トップシーンの音楽でもうはまる。なんたって「アラモ」のテーマ=グリーンス・リーブスである。「ユダヤハンター」を演じるクリストフ・ブルツが実に楽しそうにランダ少佐を演じている。白人の頭の皮をはぐインディアンの血を引くナチを狩り=バスターズのボス・・・ねえ。それで・・・これか。映画の面白さ、楽しさ、映画でしか出来ない実にくだらなさ満載の久しぶりのタランティーノアクション映画、まあこれで1800円はいいんじゃない。2時間半たっぷり楽しみましたよ。
で、寒いというのにいつものように山手線沿いを学習院を横目に観て一気に馬場まで歩いて帰宅。2日続けてよく歩いた。よく呑んだ、よく喰った。
で、「龍馬伝」(なんで)。ふーん、それにしても、香川くんしか日本には役者はいないの?って感じの昨今。ほとんど、テレビドラマは見ないのだがいつもこの人が出ている。この映像的歌舞伎役者は面白い。父親の血?福山くんはかっこいいいなあ、でももう観ないだろうな。とりあえず、1回ぐらい観るがまあドラマ観たいと思わないからな。
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曇り空の4日。お昼近くにはお日様も。
さて仕事始めである!
今日から「標的家族」立ち稽古。
私は6日からリーディング「和泉屋染物店」の稽古2日目。今年は「役者」やります。空いているときはどんな「役」でもやりますので是非、みなさん使ってください。よろしく!!これマジです。
で
Dynamiteを観て石井のふがいなさ(というより)吉田のプロの凄みに酒が旨い大晦日。永ちゃんが紅白に出たらしいが、そんなのどうでもいい。それにしても魔裟斗は最後までかっこよかったな。それはねえだろ!のサワーとのファイナルファイトであった。
いつものように近くの神社でお参り。カウントダウンでフーセン飛ばしているよ!!で、お神酒買ってきて「一陽来復」。
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元旦は、ここ5年こっている日帰りの格安バスツアー。
今年は犬吠崎温泉に浸かって太平洋を見る、でもって成田山新勝寺初詣ツアーってヤツ。黒潮の湯という露天風呂にゆっくり。成田山はすごい人出であった。私はおまいりもせず蕎麦で日本酒。
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で、2日は朝8時からこれまた40年近く恒例にしている第86回箱根大学駅伝TV観戦。私はなぜか、この箱根駅伝だけは絶対に見る事にしている。なんでかな?今年は母校の青山学院も出てる。予想通りというか、予想を超えた東洋大の「柏原の激走」であった。最終5区で連覇を狙う東洋大の「新・山の神」柏原が6人抜きの激走で大逆転。5時間32分02秒でゴールし、2年連続で往路優勝を果たした。柏原は驚異の追い上げで中継所でのトップ明大との4分26秒差を逆転し、前大会で自身がマークした区間新記録も1時間17分08秒で更新した。この男、ほんと只者でない!!
明日も朝8時起き。
ヘロヘロになってゴールを目指す学生の必死の走りを見ていて涙ぐみ、おまけにラスト10分なんかオレも一緒に走っている振りしたりして・・・・。走る芝居を久しぶりにやりたいと今日思った。
で、池袋までウオーキング。
目白庭園から舞台芸術学院を経て野田芸術監督のポスターが貼ってある芸術劇場、ふーん、「農業少女」「凡骨タウン」ねえ?・・・・でもってサンシャインの辺りを回って、ほんとダラダラ・・・・いろんなところをまわって3時間近く。汗がじんわり。
夕方帰宅。
それにしても呑んで喰って「明治の戯曲」をなぜかめくっている今年のお正月である。インスタントうどんくおうとふためくったら「大吉」こいつは春から縁起がいい。
で、テレビで染五郎&福助の「与話情浮名横櫛」を観る。ほんとに歌舞伎はオヤジより格段上だな染五郎は。
まず客席の大幅変更。従来の客席より勾配をつけてより見やすくオマケに全部椅子席にするので1日がかりの作業となる。MISHIMAプロジェクトのメンバーがほぼ全員手伝いに来ている。イワヲの舞台美術、例年のことだが今年も早稲田の空間をあっと驚くように変容させる?
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ワタシは3日続けてのトーキョー散歩としゃれ込む。夜7時から両国のシアター・Χの塩野谷正幸出演の『犬婿入り』(多和田葉子:原作 渡邊和子:構成・演出)を見る予定なのでいっそのこと両国まで歩いてみるか・・・・である。
早稲田から早稲田通りをまっすぐ九段下まで、靖国神社、武道館の前から靖国通り、古本屋の立ち並ぶ神保町、神田、秋葉原、でもって浅草
橋、1時間半で両国橋へと辿り着いた。
両国駅前の餃子会館で餃子と磐梯ラーメン、劇場の横のデニーズで珈琲。
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『犬婿入り』を見る。1時間半、芥川賞作品の劇化、小説を演劇化する試み。テキストそれも噂話やら無駄話やら夢物語のコトバ、役者のカラダを通して何が出てくるか、刺激的な試みで志は高い塩野谷正幸のセンスは相変わらずイイ。ガジラのWさんに万歩計を見せる。
初日乾杯でビールをご馳走になる。ほろ酔いで帰りも秋葉原まで歩き地下鉄で帰宅。想のいってたDVD『歌謡曲だよ人生は』を見て寝る。オムニバス映画、笑える選曲、こりゃマニア向け?カラオケビデオに「なぜか妻夫木やら高橋恵子さんが出ている」って映画。いつの間にやら3時である。
今日も万歩計は17123歩をさしていた。
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今日も美術作業。
明日から楽塾の夜稽古が始まるのだが・・・。
トーキョー散歩としゃれ込む、目指すは豊島園。新目白通りから目白通り経由。道端にはチューリップ。

で練馬区役所のところを曲がり豊島園まできっちり歩いて1時間半。温泉と言うかスパがあったので入ろうかと思うがやめてシネコンで映画「モンゴル」を見たかったがすでに始まっていたのでジョージ・クルー二ーの「フィクサー」(トニー・ギルロイ監督・脚本)を見る。
これが期待はしていなかったがそこそこ観れる映画。まあダメニンゲンの揉み消し屋のクルーニーが最後にはちゃんと強い正義の心を持って闘う弁護士となる典型的な「アメリカ映画」なんだが、・・・役者がいい。中年の男女のモノガタリをきちんと演じてらっしゃるティルダ・スウィントンのアカデミー助演女優賞というのもうなずける。
で、映画館を出て今度は一路、環7から野方まで歩く。帰りは西武線で帰ろうというわけである。
野方食堂で野菜炒めとさば味噌定食でビール、焼酎水割り1杯。
今日の万歩計は17234歩!!。
本屋で雑誌3冊、9時前に帰宅。ニュースをチョコット見て今夜のDVD名作白黒映画は大島渚1967年の『無理心中日本の夏』これは面白い、何だこれ?というかなりゴーインに「アメリカの暑い夏」に合わせた無差別テロのモノガタリ。まあベトナム反戦運動の始まりを予感させる映画でもある。殿山泰司の圧倒さと福田善之さんと観世榮夫さんのカッコよさ2人とも多分30代後半?それにしても新宿のフーテン=ねじ子って何よ。オレもこの頃新宿のフーテンだったっけ?それにしても大島の映像はいつ見ても変だ。林光の音楽。
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さて、今日から楽塾追い込み稽古。夜稽古の始まりである。楽塾の人は全員働いているので2週間前からしか連日稽古が出来ない。これからが勝負である。去年の10月から6ヶ月掛けて作ってきたものが完成する。美術作業で2日とられるので実質あと本番まで11日頑張ろう。
バンチは本日お休み、風邪が流行っているのでなんとかこのヤスミのうちに治して欲しいものである。
原稿書きをちょっと休んで下北沢へ。OFF OFFシアターでそれいけ、まっつあんプロデュース公演『秋の蛍』(作:鄭義信 演出:北村魚)のマチネを見る。阪本篤が主演している。台本は真面目に書かれたウイシンワールド。ふーん、NHKのスタジオ演劇でもって文学座用に書かれた本か?アツシはがんばっていた、こういう芝居は劇団ではやらないからいい経験である。次回作品の『血は立ったまま眠っている』が楽しみになってきた。阿川竜一、里美和彦、阪本篤,
木暮拓矢、冨澤力、柏倉太郎と男優たちが「着実に育って」きている、いいことだ。何処の劇団に客演しても恥ずかしくない、ちゃんとみんなストレート・プレイできまっせ?本当。
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下北沢から中野通りを抜けて中野まで散歩することにする。一時間近く、途中の金魚屋で金魚を眺める。鍋横で名前を失念したが女優さんに挨拶される、ゴメンナサイ。
中野光座の下の焼き鳥屋でやきとんとやきとり、キャベツ、煮込みで生ビール1杯といも焼酎3杯。
で、蕎麦やにはいる、ここの蕎麦屋がいい。客は年配のおじいさん、おばあさんばかり、皆さん知り合いらしい。そばを練ってちゃんと切って作ってくれる、皆さん日本酒を飲んでいる。私も熱燗、辛口でもって天ぷらそば。美味い、新そばである。
いい気分で帰宅。
テレビでは小沢一郎の大連立構想、民主党拒否で辞任騒ぎであれやこれやの大騒ぎ。TVタックル、報道ステーションとちらちら見ながらこの国の政治のテイタラクに美味い酒の気持ちよさが吹っ飛ぶ。
いったい小沢はナニ考えているんだ!馬鹿じゃねえの?
ああ、気分悪いとテレビを消して原稿書き、深夜3時過ぎまでなんとか書き上げる。
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朝10時前にOさんの電話で起床。テレビのドキュメンタリーの話。
11時過ぎから原稿の直し推敲。1時前に何とか5枚書き上げメール。なんとか締め切りに間に合った。
さて、バンチの稽古である。今日は久しぶりの曇り空。あと1ヶ月ちょっと、7日には実寸の仮セットを稽古場に組む予定。いよいよ本格的な立ち稽古の開始である。
朝、駅前のマックで朝マック。
お彼岸の最終日。東西線に乗って西船橋。武蔵野線に乗り換えて東松戸の霊園へ。駅前の花屋で花と線香。いつもだったらたつまの車で行くのだが、今日は一人。歩いて30分余り、汗だくになって霊園へ。墓に行くと兄か姉が来たらしくまだ新しい花・・・・私の買った花と一緒に・・・・。草むしりはお盆の時やったので・・・30分余りボーっと墓の前でタバコをくゆらす。母も父もセブンスターだったっけ?お茶とタバコを置いて帰路。霊園の横に電車の線路?沿って帰ったら駅まで10分もかからなかった。9月30日は1970年に57歳で死んだ父の命日。たつまに電話。30日はこれないのでそのあたりに墓参りすること!と。春と秋のお彼岸、お盆、命日の4回の父母との対話。
そのまま西新宿へ。「なか卯」でミニ牛丼とうどん定食。芸能花伝舎でやっている孫振策氏のワークショップ見学。マダン・ノリの基本的動きのワークショップ。森井さんや篠本くんら。参加者は20人余り。通訳は馬さん。韓国のトップ演出家が助手もつけずに自ら教えるという実に贅沢な現場。劇団からはカナミ、ナオミ、クマの3人が参加している。孫さんは同年齢、60歳にはきつい!と笑顔で握手。
休憩時間にカナミからシアター・イワトで「福原一臣さんを送る会」を6時までやっているとのメールが劇団からはいっているとのこと。
私だけが勝手に「夜」だと思っていたのである。時計を見ると4時過ぎ、急いで大江戸線で牛込神楽坂へ向かう。
福原さんを送る会、いろんな人が集まっている。黒テントの創立メンバー。さまざまなことがこの35年間の間に起こった。そしてトートツに福原さんは彼岸へ逝った。本当にお疲れ様でした。坂口君ら黒テントの若手たちとじっくり喋る。ゲンさんとも・・・・。来年は坂口、山元の二人の黒テントの劇作家の「新作書き下ろし」上演を予定している。ほんとに福原さんと『鉄砲玉2』がやりたかった!
みんな「年をとった」という実感・・・。年取るとみなさん頑固になる。で、意固地に孤立したがる。じじいは持っているものをただ「捨てればいい」が私の持論。どんどん「捨てていけばいい」のだ。名誉も名声も、俺には「何もない」からどうでもいいけど。
「やれることを確実にやるだけ」である!。いわゆる「演劇業界」から遠く離れて「のたれ死にへの幻視行」をへらへらと征くだけである。それにしても最近はおとなしくなった、昔だったらぶん殴っているだろうなあ!とつくづく最近思う。怖いものなんか何もないのに・・・多分、こいつを今殴っても結局「分かり合えない」というむなしさが先にたつのである・・・・。
「けんか」できるということは有る意味「健康」なのだ。カラダがきっちり「ソイツ」に向かっているんだから。
いまや権威や権力でしかないアングラ・アカデミズムや小劇場痴性に取り付かれたヤツラが「大学」やら「公共劇場」という本来ならば市民のもっとも「自由なるモノを創出する場所」を実質的に「管理」=運営しているこのサイテーの国のサイテーのエンゲキの現在!
ゴミばかりのエンゲキ「世渡り人」ばかりである。私は由緒正しいヤクザなエンゲキ渡世人である。一宿一飯の寺廻りの準備を進めよう。多くの皆さんのご協力のほどを。
と、久しぶりにカッカしているテメエの酔いを醒まそうと思って歩く。
さあ、『オールドバンチ』の稽古に向けて体を鍛えなおすぞ!10月5日から8日は仙台のシニア演劇ワークショップだ。9日から11日は『バンチ」の若手のキャスティング・オーデションワークショップ。で12日から2ヶ月の『バンチ』の長い稽古が始まる!!!
※※
フクダ自民党の4役が決まった。派閥の領袖4人。ビョーキのアベの記者会見。ここも同じ、ゴミたちのフーケイ。
昨日、いつもより早く寝たので、8時過ぎに起床。
久しぶりの早起きなので気分が良く、高円寺まで散歩する。散歩中『鼠小僧』のセリフを覚える為。半日ズケでとにかく覚えるしかない!!
朝早くの街の風景。久しぶりの、気持ちのいい東京のフーケイである。
劇団の畝部のアニキが「コネクシオン」という喫茶店兼ライブハウス兼レコード屋さんを作ったというので散歩の目的地は高円寺にしたのだ。
冬の街並み、青梅街道の銀杏並木に季節の訪れを感じる。
南口をでて高南通りを真っ直ぐ。4分くらい。ラーメン屋の「ザボン」のとなりのビル、中銀高円寺マンシオンの地下にある。
いい店だ。古本もおいてある。イイ音楽を聴きながら、珈琲は400円。うまかった。ジャズの古いレコード50年代のブルース、おもわずセントルイス・ブルースを口ずさむ。で、ボリス・ヴィアンだぜ・・・・・。
まだまだ殺風景なカンジだけれど。いい、つどいの場になるんだろうな。音楽屋さんはいいなぁ。
おれもいつかこんな感じのライブハウス作りたいなあ・・・まあ、おれは演歌もブルースもクラシックも何でもありの店になるだろうな?
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高円寺駅前で路上喫煙をしていたらオジサンに取り上げられて、手に汗握る。
スミマセン。でも、今やナチス国家だな喫煙者はまるで犯罪者だ。そのうちタバコ吸っていると銃殺なんてことに・・・・筒井康隆の小説にそんなのあったっけ。
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で、『鼠小僧』稽古イン。4時過ぎから体操、自主稽古。ごろごろしながら1時間ほとんど台詞は入った?
5時になるとほとんどの役者達が稽古場に。久しぶりに今回のほとんどが「10年近いメンバー」なので、あっという間に稽古場掃除。全員がぶつぶつ台詞いってやがる。
6時。アマノのやろう15分遅刻。お前プロだろう遅刻するなと!怒る。今度遅刻すると「演出料減らすぞ」と警告。
芝居は時間との戦いなのだ。
6時半から1時間15分、取り敢えずラストまで「荒立ち」稽古。半分くらいは台本を離して・・・・・。音楽の荻野さんも来ている。7時半から、例によってアマノの台本直し・・・・・・4時間!!・・・・・11時半近くに終わる。相変らず「面白いテキスト・レジー」である。
明日から大変、が、面白い!!役者として、キチンとやってやろうじゃん!である。
という訳で、明日から『鼠小僧』本格的な稽古開始!である。イワヲの2年ぶりの本格的な役者復帰イイ感じである・・・・がんばれよ!イワヲ、拓平、七緒の同期三人組のがんばりにこの芝居はかかっている。
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面白い!俺は夕沈と2人3脚!楽しく遊ぼうと思っている・・・・・歌は10曲以上、ほとんど「ミュージカル」状態の作品に仕上がるでしょう・・・・御期待下さい。来年はじめの超問題作!私、役者として超がんばります!宜しく。前売り券のご予約はお早めに!!!
今日はハード・デイ。
久しぶりに写真が送られてきてココロあらわれる。
朝9時過ぎ東西線で西船橋経由で武蔵野線東松戸。10時半、まちあわせなのにタツマはいない。電話、寝坊。20分遅刻とのこと。
駅前の花やで花と線香を買い。タクシーで霊園へ。
お盆以来4ヶ月ぶり、墓石に草がずいぶん生えている。花を飾り線香の煙の中掃除、30分あまり。タツマ到着。いつものように親子2人で合掌。早いモノで母が死んでちょうど3年。父親が死んで36年。
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車で西船橋へ。
すし屋で寿司と何故かふぐ刺し。美味い、ビールでも飲みたいものだが、車。1時間あまり例によって親子の対話。とにかく都心に引っ越せよとすすめる。車で往復4時間は時間のロスである。
来年は、ゆっくり呑もうと約束、別れる。
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楽塾稽古。
今日から太郎とタケが参加。
ところがノロ・ウイルスだとか風邪だとか、それに今日はピース・トレインの本番でもあるので半分も稽古に参加できず・・・・・。仕方ない、トップシーンから全員代役体制で本読み歌稽古。
こちらも、あと4ヶ月。1月6・7・8日の集中稽古を決める。そうか?!おれ『鼠小僧』の本番と旅公演で一か月近く抜けるのだ・・・・・少しは自覚しろよ!!その間振付に任せているのだが・・・・・イカン!!
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5時前に稽古を取り、事務所に顔を出すと魚さんが『リターン』のチラシの「写真決め」に来ている・・・・・。世間話?をちらり。
本屋に行き30分。歩いて馬場まで。今日はすき焼きだ!と牛肉を買う、和牛とオージー・ビーフ。
DVD『ALWAYS 三丁目の夕日』を見ながら伊藤弘子にもらった「両関伝説 夢」という日本酒を飲見ながらのすき焼き。美味い。ドーデモいい善人だらけの寅さん映画風SFX。こりゃ当るは?!俺も酔ってるせいか、うるうるしていたもん・・・・。
9時過ぎには寝る。さすがに、疲労のピークである。
『鼠小僧』セリフを覚えるのは明日だ!1夜ズケならぬ半日ズケで間に合うかよ・・・いよいよ、明日、鼠小僧稽古開始である!
祭りの後の、つかの間の休息である。戦士の休息。
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日本j経済新聞の朝刊の「演劇回顧2006」にパラダイス一座の『オールド・バンチ』が選ばれている。
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劇団員は今日から3日間早稲田の稽古場整理。久しぶりの稽古場メンテナンス。簡単に言えば「大掃除」である。
とにかく、いろんなモノを捨てることにした。1月『鼠小僧』3月『リターン』の早稲田連続上演に向けて早稲田をリニューアルすることの第一弾作業。
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わたしは久しぶりにゆっくり寝て昼過ぎに起きて駅前芳林堂書店に行こうと思って歩いてたら旧知のぼんこと西田和昭氏に20年ぶりぐらいに再会、お茶1時間、「コットンクラブ」でレアチーズケーキとアイス・オーレ。西田氏はご存知のカルト映画『シベリア超特急』の超有名大プロデューサー兼役者。
昔は「ぼんと正月」というお笑い芸人のぼんちゃん。
わたしは何故か?20年前に、ぼんちゃんと3本のクラーイ過激なお笑い芝居を作っている。お笑いの「ゆーとぴあ」のホープさんを主役にした「HIMO」シリーズ2本は渋谷ジアン・ジアンと本多劇場で上演した。ホープと石倉三郎の競演は面白、異色のごつごつしたダメーな男の名舞台になった。
当時、ぼんの家にほとんど住み込んで、アノ馬鹿でダメなゴロツキどもと真夜中までケンカしながら稽古したものだった。
思えば、このとき若き水谷龍二に会っている。稲やキシコは当時ぼんに世話になっていた。二人ともお笑いの世界からわが劇団に入ってきたのだ。若かったしメチャクチャな時代だった。新宿で毎日のように「馬鹿」やっていたっけ・・・・・・。
昔話に花が咲く。ぼんも、この20年波乱万丈の人生を送っていたようである。
あれから20年。『シベ超』シリーズは5本?ロング・ヒットで次回作はたけしと競演とのこと。おれは2本しか見てないけど・・・・・・。
映画作りの事やらイロイロ。そのうち呑もうと約束。「ゆーとぴあ」の30周年コントに行く事を約束させられる。
元気で夢!というかギャンブラーのようなメチャクチャな人生を突っ走っている男である。
近いうちに映画を撮ってほしいと懇願される・・・・・『オールドバンチ』の映画化なら面白いし、やりたいなあ、と答える。
それにしてもおれ以上に元気に喋り捲る男の久しぶりに会い疲れ果てる。
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元気になろうとSEIYUで買い物。しゃぶしゃぶ、をつくる。もちろん豚。ごまダレを買い忘れ結局ポン酢、雨の中近くのコンビ二に行ったがごまドレッシングしかなかった。
『鼠小僧』台詞覚え開始!大きい声で台本読み。
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『幽閉者たち』という『幽閉者』のメイキングビデオを見る。ある意味こちらの方が面白い。良く出来たメイキング。『幽閉者たち』から『幽閉者たちへ』というのが映画『幽閉者』。
「パック=幽閉」された現代人へむけた映画という土屋監督の視線で作られているキチンとつくられたドキュメンタリー、おれのコメントが偉くかっこいい、こんな事しゃべったんだ、ふーん理路整然じゃん。映画への愛・・・・・・・。
自分自身の「場所」からの闘い。
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なお、1月公演『鼠小僧次郎吉』本日:15日優先予約開始しました!お急ぎご予約下さい!
WEB・電話・ハガキ受付中です。
アマノ+リューザンジが『夢の肉弾三勇士』に続いて再び70年代アングラ演劇の最高傑作に挑む音楽劇。
歌います踊ります、脱ぎます、やります!?
本格的役者カンバック、とにかくカラダ作りだ!70年代ロックにのってレッツ・ダンス!!!!