朝から「通し」稽古。
結局は本日3ステージの強行軍となる。
15時の回、凄い人出。
満員の初日となる。鳴り止まないカーテンコールの拍手。ダブルコール。これでいい。
夜も予想を超える人出でほぼ埋まる。
幸先のいい「十二夜」の開幕である。初日乾杯。ヘロヘロになった皆さんを帰して裕作さん、劇団の若手と少し飲む。みんな、良くやってくれた。あしたもぐわんばろうぜ。
明日はきっと晴れるよな。
ぜひ、高円寺へおいでください。
凄い量の雨が昨日から降っている。大雨注意報。
で、楽塾本日初日である。
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毎日新聞東京版24面に大きく「十二夜」の記事。「元気で楽しく15年」中高年女性の演劇集団=楽塾、明日から高円寺で記念公演!!と、いそさんと小森さんの創立メンバーのインタビューが掲載されている。
初日3(木)昼の回、千穐楽6(日)の2ステージ「前売完売」しました。が、他のステージは全て「余裕あり」です。とりわけ「夜の回」が超おススメです。見逃すと一生の損です!!ふらりと、夜、劇場までおいでください。高円寺駅周辺には安くて旨い呑み屋がいっぱいありますよ。いますぐ、予約
座・高円寺に物凄いセットである。
イワヲらしい恐れを知らない美術。
横原君が実に繊細にそれでいてポップに明かりを創っている。
劇団員総出の仕込み。楽塾メンバーはサボのメイク教室。で、衣装のまま高円寺の街でチラシ配り。
28日、29日と大道芸フェスタを例年やっている「演劇の街」高円寺。多くの人が気楽にチラシを受け取ってくれる。その後、ロビーで理恵の指導でおどりのチェック。
いつもの仕込みの風景。
リナはPA。ピンマイクのセッティング。これが大変。10本のピンマイク。
ミュージカル!ってかんじ。「ユーリンタウン」の時と同じ・・・・。
夜は明かりつくり。
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小雨が時折ぱらつくトーキョーの朝である。
11時録音、13時から明かり合わせ。
19時半ゲネプロ。
いよいよ、明日は「楽塾歌舞伎☆十二夜」初日である。
「愛と嘘っぱち」以来の座・高円寺2、「ユーリンタウン」再演いらいの高円寺である。
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最後の「通し」完成!
1時間48分。いいスピード。
すっきり刈込み原作部分をなるべく魅せるようにした。
ま、そんなことは、ホントはどーでもいいんだけどね。脱線し生な部分をどれだけ残すかが楽塾の魅力なんだから。衣裳もほぼ、ぜーんぶ完成。それにしても凄い点数、真紀子さん大変、まだ細かいものがいくつか残っているし・・・・着物がこれだけとなると、それもオリジナル!実に贅沢なスタッフwork。
音楽、振付、照明、音響、美術すべて最強である。
今日は1日美術仕込み、照明つり込み、シュート、明かりつくり。
明日は朝からマイクチェック。ミュージカルだぜ、のワイヤレス。「ユーリンタウン」なみのPA。
この前代未聞の熟女ミュージカル、是非、お見逃しなきように!!
座・高円寺2でお待ちしています。
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毎日新聞の取材も入り「本番」ちかしのSpace早稲田。この期に及んできっかけが変更になったりして、じつにスリリングで楽しい現場である。
だが、オモシロイ!!
取材をしてくれた毎日のMさんは10周年記念公演以来、5年間ほぼずーーと取材してくれている。
感謝。いそさん、小森さんの取材を観ていて、楽塾15年の歴史を感じるインタビューであった。
楽塾18人+流山児★事務所若手2人。20人の魅力的な役者たちを是非、観てください。
昨日28(土)は14時、19時の2回通し。メイク・衣裳付きでやる。衣裳をつけるとこれが・・・・。全員、時代劇で着物だから、結構大変な身のこなしとなる。
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27(金)去年に続いて演劇大学INこうち1日だけの講師。去年は3日間のワークショップだったが、今年はGW開催という事で1日だけにしてもらった。
今年は初心者に「演劇の楽しさ、演劇で遊ぶ!」を3時間で実感してもらうコース。
岸田國士の「秋の対話」をテキストに、台本を「読む」こと、それも「かなり誤読」して?というかデフォルメして読むこころみ。9人の受講生は一人を除いて全員初心者。とにかく時間がないので読む!読む!
でcasting。でもう一回「読む」ここから遊びだす。「北」「窓」という言葉は、全員で言うとか、アマノじゃないがこうすると芝居が他人事にならない。たかが3時間、10人で一つのテキストをともに食い破る意志=石=縊死?である。で、1時間かけて今度は全て「歌」にしてしまう試み。これは面白かった!みごとに芝居だったら30分かかるが10分のロック&和風ミュージカルに変貌した。やってて俺が一番面白かった。本当にお疲れ様でした。去年参加してくれた多くの若者たちから来年はじっくり4日間来てくださいとたのまれる。じゃ、劇場の巨大階段と外の桜並木を使って4日間で野外劇それもロックミュージカルやろうと盛り上がる。こうちのバンドとコラボ・・・なんて、はなしも。
夕方、明日の講師陣が次々と到着。去年より圧倒的に増えた参加者。松山につづいて高知の演劇のこれからが楽しみである。夜はカツオ三昧。これがメチャ美味い。鰹に日本酒。いかん、ベロベロである。
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朝早く起床。元漁師さんだっという実行委員のオヤジさんが空港までの送迎をやってくれている。漁師さんは一度漁に出ると2、3年帰ってこないとのこと、で1か月休暇でまた、2、3年漁に。「海はいいですよ」のコトバに妙に納得。ずーと海の上、20人以上の男たちが暮らす世界。来年じっくり聞かせてくださいと頼んで別れる。
稽古場に。で2回の通し。
まるで初夏のTOKYO、というか日本列島。Tシャツ1枚でOK.
楽塾「十二夜」稽古もあと二日。火曜日には小屋入り仕込みである。あっという間に本番、あっというまに本番を終えることだろう。劇場公演とはそういう事である。
基本は変えないが1幕、2幕を創り変えることにした。もっとわかりやすく!。
お昼過ぎから踊りの稽古、1,2幕の稽古。17時から通し。そのあと、毎日新聞の取材。
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本屋で「現代詩手帖」の5月号の「吉本隆明〜追悼総頁特集〜」を立ち読み。高取英と山崎哲ちゃんが書いている。高取の原稿が笑える。芥川、3馬鹿、寺山さんの3大噺で「吉本の悲哀」を。卒論が「吉本隆明論」というのも笑える。「大衆の原像」という方のミゾを感じる高取の「大衆」だけでいいじゃないかには妙に納得。ま,
みなさんも、立ち読みしてみたら。それにしても,吉本さんってファン多いんだなあ・・・。
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フクシマでの演劇大学IN郡山の日程が決定。海外公演の前だが、何とか、行けそう。
いろんなことが同時に進行している。ま、眼前の事をきっちりやるだけである。
今日もSpace早稲田。ちなみに、「宇宙兄弟」来週は、いっぱい出ますよ。#6「頭にまつわるエトセトラ」
土日は11時から22時近くまでほぼ11時間稽古。
土は照明の横原君が来たので、ダラダラ全幕を「通す」、ま繋ぎのsceneも作っていないんで、ほぼ2時間半!!なんてこったとなる。
で、日曜日にはこれまた、11時間近くかけて、どんどん、刈り込み、よりスピーディに、よりシャープに1幕・2幕を創り直す。1時間、この調子である。序破急とナンセンス、意味のない爆発。ありとあらゆるニンゲンの面白さを詰め込んで「世界の何処にもない」官能の解放区を目指してあくなき闘いを続けるしかない。
今日16(月)から夜稽古も始まる。本番まであと2週間。絵美の振付も終了。
シンプルにより、シンプルにである。
6月スズナリ公演東憲司「新作」書き下ろし『さらば、豚』の目売りも開始した。こちらもいつも通り順調である。2月にスズナリで公演した『田園に死す』以来4か月ぶりのスズナリ、男優陣のみのハードボイルド。
稽古インは来週23(月)本読み開始である。昼は「さらば、豚」夜は文字通りカウントダウンの追い込み稽古となる『楽塾歌舞伎☆十二夜』こちらは5月3(木)〜6(日)座・高円寺2上演となる。250席の小劇場公演7ステージ、10周年記念公演以来のいわゆる「劇場公演」となる。
でもって、7月これまた女優陣総出演による鹿目由紀の「新作」MUSICAL『イロシマ』の第1稿も上がってきた。オモシロイおんなたちのMUSICALも、乞うご期待である。
2012年も様々な現代演劇の最前線の作品を上演してゆく。
まずは座・高円寺です。
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大飯原発再稼働政府方針決定!ふざけるなの報。安全対策を置き去り、防災は穴だらけ、北朝鮮のミサイル発射の陰に隠れ「弱者のため」などというおためごかしと「大義なき再稼働」へと民主党政権は突き進んでいる。脱原発の民意を無視し、国民の意見を封じ込め自然との共生を破壊する狂気の沙汰である。
急遽、13日(金)夜、ツイッターの呼びかけに応じて再稼働に反対する1600人の首相官邸包囲デモが行われた。「地震大国日本に原発はいらない」「こどもを守れ」の怒りの声が・・・・・。
それでも、嵐を吹き飛ばすように、元気にラスト2ステージを一気に走り切った。
仙台、新潟、名古屋、大阪といったところからもわざわざ来てくれている。感謝。
マチネとソワレの間、榎町の地区会館に移動して楽塾の稽古。帰ってきてファイナルstage。
若手の自主企画のこの公演、ほんとに5人の若手は頑張った。嵐の影響で観客数は予想以下であったが5人で170人の観客を早稲田に呼んだ事実・・これでいい。もちろん、打ち上げ代は出ないが赤字が出なかったそうな。5人はノルマ制で予算を組み、徹夜作業で美術、衣裳、小道具つくりとぐわんばった。500宴会を基本にして裕作さんや遊さんのツマミのさしいれ、酒だけは毎度多いので充分ステキな「打ちあげ」となる。
ホントにこれからは新人が入団したら必ず「若手公演」をやるか?ということに。
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終演後、バラシ、劇団総会。
海外公演と早稲田演劇祭の事。
エジンバラ、New York、ビクトリア、Vancouverの4都市ツアー。劇団員の大半が海外にいる時の演劇祭スタッフworkについて。5月:楽塾、6月「さらば、豚」 7月「ミュージカル☆イロシマ」と怒涛の3か月、3新作連続上演に突入する。
若手は本番を終えたにもかかわらず、すぐこの3作品のスタッフworkにつく。
それにしても、山下、理恵、莉菜、麻名実そして凄い「新人」男優がデビューした。五島三四郎、この男は確実に流山児★事務所の「次世代」を担う役者になる。キッチと相手役と芝居が出来て、歌えて踊れる「若者」、それもゴリッとした若武者の風情が・・・これからイロイロ使うつもり。ご期待ください。
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というわけで、4月1(日)。朝7時「宇宙兄弟」13時から「十二夜」追い込み稽古突入。
本番まで1か月!こっちも鞭を入れるしかない。勿論、楽しく、楽しくだ!
当時49歳だったわたしは50歳を迎えて、「同世代」の皆さんと一緒に芝居してみようと想ってはじめたのが楽塾であった。自らの「中年の身体」に興味を覚えたからだ。それから、普通のヒトの芝居を創ってみたかったからだ。
45歳以上のヒトを募集した。入団してきたのは5人、男1、女4であった。
そして15年時が流れ、人気劇団に急成長していった。
創立10周年は本多劇場、しが県民芸術創造館でシェイクスピア:原作野田秀樹:『真夏の夜の夢』を上演した。今年は『十二夜』@座・高円寺2です。。恒例のゴールデンウイーク公演。
楽塾は快調に、順調に現在、稽古進行中です!!
土・日稽古の3月もあと2週。4月から夜稽古も始まります。ほぼ5分に1回は歌ったり、踊ったりのノンストップ・疾走ミュージカル。楽塾と一緒に成長し、結婚したての絵美のカッコいい振付も追いつかない。面白いです!楽塾最高傑作!が誕生します。ご期待ください!!
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大雪、そして、今日はまるで春。稽古場もきれいになった。
若手連中は柏倉太郎指導の下?肉体訓練&workshop、でもって、数々のテキスト読み。
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で、3日(日)楽塾前売り開始です。
中高年劇団の雄=楽塾は今年、創立15周年を迎えます。
なんという時の流れの速さよ。
10周年記念公演は下北沢本多劇場でシェイクスピア『真夏の夜の夢』上演、15周年記念公演は本多劇場同様の「初」の座・高円寺2(約300の客席)進出、再びシェイクスピアの名作『十二夜』を上演します。楽塾メンバー総出演で繰り広げる「恋の喜劇」。
シェイクスピアの名作が全く新しい「歌舞伎ミュージカル」に生まれ変わります。
12月、本読みキャスティング、長期稽古開始!歌踊り稽古も順調に進んでいます。