公演情報

流山児★事務所 2020第一弾
『コタン虐殺』
作・演出:詩森ろば

下北沢 ザ・スズナリ

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1974年、北海道白老町で、
町長が若い男に刺されるという事件が起こる。
犯人は最初アイヌを名乗っていたが、
実はそれは嘘で、
本州から来た運動家であることが、
徐々に明らかになる・・・

「OKINAWA1972」で
流山児★事務所とタッグを組んだ詩森ろばが
今回は北海道、「白老町長襲撃事件」を焦点に
新作を書き下ろします。

◎日程・・・
2020年2月1日(土)〜9日(日)
1(土)19:00
2日)14:00
3(月)19:00
4(火)19:00
5(水)14:00
6(木)14:00/19:00
7(金)14:00
8(土)14:00/19:00
9(日)14:00
当日券の発売は開演の1時間前より
開場は開演の30分前より

●会場・・・
下北沢ザ・スズナリ 
 

●チケット詳細はこちら

◎出演
伊藤弘子
上田和弘
甲津拓平
イワヲ
荒木理恵
流山児祥
(以上、流山児★事務所)

村松恭子
みょんふぁ
田島亮(serial number)
杉木隆幸
藤尾勘太郎
牛水里美(黒色綺譚カナリア派)

演奏
鈴木光介(時々自動)

お問い合わせ・・・
流山児★事務所(りゅうざんじ じむしょ) 
TEL 03-5272-1785(平日13:00〜17:00)
E-MAIL mail@ryuzanji.com

 

 

流山児★事務所
2018年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
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ちょっと涼しくなった稽古場で最後の戦いを続けている。

読売新聞の取材に続いて朝日新聞の取材。観世榮夫さんの追悼記事めいたものとして。國太郎さん、マリーちゃんの顔合わせも取材目的。

女優陣は明治の日本髪の結い方に悪戦苦闘。椿組のカオリンたちに手伝ってもらっている、大感謝!

ラストシーンこれだ何回目?の稽古。

3時すぎからラストシーンのダンスの振り付け。


5時半から「2回目の通し」2時間25分、8分間詰まった。この調子で決めていこう。1幕はテンポもいいし、実にドラマティックで見ていて飽きない、あれよあれよの1時間25分。

2幕は私の演出的な部分が確定していないからまだ安定していない、あと3日間で・・・・・。

ラストのダンスも振り付けがつき、途中にもちょっとした集団の動きがあるがここは役者たちと相談しながら今日作ろうと思っている。

●●

急遽,
ラスト・シーンに「日本国憲法前文」を全員で群読することに決める。無骨に青臭く。真摯に。

それにしても世界に類のないいい「憲法」である。

※※

日本国憲法前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

※※

あと3日で小屋入り。あれ!『続・オールド・バンチ』のチラシの最終校正だって?!そうか、ベニサンの初日には出来上がらせるのか!

それにしても稽古場に缶詰めで高取の芝居もアマノの芝居も見にいけそうもない。

私たちは元気です!
23日朝雨の音で眼が覚める。涼しい、久しぶりに気持ちのよい朝となる。

※※

昨日の夜,
30年ちかく連載しているタウン誌に書いた以下の原稿を見直す。

     『オッペケペ』稽古場レポート。

 1963年福田善之が劇団新人会のために書き下ろした戯曲『オッペケペ』は川上音二郎や貞奴、伊藤博文、大逆事件の幸徳秋水、奥宮健之といった実在の人物を想起させるが、いわゆる実録モノではなく作者のオリジナルな人物像で描いた六〇年安保闘争時の敗北と挫折を活写した名作『真田風雲録』とならぶ傑作群像劇。

自由、民権といった志で集まった「壮士劇」が権力にとりまかれ「戦争高揚劇」へといたる流れをさまざまな役者や政治家の思惑、男女の恋模様も交えて描く歴史群像劇でもある。

 また、壮士劇を上演する《ある劇団の舞台稽古》という多重劇(メタシアター)構造をもつた斬新で実験的な試みの劇でもある。寺山修司の処女作『血は立ったまま眠っている』でも劇の解体・中断の試みが見られるが『オッペケペ』もまたいわゆるブレヒト劇の影響が如実に現れている民衆劇でもある。

 ともに「自由とは何か」を問う戦後現代演劇の代表作といえよう。私たちは来年二月、再び『血は立ったまま眠っている』を新宿の小劇場で若手劇団員たちと上演する。

 若者たちのドラマ、それも熱く時代を思想を政治をそして演劇を口角泡を飛ばして語っていた「身体性」を確実に持っていたあの「熱い時代」の劇。稽古場のボルテージは外の温度とともに上がりっぱなしである。演劇の志と原点を探す青臭い稽古を続けている。

 40年近く劇団活動をやっているとついつい慣れていくのだが私の劇団の20年選手たちたちは私以上に青臭いからより《原点》にこだわる。客演に劇団前進座の歌舞伎の若手女形=河原崎國太郎さんを主演の川上音二郎をモデルにした城山剣龍役に迎えているのだが若手劇団員と同じ扱いで徹底的に「集団の芝居」に参加してもらっている。歌もダンスも「オッペケペ節」を文字通りに「野蛮に」やってもらっている。とにかく「芝居にしないでください」がダメだし。よりリアルに、より生々しくが今回の芝居の根本命題。


 9月4日森下ベニサン・ピットで『オッペケペ』の幕が開く2週間前の今日(8月22日)はじめての通し稽古。

上演時間は2時間30分。初演時は3幕約4時間の大作。現在に合わせてテキスト・レジーを福田善之氏に頼んだ2007年改訂版。

 最初の「通し」は3時間半を悠に超えた。劇場の都合で長い上演時間は不可能。ずいぶんカットしたが2時間15分の目標にはいまだ。さて、思案のしどころである。 


「儘になるなら自由の水で 国の汚れを落としたい オッペケペ オッペケペッポー ペッポッポー 心に自由の種子をまけ!」いつの時代でも真理である。明治のコトバも日本語である。今だからこそ、きっちり「自由とは何か」を青臭く描きたいと思っている。熱い芝居、皆さん、是非森下まで! 
      
※※

というわけで昨日(22日)は初通しであった。その前にお昼にごまのはえ君と来年の『双葉のレッスン』の打ち合わせ11時ルノアール。

ごま君の芝居では絶対に殺人も武器もでないという、私の作った芝居は300本を越えるがそのうち9割、なんらかの形で人が死ぬ、殺される、まさに流山児祥の芝居は死屍累々である。

暴力とは愛である、愛が暴力を生む というのが私の持論。双葉=カップルが次々と殺し合い歌い踊るバイオレンス・ミュージカルってどうだ?と馬鹿話。

新幹線でごま君は京都に、私は稽古場に。

※※

佐賀北逆転満塁ホームランによる劇的な優勝!がばい?ねえ。いいじゃん。

今朝もコンビニで買ってきたソーメン。この2ヶ月毎日のように。納豆と卵も加えて。

今日こそラスト・シーンを作り上げる。考えてみたらそんなにあせることはないのだが、スタッフの目が。

あと3回通しができるのだ、今日はじっくり「小返し」である。

が、10時過ぎに晴れ上がり「いつものように」暑くなってきやがったぜ?
ラストシーンを作っている。お昼過ぎから夕方まで。

ごまのはえ君から電話、駅前劇場の公演で東京に来ていたのだが、ごめん芝居見れなくて。水曜日お昼にお茶でも飲もうよと話す。来年6月スズナリ公演のアマノ演出作品について。

ラストに全員で歌う歌。

♪心に自由の種子をまけ 心に自由の種子をまけ
 死んで花実が咲かぬなら 殺して夢見がよいものか
 にんげん自由の動物じゃ にんげん本来平等じゃ

 心に自由の種子をまけ 心に自由の種子をまけ
 死んで花実が咲かぬなら 殺して夢見がよいものか
 にんげん自由の動物じゃ 人間本来平等じゃ

 心に自由の種子をまけ 心に自由の種子をまけ

ラップも加わった本田実とサボの力作。2007年版にふさわしい曲「4分を超える3部構成」の楽曲。
「ある劇団の舞台稽古」「44年ぶりに《オッペケペ》という戯曲を上演する劇団」の物語。戦争と演劇についての物語を1ヶ月半に渡って私たちは試行錯誤・悪戦苦闘をしながら「楽しく」作り上げている。『青ひげ公の城』 『書を捨てよ、町へ出よう〜花札伝綺』といった
テラヤマ的「中断」のドラマとは違った「ドキュメンタリー性」を兼ね備えたどこにもない「劇」。まさに「新劇」!

あと少し、頂上が見えてきた。



休憩45分。

最後の?テキスト・レジー。
久しぶりに全員車座になって「本読み」。1幕をじっくり通して本読み。 『殺人狂時代』のときよくやったが、時折全員で「テキスト」を読むのはイイ。これでも2時間40分?
さあ、明日は1幕通し。夜は振り付け。映像打ち合わせと続く。高津の小道具、衣裳と続々稽古場は本番体制になっている。

でもって、あさっては1回目の本格的な「通し」となる。うーん、もうちょっとおれが「イカレテキタ」ほうが?

瀬戸さん伊藤弘子、畝部らと森下の「蔵」で飲む。横の席にミッチョンが、お久しぶりとアイサツ。3階で『マウストラップ』の稽古とのこと。

●●

あと1週間でベニサン・ピット入り。さて『オッペケペ』秒読みである。

心に自由の種子(たね)をまけ!である。
ペルーでは地震、競馬界では馬インフルエンザ、北海道の「白い恋人」は賞味期限改竄でミートホープに続いて北海道の「食」の安全性は地に落ちた。

ずーーと続いていた酷暑もひと段落。
涼しいといった表現がぴったりの1日となる。私は朝から豊島区健康センター。再びのバリウム。この前の胃がん検診のバリウム検査で「胃角部胃角変形し開」と診断され再検査。

胃角部は胃の一番下、正常時はU字型をしているが潰瘍などで変形した状態にあるとのこと。ふーん、12指腸潰瘍のあとの「12指腸部変形」はあるのだが胃角部の変形は初めて・・・・というわけでバリウム。胃の動きを止めるための注射、前回とは違った検査方法。まあ、次は胃カメラだな・・・・母は45歳の頃胃がんになったが・・・・。


池袋お気に入りの喫茶店、カフェ・ド・巴里の姉妹店伯爵でモーニング。新聞をゆっくり読んで森下へ向かう。

地下鉄で沖田乱とばったり淡路町乗り換えで都営線森下まで。

で、今度は森下のドトールで台本読み。

●●
初めての涼しい稽古場でラストシーンまでじっくり当たる。瀬戸さんが今日みたいだったらいいなア、まったくその通り。

さあ、来週には音楽も出来上がっていよいよラストシーンも決められる。いよいよ秒読み!

現在2時間50分あまり。来週22日2回目の「通し」予定。

制作の米山と畝部の3人で来年度のスケジュールの最終決定。
来年はほとんど「新作書き下ろし」の年。坂口瑞穂、ごまのはえ、山元清多、佃典彦の4人の劇作家のオリジナルを上演予定。

念願のブロードウエイ・ミュージカルは2009年度の企画にして満を持すことに。

●●

帰宅、通信販売で買い求めた今回の資料DVD新東宝名画傑作選「大戦の指導者編」 「明治天皇と日露大戦争」「明治大帝と乃木将軍」の2本。嵐寛寿朗の明治天皇、笑えるシロモノを何十年ぶりに見る。とにかく出てる役者が凄い!若き日の若山富三郎、宇津井健、高島忠夫、天知茂、丹波哲郎、203高地、連合艦隊のバルチック艦隊との日本海決戦。実にちゃちなミニチュアの特撮!!

※※

また、暑い夏の日差し。ベランダの防水工事が終わったので洗濯機をベランダに。布団干し。
猛暑、ついに16日40、9度を記録した。史上最高気温だそうだ。熱中症で12人の死者、ラニャーニャ現象と地球温暖化、北極海の氷は最小に。

うだるような暑さの中『オッペケペ』稽古中。

※※

この3日間の私日記を以下綴る。

14日14時からザ・スズナリで下北沢再開発反対シンポジウム。演劇人に出来る戦い方、たとえば新たなる町を巻き込んでの演劇祭を緊急に立ち上げる。音楽やダンス、パフォーマンス、アートの人たちを巻き込んでのエジンバラやアヴィニョン、エドモントンのような新しい形の「フリンジ・フェスティバル」。又、同時にスズナリを区の文化財に指定して保存「特化」するなどを坂手、柄本、ケラ、宮沢、本多社長、下平さんらと喋る。

とにかく、すぐにでも動き出すしかない。小田急線の跡地利用に関しては世田谷の演劇人たちが独自に働きかけるべき仕事であろう。再開発反対の運動は日本全国の演劇人にとって関係する。演出者協会、劇作家協会が連動してやるしかない。

その後稽古。瀬戸さんとビール。稽古場の冷房が効かないことを喋る。

※※

15日も終日暑い中稽古。瀬戸さんが扇風機を6台稽古場に。感謝。
気持ち的には少し涼しくなった気が・・・・。

音楽稽古もどんどん進化していく。

※※

16日朝10時半、演出者協会理事会、夏休みでほとんどの理事が委任状。

ふじたあさやさん、青井陽冶さん、宮田慶子さん、和田喜夫さん、大西一郎くん、流山児祥の6人。理事長選出の話し合い、宮田さんを和田、坂手、流山児の3人で推す。ふじたさんと宮田さんは流山児、で討論、私は固辞、私は「野に置け蓮華草?」である。で、「原則」に戻って選挙で100票の最高得票を得た和田さんを新理事長にということに。和田理事長、宮田、流山児が副理事長、若手の大西くんが事務局長という「新体制」」に。当然、この2年間は実質上は和田さんが事務局長の職をかねて大西君に仕事を引き継いでいく。まさに実務内閣、強力な理事会となる。推薦理事7人は、森井睦、篠崎光正、木村繁の残留。新しく深津篤史、鵜山仁、小林七緒、西沢栄治のフレッシュなメンバーが決定。小林七緒にはちょっと異論を唱えたがこれからの演出者協会の仕事に「若手演出家コンクール」の二人の最優秀賞受賞者が加わるのには異存はない。とりあえず二人には「演出家コンクール」と「演劇大学」の企画に加わってもらうことに。理事会の平均年齢は確実に10歳以上?下がった。


お昼、オッペケペ・オープニングの振り付け。ラストとマリーちゃんのタンゴ、途中の半玉さんのオッペケペの振り付けの3曲を残して
いるが、これで劇がスムーズに展開していく。

夜1幕通し、1時間30分。

テキスト・レジーで何とか2時間45分になったが、劇場の都合であと15分は切らねばならない。

※※

17日、今日も暑い。我がボロ・アパートのベランダではこの暑さの中防水工事中。

熱い夏は続く。

『オールドバンチ』チラシの原稿やっと書き終えてメール。
今日は1日中音楽稽古。

太鼓の特訓、今回和太鼓の大太鼓、〆太鼓を使う。大太鼓3台、〆大鼓3台、メンバーは大和、栗原、弘子、マリー、こうじ、カナミ、創、武田、杉野、寺島の10人。これだけのメンバーが叩くと凄い!もちろん稽古は毛布で太鼓を包んでやっているのだが・・・。オーデションメンバーの杉野君と寺島くんはよくやっている。太鼓もダンスも大変なんだが。がんばれよ!

●●

夕方4時から6時までの2時間「オッペケペ」の集中稽古。「どこにもないオッペケペ」を作り出す為の特訓。サボと本田さんの合作。音楽なしの音楽?体を使って音楽を作る作業。これ来年予定している中国の役者とのコラボレーションに使えないかなあ?

あと「2週間」ある。「どこにもないオッペケペ」!

歌って動いて叫び「野蛮そのものにんげんの原初的なリズム」をもったオッペケペ。

本田サンと音楽打ち合わせ。いわゆる劇伴というヤツ、政治と思想のテーマ、女性=自由のテーマ、でもってタンゴ、ボレロヴァージョン、DJ風  うーん映像のノイズについてなど1時間あまり。

●●

というわけで(何が?ってつまり大鼓やらとにかくうるさい芝居なので4階から2階へ移れということで)稽古場引越し。2時間あまり
で・・・・。

ベニサンピットに顔を出すとTPTの仕込み中。
『ここからの距離』という新作、千葉哲也の演出、もうほとんど仕込みも終わっている。音響の藤田赤目も。千葉と世間話。


帰ると稽古場の仕込みも終わっていた。エアコンが4階より効かない、これじゃサウナ状態の♪地獄は続くよどこまでも である。

●●

いつもより1時間も早く8時すぎに稽古場を出る。お盆ということで店も閉まっている。清澄白川の駅近くの「魚三」に久しぶりに。相変わらずにぎわっている。隣には外人さん、安酒と上手い魚。ビール1本でもって久しぶりの日本酒コップ酒3杯でほろ酔い。

帰宅してNHKスペシャルで極東軍事裁判の記録。

12時過ぎに就寝。

※※

朝早くペンキ屋さんに起こされる。ベランダ防水工事するので洗濯機と外にあるものどかしてくれ・・・とのこと。この2日間工事がなかったのでお盆明けだと思っていたが・・・たつまもそういえばお盆休みなんかないよ、リフォーム工事や内装工事屋には・・といってたっけ。


今日は14時から15時30分下北沢ザ・スズナリで下北沢駅前再開発「反対」のシンポジウムにパネラーとして参加。
「演劇は下北沢に何を望むか?」〜演劇界におけるザ・スズナリ喪失の意味〜と題したシンポジウム。

でもって、演出者協会のビデオ審査あと10本残っているし!カラダ3つ欲しいもんだ!
『オッペケペ』初の荒通し。

スタッフ全員集合。照明:沖野 音楽:本田 振り付け:真実さん 殺陣:岡本さん 美術:水谷さん、衣裳:大野さん 映像:浜嶋くん 演出協力:青木 制作:岡島くん、舞台監督:吉木さんといったひと、助手の人も加えると20人以上加えて劇団員メンバーも左右の客席に。早稲田だったらほぼ埋まった感じ。稽古場の温度が一気に上がって汗がふきだす。35度近くあるのでは?

荒立ち稽古10日目。膨大な量の台詞、総勢25人の群像劇。

3時5分開始、6時エピローグを残して終わった。約3時間。うーん。

全体像というよりさて、これからというかんじで「通し」を見ていた。演出の方向性の確認。

30分今後のことを、音楽、殺陣、振り付けのスケジュールとイメージについての打ち合わせ。舞台美術の最終プラン決定。

明日から殺陣の時間も。

●●

休憩後30分『オッペケペ』基本ワークショップを真実さんとチェック。滅茶苦茶動くヴァージョンのチェック。

その後青木と本田さんによる太鼓の基本稽古に。

少し早めだが7時半稽古を取る。私は照明の沖野さん、岡島君、大野さんをベニサンの瀬戸さんに紹介顔合わせ。でビールでもということで森下の魚が美味い飲み屋さんへ。沖野は15年以上前、松田優作の劇団の照明をやっていてベニサンは使ったことがある、そのことを話すと瀬戸さんも大喜び。昔話に花が咲く。優作はまったく宣伝せずに独自の演劇活動をベニサン・ピットで死の直前までやっていた。1973年文学座養成所入所。すぐさま「太陽にほえろ」でテレビデビュー。

そんな昔の話。9時前にお開き、私は事務所でハマジと映像打ち合わせ。12時近くまで、最後に寺山修司的映像、ドキュメンタリー的映像現在の≪舞台稽古≫にあくまでもこだわり、映像でしかできないことは?
ベニサン・スタジオ4日目。早稲田同様4つに分けて各シーンを小返し。荒立ちの次の、完全にカラダに台詞を入れるためと演出的空間設定のための稽古。

33度を越す稽古場で汗だらけになって稽古は続く。1時間半に5分休憩のペース。夕方の4時から歌、動きの基本稽古、太鼓の基本稽古の1時間、夕飯30分。6時から8時45分の2時間45分が勝負、稽古場の温度も夕方になり29度くらいになる。

●●

明治憲法を作成する為の憲法私案に「東洋大日本国国憲按」がある。明治15年植木枝盛らが作った。そこにはこう書いてある。今回の芝居のもうひとつのモチーフ。

「第56条、日本人民は自由に歩行する権を有す。58条、日本人民はいずくに住居するも自由とす又いずくに旅行するも自由とす。第63条、 日本人民は日本国を辞することを自由とす。第70条、政府、国憲に違反する時は日本人民はこれに従わざることを得。第71条、政府、官吏圧政をなす時は日本人民はこれを排斥することを得。第72条、政府ほしいままに国憲に背き人民の自由権利を残害し建国の趣旨を妨ぐる時は日本人民はこれを覆滅し新政府を建設することを得。

滅茶苦茶自由でアナーキーな憲法案。これ明治15年の「自由民権派」たちが書き上げた憲法。めちゃくちゃいいじゃん。

国を捨ててもいい、国が憲法に違反したら政府を打倒していい、人民の自由の権利を奪う国家政府、官憲の非道に対しては人民の自主自由権として政府打倒あり、暴力革命新政府樹立を認める憲法案。

●●

そんなこんなの政治と戦争のドラマ。日清戦争開戦時、一気に「戦争劇」へと向かう川上一座。戦争反対を宣言し孤立していくもう一方の主人公 愛甲辰也。里美和彦が悪戦苦闘している、今年の流山児★事務所の顔、阿川竜一と里美和彦の二人がかつての塩野谷正幸、若杉宏二のように連荘でがんばっている。

学生運動の頃を思い出していた。熱くとにかく自分の全存在をかけて≪他者≫をオルグしたあの時代そっくりの明治の若者たち。

●●

暑い稽古場で熱い討論、いや激論!それも肉体までぶつかり合う、これは「内ゲバ」・・・「いじめ」・・・「明治の自由民権論者がこぞって戦争反対から賛成に雪崩のごとく変わっていく様」それこそ先の
大戦時の大政翼賛会へと向かった日本新劇の様とダブル。

とにかく歴史は面白い、人間はおもしろいい。

※※
今日は3時から初の粗い「通し」!さて?スタッフ全員集合。
あと3週間で小屋入り!?。1週間のベニサンピットでの舞台稽古が勝負!
なんてこっちゃ、もう暑いなんてモンじゃない。こうなりゃ泣き言いっても仕方が無いか。
というわけで(何が?)今日もソーメン。

●●

11時、カナダ現代演劇祭の終了ということで木村健三と一緒にシアター・カイの上田女史とカイの皆さんにお礼を言いに・・・・。2010年の次の「カナダ演劇祭」のこともお願い。
シアター・カイという劇場の協力なしにはカナダ演劇祭はない、本当にありがとうございます。営利目的ではなく志を持った演劇を志を持った劇場と一緒に次世代につながる国際交流をこれからも続けるつもりである、よろしく。

健三や小林七緒たち、そしてその次の世代まで続けたいものである・・・・。(私が生きてなくてもだ)

●●

健三と劇場の横の喫茶店でこれからについてだべる。12時過ぎ両国からベニサン・スタジオへ。暑い!!!!

1時から2幕の前半稽古。

大討論の果てのバトル・シーンが大変。日清戦争の頃の「反戦」の激論シーン。難しい台詞だが、今でもきっちり判るし、今でこそやるべきシーン。一挙にナショナリズムへと傾斜していく演劇人、文化人の姿勢をきっちり「問う」シーン。先の太平洋戦争のときの私たちの先達のやったことを「思えばいい」。今でも同じか!

でもって、国家の根幹を「問う」2人の革命家=「幸徳秋水」と「奥宮健之」のシーン。「大逆事件」へと連なる二人の男、演じるは塩野谷正幸、保村大和のご両人。このシーンは見もの。この二人はとにかく面白い!

でもって、「伊藤博文」加地竜也はまさに名優である。その集中力、その台詞力。

●●

4時過ぎ青木砂織と本田実の協力で『オッペケペ』の野蛮な叫びにも似、それでいて「ストンプ」を超える動きのワークショップ1時間。
必ずや皆さん驚くことだろう。

というわけで、ベニサンスタジオに来て飯休憩まともに30分取っていない!ごめんなさい、明日は必ず!とります。

※※

が、いま「演劇スル」根源を問う面白い作品に出来上がりつつある。私自身もこの作品をやりきることで「もう一度」原点回帰を果たせる実感・・・・。観世榮夫さんに感謝。

「もっと矛盾だらけの、ガサガサした、ゆたかさとかあったかさとかとはまるで正反対の、冷たくて貧しくてイライラするな演劇を作りたいんだ」・・・と思っちまっていたりして・・・・、そんな「荒立ちの日々」である。

●●

まさに、「貧しさこそ豊かさ」!である。なんて、青臭いことを言いたくなる現場=稽古場ってホントーにイインジャナイ。


で、今夜はなぜか、大昔のTPO師団の『超夜間飛行』なるLPを聞いて寝る。傑作である。1977年製作。実に貧しさゆえの豊かさ!でもってシュール。全員下手、が実に味がある。「レコードに残りマース」だ。青春って凄いんだなあ。

これでいく!!ぞ。
だって『オッペケぺ』って青春のドラマ。若者演劇の「お話」だぜ、そうかオレタチ「天井桟敷」か!?よ。天井桟敷という劇団は最後まで「演劇で飯が食えなかった孤高の劇団」だった!と私はきっちりリアルな演劇史として語ろうと思っている。流山児★事務所もそうか!
で、いいじゃん!!!!

原点回帰、青春回帰の『オッペケペ』!!!いや!青春の『オッペケペ』なのだ!


ヒロシマ・ナガサキ 原爆の日が続く。アメリカは2発の原爆を落とし一切の謝罪をしていない。
猛烈な暑さの中で『オッペケペ』ベニサン・スタジオで好調立ち稽古中!

あと4週間。

●●

ものすごい明治語?おまけに壮士言葉、政治言語、まるで「外国語」に近い感じの台詞との格闘、とにかく、滅茶苦茶エネルギーを使わねばならない。塩野谷いわく「罵倒演劇」。その塩野谷が一番大変。ものすごい量。何しろ上演時間約4時間の大作。あの時代、ユックリ喋っていたと想像されるが・・・・。その作品を作家自身が今の時代に合わせて書き直し、カットした3時間ヴァージョン?凄いスピードでしゃべっているがこの調子でも2時間45分の大作になるだろう。

歌、踊り、殺陣、演劇のあらゆる要素がここに「ある」。

「恐るべき川上音二郎一座」の青春冒険討論?活劇!恋と演劇の冒険、あと4週間で「どこにも無い芝居」に作り上げる。

●●

それにしても暑い!

ベニサンスタジオ4階。冷房なんてほとんど効かない。汗が滴り落ちる。全員がサウナの中で稽古しているようだ。

1時から9時まで稽古。

途中の4時から全員の歌とダンスの特訓、オマケに大太鼓の練習。今回太鼓を叩くメンバーが10人。太鼓の基本練習30分。というわけで1時間。これは毎日。

夜になると少しは稽古しやすくなる・・・がその頃になると稽古時間終了。困ったもんだ。


とにかく、今やれるだけのことを早めにやっておく。

金曜日には最初の粗い「通し」。
来週から振り付け、殺陣、音楽稽古も加わってくる。

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毎日、朝はソーメン、昼は盛り蕎麦、夜は暑気払いのビールと焼酎の水割りの日々が続いている。

ああ、暑い!

連日の熱帯夜。地球は完全に狂ってやがる。

4日ぶりのブログ再開です。