公演情報

日本劇団協議会主催
佐藤信「喜劇昭和の世界」三部作
『ブランキ殺し 上海の春』
ご予約は▼
https://www.quartet-online.net/ticket/blanqui

2017年10月28日(土)〜11月5日(日)
ザ・スズナリ

作:佐藤信
演出:西沢栄治
音楽:諏訪創
振付:スズキ拓朗
プロデューサー:流山児祥

出演
山ア薫 山下直哉 山丸りな 五島三四郎 廣田裕美
さとうこうじ 宮崎恵治 眞藤ヒロシ 佐野陽一
鈴木幸二 木下智恵 有田杏子 江口翔平
龍昇 甲津拓平 森諒介 竹本優希 流山児祥

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お店等に貼っていただける方、ご連絡ください!!
流山児★事務所 
TEL03-5272-1785(平日13:00〜17:00)
mail@ryuzanji.com

流山児★事務所
2017年度新人募集
《二次募集》
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【入団後の費用】
(1)入団金:50,000円
(2)研修費+稽古場維持費:月額10,000円(月納)
※入団1年後には稽古場維持費:月額5,000円のみとなります。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
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続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD 「続オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
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『ユーリンタウン』のファン・関係者の皆さん、うれしい「ニュース」です!!

発売中の「ミュージカル」誌で『ユーリンタウン2011版』が「2011年ミュージカル・ベストテン再演の部」で堂々の「第2位」!!に選出されました。
もちろん「再演賞:ベストワン」は、ダントツで、あの『レ・ミゼラブル』です。で、2位が『ユーリンタウン』というのが、実に爽快なる「快挙」です。これは、ある意味、初演(2009年)のベストテン8位!以上の衝撃です。

数々の2011年、日本で上演されたミュージカルの傑作・名作(再演作品)に伍して『ユーリンタウン2011年版』が数多くの審査員(ミュージカル評論家、演劇記者』)から高い評価を得たことに、うれしさと共に感謝しています。

『ユーリンタウン2011年版』に関わったキャスト・スタッフ、すべての関係者諸氏に改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。

近いうちに、また、やりましょうね、オレタチのブロードウエイ・ミュージカルを!!

で、今年は7月鹿目由紀の新作『ミュージカル☆イロシマ』、11月テラヤマ見世物ミュージカル『地球☆空洞説』と創作ミュージカルの「新作」を連続上演します。

ご期待ください!オレタチのミュージカルが続きます。
「ユーリンタウン2011」連日満員爆走で20ステージを無事走り終えました。本当に日本各地は及ばず海外からも!如何に「ユーリンタウン」の再演が望まれていたかの証である。

大宣伝に全く頼らず、作品自体の魅力で20ステージロングランを成功させた「小劇場ミュージカルのレパートリー化」!という日本「初」の試みは「これから」にかかっている。
急遽、2013年アジアツアー?なんて話も舞い込んでいる。「ユーリンタウン」は高円寺発のミュージカルの革命!である。

本当に予想を遥かに上回る多くのお客様のご支援に熱く御礼申し上げます。
13時開演、15時40分終演、舞台上で「千穐楽スペシャル」という事でお客さんと一緒に記念撮影。バラシ、わたしはその後、喫茶店で北京のプロデューサーと打ち合わせ。

バラシは早くすすみ、19時半過ぎから座・高円寺2階のカフェ・アンリ・ファーブルで打ち上げ、3時間余り。楽しき宴となる。わたしはこの打ち上げというヤツがダメで・・・・いつものように2次会には行かず、24時前に帰宅。
・・・・・・
31(月)。いい天気。あと2日で誕生日。そういえば、昨日劇場で「誕生日プレゼント」とお客さんから素敵なブラウン系のシャツをプレゼントされた。もうすぐ64歳。それにしても、バカで阿呆の演劇人生である。「ユーリンタウン2011」から「オールドバンチ完結編」この冬はいつものようにハード、これもまた人生である。パラダイス一座の皆さん、ヨロシク。なお、「オールドバンチ完結編」すでに前売り予約受け付けています。お早目に!!

世界の人口が今日、70億人に達するという。国連人口基金が26日に公表した「世界人口白書」では31日、70億人を超える世界の人口は、39年後の2050年には93億人に達すると予測している。世界の人口は1950年には25億人でしたが、途上国での人口増加や乳児の死亡率の低下で急激に増加。国別では、中国が13億4700万人で第1位、次いで12億人のインド、10年後にはインドが中国を抜くとみられている。日本は1億2650万人で第10位。でもって、31日のオセアニアの外国為替市場で円の対ドル相場は一時、1ドル=75円32銭と、27日のニューヨーク市場で付けた戦後最高値(75円67銭)を更新。円高に歯止めがかからず、輸出企業の採算悪化や生産拠点の海外シフト進行など、日本経済への一層の打撃が懸念されている。

・・・・・・
今日はお昼から稽古場整理、夕方から劇団総会。「オールドバンチ:完結編」へ!
こんな「劇評」も。

2009年版より更に何十倍もパワーアップ、確実に進化している。
ミュージカル劇団でない、アングラ小劇場がこんなにスゴイもの作ってしまうのだから、この先も底知れぬ可能性を感じさせる。

洋物をただなぞるだけの旧来のミュージカルではなく、ちゃんと流山児テイストの『オレタチの』作品になっている。客入れからもう楽しく始まっていて。型にはまらず、実に楽しませてくれた。

おそらくオリジナルの戯曲が、少々わかりにくい展開になっていて、そのあたりを補うためにも、流山児版では狂言回し(別所哲也)とちびサリ(坂井香奈美)の果たす役割は大きい。

清水宏さんは、もう見ているだけで楽しくなってくる。

今回、全体にレベルアップしている事はもちろんだが、若者(今村洋一)のキャラクターがかなり明確になって、物語全体の方向性がはっきりしたように思う。またお嬢様役の関谷春子の成長めざましく、特に後半の革命へ向かっていく力強い演技は、とても説得力があった。

楽曲については残念ながら「キャバレー」「シカゴ」「コーラスライン」の様な、魅力的な名曲にはこの作品は恵まれていないが、それは致し方ない。それを補うくらいのパッションにあふれていたことは間違いない。

前回不満だった、変形舞台と客席は今回改善されていて、どの席でもほぼ満足できたと思う。
生演奏も出過ぎず抑えすぎず、バランス良くとても良かった。

とにかく楽しんでくれ、と言う主宰のだみ声が聞こえてきそう。庶民の娯楽としての演劇の原点に引き戻された感じ。とても楽しくうれしい舞台だった。

是非、他にもポピュラーなミュージカル作品を流山児テイストに翻案して上演して欲しい。

文:GENNIE@CORICH
無事、今日も昼夜2ステージ『ユーリンタウン2011』爆走。
夜の回ではついにお客さんがここに!・・・・・って感じの「超満員札止め」の盛況となる。今週に入って、2009年版を超える多くのお客さんが座・高円寺に来てくれている。これぞ、「口コミ」の勝利!!である。演劇の神様は確実にいる。でもって、お客様は神様である、を日々、実感している。

「ユーリンタウン」を日々進化・深化させてくれているのは「お客様」の力である。それにしても、この何年か、つくづく「劇団」をやっていてよかったと思う。芝居の根本を支えているのは多くの「劇団員」たちの苦労である。

いい芝居を創れば必ず客は来る!という信念を曲げずに、とにかく私たちは稽古稽古を続けている。
「ユーリンタウン2011」の2か月稽古は確実に実を結んだ。予想を遥かに超えて2011年版は多くのミュージカルファン・小劇場ファンに「熱い共感」を得たのである。3・11後のニッポンの《現在》を描く《現在・ここ》がここにある。そしてこのミュージカルは実験性の中にきちんと大衆性をそなえた作品になっている、叙事的演劇であり。異化効果を備えたブレヒトの「三文オペラ」の現代版である。社会派ミュージカルとパロっていっているが、2011年の社会・現実と見事に結びついているからこそ多くの観客が高円寺に来るのである。演劇は本来そういうものなのだ。スターやアイドルを見に来るのではなく「現在のものがたり」を観るのだ。

全世界同時革命の嵐は世界中を覆っている。格差社会の《現実》をしょんべんという基本的人権の根本から問うこのミュージカルが多くのファンを高円寺の座席数250にも満たない劇場へ「集めている事実」こそがオモシロイ。

革命の演劇・・・・・・そう、命を革(あらためる)劇がここにある。熊本、仙台、郡山なんてところからも多くのお客さんが・・・・ありがとう。評論家の西堂さん、読売のYさん、石丸幹二さん、黒テントの坂口君といった顔も、客席もバラエティにとんでいる。でもって、稽古を終えた楽塾メンバーもやってきている。感謝。
・・・・・・・・・
というわけで、『ユーリンタウン2011』本日:30日(日)千穐楽!!
全力で駆け抜けます。

本日:30(日):昼13時の回の当日券は「充分に用意」してあります。開演の1時間前より劇場入口にて発売いたします。どうぞ、ご利用ください。

★★★★★★★★★
流山児★事務所×座・高円寺:秋の劇場14+平成23年度文化庁芸術祭参加作品。
★★★★★★★★★
『ユーリンタウン〜URINE TOWN THE MUSICAL〜』
2011年10月14(金) 〜 10月30(日)
会場:座・高円寺1(JR中央線高円寺北口徒歩5分) 03−3223−7500

出演: 別所哲也・伊藤弘子・関谷春子・坂井香奈美・今村洋一・清水宏・大久保鷹・福麻むつ美・三ツ矢雄二・塩野谷正幸/栗原茂・小林七緒・甲津拓平・柏倉太郎・平野直美・阿萬由美・武田智弘・山下直哉・荒木理恵/稲増文・石本径代・後藤英樹・森加織・菊池ゆみこ・横山央・船山智香子・松井亜紗美・梶雅人 ほか。

作曲・詞:マーク・ホルマン 脚本・詞:グレッグ・コティス
翻訳:吉原豊司 台本:坂手洋二  
音楽監督:荻野清子 訳詞・歌唱指導:浅井さやか 
振付:前田清実 美術:水谷雄司 照明:沖野隆一
演出:流山児祥

料金:4,800円 学生割引:3,500円  学生割引は流山児★事務所のみ取扱。
上演時間:2幕:2時間40分(休憩10分あり)

問い合わせ:03−3223−7300:座・高円寺チケットボックス03−5272−1785:流山児★事務所

【解説】
直訳すると“ションベン街”オフ・ブロードウェイで爆発的なヒットを飛ばし2001年にブロードウェイ進出、2002年トニー賞主要3部門(脚本賞・楽曲賞・演出賞)を独占したブロードウェイミュージカルの名作。ミュージカル、オペラ、ゴスペル、ロックといった数々のナンバーとド迫力のダンス。

現代演劇界で国際的に活躍する2人の演劇人:流山児祥&坂手洋二が夢のタッグを組み新メンバーと共にブロードウェイミュージカルの名作に挑む。ミュージカルの枠を超え、3・11以降の混迷の《現在:いま》を生きる人々に贈る熱いメッセージ・・・・それが世界のどこにもないオレタチの「ユーリンタウン2011」ミュージカルの価格破壊!!の良心的低料金(4800円)で送る問題作!
「ユーリンタウン2011」爆発が止まらない。
連日満員記録を打ち立てて千穐楽まで突っ走ることになる。連日、初演を上まわる多くのお客さんが座・高円寺へ「オレタチのブロードウエイ・ミュージカル」を観に来てくれている《事実》に感謝。
20ステージ集中力と集団力で「ユーリンタウン2011」は多くのミュージカルファン&小劇場ファンに支えられて2011年最大のヒットミュージカルとして記憶される事となると確信している。
・・・・・
集合時間を早めて清実先生に見てもらって1時間余り、動きの修正。
新しい動きも加わって全員にいい意味での刺激と緊張感が。

金曜日の夜で、昨日までもっとも「余裕あり」のステージだったのに、あっという間にフルハウスとなる。当日予約・当日券を求める人・ヒト・ひと。ありがとうございます。
千葉哲也、マキノノゾミ氏の顔も。千葉は2009年版のロックストック。いまはtptの『袴垂れはどこだ』の演出中。去年は『桜の園』の演出。最近は役者:千葉哲也に会ってない。「そのうち役者やってよ」と誘うも3年先ぐらいまで決まっているらしい?いやはや。日刊ゲンダイの山田さんに「よくなった」と一言。そういえば、日刊ゲンダイは大変なことになったらしい・・・・《「日刊ゲンダイ」に違法風俗店の広告を掲載する手助けをしたとして、警視庁保安課は27日、広告代理業「キューズエージェンシー」社長、奥田昌利容疑者(40)=埼玉県草加市北谷3=を風営法違反(禁止地域内営業)ほう助容疑で逮捕。同課は日刊ゲンダイが違法性を認識していた可能性があるとして、同日午前から、発行元の「日刊現代」本社(東京都中央区)など3カ所を同法(無届け業者の広告宣伝の禁止)違反容疑で家宅捜索した。》(毎日新聞)・・・・ガサ入れか、うーん。
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終演後、劇団女子会?いつも行く上海火鍋やさんにリナ、直美、理恵、うねべの5人で・・・。あと2日頑張ろう会。
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快晴。
そういえば、20ステージ1回も雨が降らなかった。
わたしはホントーに晴れ男である。
本日:29(土)昼・夜のステージともに「前売り完売」です。
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〈/strong>シアター・ガイドWEB「公演情報アクセスランキング」第2位に急浮上!流山児★事務所の大ヒットミュージカル「ユーリンタウン2011」は秋の演劇界の最大の注目の的?!
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ついに爆発!
「ユーリンタウン2011」も初演の09年同様、座・高円寺は予想を遥かにこえる多くの客さんで「連日超満員」のステージに!リピーター続出、ミュージカルファン・小劇場ファン半々?の熱狂のステージが続いている。

連続マチ・ソワ2ステージとも「大いに余裕あり」のステージだったのに、当日予約・当日券が伸びて「増席」しても「超満員」となる。すべては「口コミ」の力である。甲府や鹿児島、熊本からも。
長塚くん、亜門版のロックストックをやった南原さん、評論家のみなさんもここにきてどんどんやってくる。長塚君はこんど清ちゃんと組んで井上ひさしの「十一匹のネコ」で「初」ミュージカルの演出に挑む。いつかうちにミュージカルの本、書いてよと頼み込む。面白かったようである。G2さんや長塚君といった演出家が来てくれることはうれしいことである。そういえば、信さんが言ってくれた「みごとに流山児★事務所の芝居になっている」。これでいい、今のカンパニーが流山児★事務所なのである。
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マチネの回で役者にアクシデント。ダンス中に足首骨折。2人目の負傷、ひとり先週、足首にヒビが入った。急遽、対応。SHOW MUST GO ONである。疲労の極致?

夜の回終演後、井の頭公園でホームレスの支援をやっている伸彦や太田さんらとベトナム居酒屋さんで呑む。いつか井の頭公園で『花札伝綺』を上演しようとおもって動いているのだが・・・・・。

あと4ステージ。全力で走り切ります。
ぜひ、今年度最大の問題作にご来場ください。
高円寺で待ってます。
「ユーリンタウン2011」まさに「口コミの力」!!
大宣伝など全くなく、高円寺の公共劇場で20ステージロングラン中である。
ほぼ「連日満員」で突っ走っている。
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今週は6日間9ステージの強行軍。連日マチ・ソワの2連発。
一番入りが心配された26(水)だったが、2009年の後半戦同様、当日予約、当日券が伸びて2ステージとも「ほぼ満員」の盛況となる。夜の回はむすこのたつまが会社の人を6人も呼んでくれた。うれしい限りに親孝行?である。

久しぶりに会うと、痩せて、引き締まっている。おれも腹出していられん。今日はお昼に若松さん夜には蘭さんと久しぶりの顔も。蘭さんがたつまの顔をみて「こんなに小さかったのに」と笑った。25年ぐらい昔、『危険な関係』という岸田理生:作、渋谷ジアンジアンの制作で札幌公演があって一緒に旅した時、たつまはまだ五歳の子供だった。
信さんもキチンとみてくれた。小田島先生、西山水木、カトケンさん、みやさん、松永さん、寺十といった顔・・・も、後半戦である。

高円寺はうまい店も面白い店もたくさんあります。是非、ぶらりと街へ。
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佐伯さん、鷹さん、劇団の若手たち多勢と近くの安居酒屋で飲む。
佐伯さんの話はオモシロイ。まさに血風録。こりゃ是非文字にして遺してもらいたいもの。昔話は面白いし、今日、若者を叱咤する佐伯さんの姿もカッコいい。70歳、おれこんな70歳になれるかな?z

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「ユーリンタウン2011」後半戦が始まった。
お客さんの入りが心配だったが、初演同様「口コミ」の力?か当日予約・当日券が驚異的に伸びて「ほぼ満員」の客席となる。本当に感謝。今日も名古屋、盛岡といったところから大勢。
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ちなみに、久しぶりに見た映画「一命」はやはり前作「切腹」に遠く及ばない作品であった。でもって俺、3D映画はやっぱ好きじゃない・・・な。
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元演劇記者のIさんに「2年間で現実が「ユーリンタウン」になった。ユーリンタウンが東電タウンに聞こえる」Tさんも「本当によくなっている」とお褒めの言葉。
さて、秋晴れのトーキョー。
今日から2日連続の2ステージ!公演。最後の踏ん張りである。
ぜひ、ふらりと高円寺までおいでください。見逃すと一生の損ですよ。あと8ステージのみの上演です。
こんな劇評も。

流山児さんの「ユーリンタウン」は前回に続いての観劇だが、この舞台がトニー賞を獲得した作品の翻訳版とは信じ難いほど、座・高円寺の規模に嵌っている。トニー賞の作品は、オン・ブロードウェイの劇場、つまり500席以上の規模の劇場で上演した作品に限るからだ。

「オレタチのミュージカル」と名付け、改変した流山児の力量に改めて感心する。ただの見世物であったホリプロ主催の日生劇場で上演された「ユーリンタウン」にはない、力強さがこの「ユーリンタウン」に溢れている。

今回、日生劇場での公演に出演した別所哲也が出演している。日生ではボビーを演じたが、今度は悪徳警官。 ボビーのラブソングを横で聴いていて、「あの役、やりたいなぁ〜」と笑いをとっていた。
別所さんの警官。千葉哲也のような毒は少ないけれど、狂言回し役にはぴったりと思う。そして、この舞台に出演した別所さんを嬉しく思う。

出演者では、ボビーの今村洋一がいい。別所さんも、満足でしょう。そして、ホープ役の関谷春子。  歌もいいし、初々しさが好ましい。しかし、なんと言っても、この作品、アンサンブルが魅力である。

そして、今回加わった振付:前田清実がミュージカルとして成功していると思う。多くのミュージカルの振付をした経験の前田清実。舞台は、アングラのような雰囲気がありながら、ミュージカル・ナムバーでの歌唱、ダンスは、正当派ミュージカルの味もしっかりと見せてくれるのである。最近のミュージカルで、これだけ楽しい群舞を観た記憶がない。

生演奏(バスがよい!)も加えて、¥4,800。都心の大劇場で、緩いミュージカルを作っている製作者たちは、少し参考にして欲しい。

文:TOM  10月25日 ☆☆☆☆☆
奔放なミュージカル、想定外のクリーンヒット! 
すれからしのシアター・ゴーアーにとって、この「ユーリンタウン」のような想定外のクリーン・ヒットに出合うことほど、うれしいものはない。大宣伝もしなければ、テレビで顔の売れる役者で配役をかためてもいない。2カ月におよぶ稽古(けいこ)で磨きあげ、豪華な話題作をもしのぐ、奔放なミュージカルを送りだしたのだから。


 話はとんでもない。なにしろタイトルを直訳すれば「ションベン街」。地球は深刻な干ばつで水不足に見舞われている。有料公衆トイレの使用が義務づけられ、金がないからといって立ち小便すれば即逮捕、ユーリンタウンなる恐ろしい場所へ送りこまれる。理不尽な圧政に苦しむホームレスたちが体制転覆をはかって立ち上がるが、事態は思いもよらぬ展開へ、というB級寓意(ぐうい)劇。

 2年前の夏、ところも同じ座・高円寺で初演され、口コミで評判になった舞台の再演。もとはオフ・ブロードウェイと呼ばれるニューヨークの小劇場で生まれ、2001年にブロードウェイの商業劇場に進出、トニー賞を3部門で受賞した異色作である。

 演出家の流山児祥は小劇場ミュージカルとして大胆に構成する。よくあるコピーのような翻訳上演ではない。再演でキャストを大きく入れ替え、衣装も装置もやり直して緊密なミュージカルに練り直した成果に手ごたえがある。

 なにより、マーク・ホルマン(音楽・詞)の曲がすばらしい。無調的な響きをもつ、しらじらとした独唱曲が苦難にあえぐ孤独な心を照らしだす。かと思えば、ホームレスの群衆(どこか「キャッツ」風)が客席まではねまわり、強烈な合唱曲を繰りだす。舞台下手のバンドとのかけ合い、ことにピアノの荻野清子(音楽監督)との呼吸が絶妙、猥雑(わいざつ)でまがまがしい群舞を導いて細部まですきがない。あからさまなまでにバカバカしいお話に、飛び切りの音楽。これぞB級、その対照が見事だ。

 前田清実の振り付けにも目を見はる。無名の役者たちをよく動かし、群衆のうねりを威勢よく表している。両手をだらんとさせ、亡霊のような動きから躍動的なダンスに高めていったり、勢い余って倒れそうになりながら回転したり、不思議な曲線美で異常な世界に巻きこまれた感覚を示すあたりは、うならされる。

 劇場の暴れん坊、流山児祥も年輪を刻んだものだなあと思わせられるが、猥雑、過剰、エログロ、などなど1970年代に興隆したアンダーグラウンド演劇の雑食的エネルギーをこの舞台に投げこんだ。唐十郎や寺山修司が主導したアングラ演劇は、一面で歌を多用するミュージカルでもあった。ただ多くの場合、役者の歌唱力やダンスがお粗末で、アングラすなわち粗悪品のイメージも強かった。すぐれた役者と向き合えばアングラのセンスはいまなお光り輝くことがわかる。

 その流山児演出は観客を手玉にとる。入場時、制服姿のセクシーな美女たち(圧政の象徴)が「こっちよ」などとささやき、席に案内してくれる。すわれば拍手をうながされ、ホームレスのビラをまかれる。あの手この手で舞台に注意をひきつけられ、役者もまたアドリブ的な瞬発力をみなぎらせる。観客への挑発を過激に試みた寺山修司の演劇論が、この舞台には生き残っている。

 大劇場のグランド・ミュージカルで活躍する別所哲也が警官の親玉を演じ、大いに意気をあげる。流山児の相棒といっていい塩野谷正幸がトイレ管理会社の悪徳社長を演じて、いかがわしくも、キッチュだ。ホームレスの「世界同時ションベン革命」をひっぱる青年の今村洋一、悪徳社長の愛娘の関谷春子の純真な恋はまるで「ロミオとジュリエット」。それも台本のいたずら心だろうが、B級であればこそ必死の演技が必要で、この点はきれいにクリアされた。歌は真剣そのもの、今村の透明感、関谷のブルース調の懸命な歌唱も胸にしみ、不思議な命が役に宿る。

 ほかに輝く役者の名をあげれば伊藤弘子、坂井香奈美、清水宏。坂井の愛きょうのあるセリフとカンのいい歌唱力、清水の観客をひきこむ勢いの良さ。群衆シーンで一丸となるコーラスの面々も歌、踊りともに頑張る。

 演劇通なら、この舞台が20世紀演劇の巨匠ブレヒトの演劇論で構成されることに気づくだろう。観客を甘美なラブソングやコント、アクロバット的な演技で誘いこみ、それでいて予定調和的なエンディングを裏切る。世界の矛盾をありのまま認識させようと、意外性(異化効果という専門用語がある)を駆使し、意識の覚醒(かくせい)に導く。グレッグ・コティス脚本のこの舞台はブレヒトの代表作で、闇社会を生きる悪漢の音楽劇「三文オペラ」の似姿であり、ブレヒトの異化効果を象徴する「ソング」を用いた「逆三文オペラ」でさえあるのだ。

 ユーリンタウンが何であるかは劇中でわかる。その味は苦い。革命運動は成功しそうだが、終わりは……。

 唐突な結末はお話に酔った観客の頭をさますのに十分。節水か流し放題か。専制か自由か。ブレヒトにならえば、答えは観客が見いだすものなのだ。

 井上ひさしが最晩年の朗読劇「水の手紙」で描いた地球の水不足の問題、それは震災後の日本でいっそう切実に感じられる。水がなくなってまず困るのが水洗トイレだというのは、神戸でも東北でも明らかだった。出せなくて行き詰まる人間、それはただの笑い話でなく、あすの我が身だ。

 個人の無制限の自由(廃棄の自由でもある)は地球環境に「優しくない」面がある、という含意は今日の世界状況をついて、思いのほか鋭い。2年前の初演は稽古3カ月だったそうだが、その3分の1にも満たない日数で初日を開けてしまう「話題作」が大宣伝される現実を知っておこう。スターのスケジュールや稽古場を押さえるのが大変だからで、稽古が長ければギャラも仕込み費も高くなる。演技そっちのけの舞台が横行するなか、このミュージカルは演劇界の「体制」に立ち向かうアンチテーゼでもあった。
 吉原豊司訳、坂手洋二台本。休けいを入れて約2時間40分。

(編集委員 内田洋一) 10月25(火)日本経済新聞WEB刊。
            舞台レビュー。