終演後のロビー、鐘下や西條、新潟のほーりんといったいつもの顔にまじって今秋、阿萬がお世話になる文学座の皆さんらに挨拶、秋のミュージカルのピアニストさんと軽い打ち合わせ。
例によって役者達は夜の町に消えたが、私はそのまま帰宅。ビール2本飲んで仮眠。3時半からの対デンマーク戦に備える。
キチンと起きようと思ったが下の呑み屋(早稲田の学生たちで経営するカフェバー)の大歓声と拍手で飛び起きてテレビのスイッチを点ける!見ると本田のシュートである。
引き分け以上で1次リーグ突破が決まる日本。松井や長谷部がフリーランからマークを外す動きでチャンスを作り17分、本田がFKから鮮やかな無回転シュートで先制。30分には遠藤がFKからゴール右隅に決め、2点リードで前半を終えた。後半、デンマークは早々と長身選手を投入し、前線にボールを送り込むパワープレーに。長谷部と阿部がDFラインに加わって対応した。PKで1点を失ったが、最後まで集中して守り抜いた。後半42分、本田のパスに合わせて、勝利を決定づける3点目。自らのゴールを追い求め、苦しみ抜いた岡崎が勝負どころで意地を見せた。日本のエースの復活である。いや、良かった良かった。コレで決勝リーグT進出、次回は29日のパラグアイ戦。本田くんのいう世界一には笑ったが、とりあえず、目指せベスト8!
・・・・・・・・・・・・・
というわけで、今日25日(金)の3日目は祝:World Cup2010決勝T進出決定記念公演である。元気なる!元気になれる青春活劇!『お岩幽霊』に是非ご来場ください。出演者・スタッフ一同お待ちしています。ふらりと、下北沢まで!
開演前、鷹さんと「珈琲館」で馬鹿話。北京で晩飯、おかあさんに是非見てくださいとしゃべる。2日目、本当に、コンナ雪の中、多くのヒトが早稲田まで来てくれた。感謝感激である。前の列に少しの空席あるもののほぼ客席は埋まった。芝居は安定している。が、もっと熱を!である。
終演後、いつものように、呑み会。鷹さんや、岡島くんとイロイロしゃべる。歩いて馬場までかえる、すごい吹雪である。こんな東京見たこと無い。久しぶりにいい気持ち.馬鹿なヨッパライが奇声を挙げてすっころんでやがる。いいんじゃない。馬鹿だな、怪我するぞ!!
※※
今日、キルギスにいる演出者協会の演出家の江尻君からきたメールのことを早稲田で話した。キルギスの現代演劇。面白そうである。行きたいなあ。
鷹さんは今年もパレスチナに行くそうな、いい事だ。わたしは、いつかキルギス、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンツアーってのもいいんじゃない、ということで旧ソ連のこの国のことをこれからちゃんと、「学習」しようと思っている。
※※
雪も上がってイイ天気である。
イイ感じで最後の通しとなった。客席も柏倉太郎ほか多くのお客さん。まあ、柏倉太郎がいるだけでこのゲネプロは凄い!のだ、日刊ゲンダイの山田さんの顔も。終演後、ダメだし。もうほとんど無い。小林七緒の的確でクールな芝居作り。これでいい。
※※
楽塾稽古に。木内尚のつけた踊り、実にいい。トップシーンの稽古、しつこく。しつこくいきまっせ。で、皆さんと久しぶりに、それこそ10年ぶりに馬場の「一合目」という呑み屋へ。コレが旨いつまみのアル飲み屋。12時近くまで。
※※
というわけで、本日:31日(日)午後3時『標的家族』初日です!!
※※
あ、それから28日(木)の日刊ゲンダイ、29日(金)の朝日新聞の夕刊に小林七緒と「標的家族」の記事が掲載されました。以下が掲載記事。asahi.com です。
「新進の美術家、俳優、音楽家の育成を目指す、次世代を担う演劇人育成公演「標的家族!」(佃典彦作、小林七緒演出)が31日〜2月11日、東京・Space早稲田で上演される。「次世代」シリーズは日本劇団協議会が主催しており、12回目を迎える。
あたかも標的のように世間から不当なイジメを受ける家族を描き、平穏な生活も、その危機と隣り合わせになっていることをほのめかす書き下ろし。今回は音楽の諏訪創、美術の小林岳郎、俳優の木暮拓矢が育成の対象者となっている。制作は流山児★事務所。3800円。電話03・5272・1785(同事務所)」