7月30日(土)・31日(日)昼:13時30分、夜:18時30分
の、4ステージのみの上演。
台湾@嘉義縣表演藝術中心實驗劇場 (民雄?建國路2段265號)
(客席380余)
台北から新幹線で1時間。映画「KANO」のあそこでやってます。ぜひ、ふらりと台湾へ!
待ってます。
秋には台北市の新劇場での公演は「劇場が今年中に完成しない」そうで、延期とのこと。いやはや、残念。
それにしても、俺の顔のポスターで『マクベス』の売り出しはないだろう?
前売り予約は→ https://goo.gl/Yf9zgp
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摩拳擦掌好幾天,《馬克白》多種優惠今天中午十二點半就要開賣了,快來看看?種折扣適合?!《馬克白》、《家的妄想》兩?演出都是對號入座,考慮太久的話,好位會被捷足先登?〜
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*團體票(30張以上)85折!
「龍山荘」という「改装中」の民宿に泊まり(外観はまるで廃墟です)、歩いて10分ぐらいのところにアル劇場に暑い日差しを浴びながら通っている。
50余人の参加者たちと3日間のハードなオーディションワークショップ。
元気な演劇青年たちと合宿しながら楽しくやっている。
2日間で約半分に絞込み。明日でメインキャストのキャスティング。
一面の田園風景。とにかく心があらわれる日々です。なんかインドネシアにまた来た気分。
嘉義市は、台湾映画の名作「KANO」の現地。
小黒という名の若き芸術監督と一緒に、とにかく、面白いモノを作る。
メンバーがとにかく若い、こうなったら初めて「マクベス」に取り組んだ30年前に戻って徹底的にワイルドでアナーキーな作品にしてみようと思っている。
振り付けの真美先生には楽塾に続いて付き合ってもらっている。
演劇渡世の行きがかりで始まったこのコラボレーション。ゼニカネではなく日本のアングラの生き様を見せる長旅である。これも面白い。「西遊記」からノンストップで南洋に「いる」私たちである。
夜おそく、KANOの夜市にいってきました。これが凄い、靴屋さんのまえがたった10分で巨大な屋台村に変貌するさまに驚く!!
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5月4日(水)
見事な田園に囲まれる宿にて、
今朝、「平野直美が小田原城親善大使に選ばれる夢をみた。
なぜか、我々、小田原は江戸幕府と戦っている。城に火が放たれる・・・」
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今日は「マクベス」オーディションワークショップ最終日。
補欠も含めて30人近く。
初めから海外公演を見据えた企画なので25人以下にしなければならない。
まずは、トップシーンを作ってみようと思っている。
ハードなラストデーになりそう。
夜は嘉義から台北に移動。
明日は午前中、高校生のワークショップ。
谷川俊太郎さんの詩と村上春樹の短編小説「踊る小人」を使って「日本語」で遊ぼうと思っている。
嘉義の稲穂をみると、あちこちに実をつけている。そうか、二毛作か。
久しぶりに田舎の荒尾の田んぼを思い出していた。
母と一緒に一家総出の稲刈り・・・・・。
BY ヨーロピアンパパ ブログ。
前半の絢爛な舞台運びは、とりわけあまり芝居を生で見たことのない若い子に楽しんで欲しいなあと感じた。
うーん、すごくわくわくした。マクベス 1
武将として長けたマクベスが魔女の予言を信じ、権力欲に走る過程。ゆるぎないダンカン王の威厳と信頼
が今一つ印象付けられればさらに物語は加速しただろう。
夫婦の微妙な愛の関係は、微妙な裏切りの関係。
微妙な信頼の関係は、微妙な破滅の関係。
若杉マクベスと伊藤マクベス夫人は、現代の夫婦の雛形の中で、コミカルに野望を演じ、微妙に歯車のかみ合わなくなった関係は、錯乱し堕ちていった。
「戦争」という2文字がリアリティを持つ今の時代に、マクベスはまた輝きを放つ。
細かい部分にも配慮の行き届いた舞台、永遠の人間ドラマは心を熱くしました。
超8有名な演劇ブログ
「演劇定点☆カメラ」BYねこ
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30周年記念公演ファイナル。91年再演から3回目のマクベスは俊英・西沢栄治とのタッグで「アジア」がコンセプト。
【舞台】
削がれてシンプル。白の一面、真四角の平台中央に丸い井戸。後方階段を 上がって、幕が掛かったステージ。どこか神殿彷彿。天井近くにバルコニーまで 空間活用
【お話】
武将マクベス。魔女にそそのかされて、王と盟友の武将を殺し、王位を我が ものに。しかし、王の遺児に討たれてしまう。
高揚感溢れるポップな舞台、しかし決して軽くはない。
大人数のモブ、女性達が わんさか、シニア劇団楽塾まで多彩に出演。枯れたヨーロッパではないアジアのムードを醸し。劇中歌もふんだんに、暗く湿りがちな原作を上昇気流に乗せて熱く心地良く魅せ。権力闘争の源である欲望と恐れ、終の虚しさを劇団はえぬきの若杉宏二、伊藤弘子の好演で、存分に見せつけ。現代化の要素もちりばめ、日常感覚 で体感できるものとして判りやすいマクベスとし。
客演もまた存分。伊達暁、植野葉子の際立つ存在感。井村タカオの朗々とした歌唱が素敵。
久々にみた海津義孝の変わらずの演技を嬉しくみるねこ。
月蝕歌劇団主宰:高取英氏。
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流山児★事務所の「マクベス」は、運びがテンポよく、歌と群舞とチャンバラがあり、飽きさせない。マクベスの若杉宏ニもマクベス夫人の伊藤弘子もよい。バンクォーの石橋祐も。
前半、井村タカオの魔女が怪調。前半というのは、真ん中で少し出番が少なくなる。もう少し見たかった。舞台セットも、中央の井戸、階段、二階などがよかった。 つまり、面白かった。
現代のアジアを舞台にかえている。そのチャンバラが、日本刀というのもいい。物語はシェイクスピアに忠実だ。やはり、シェイクスピアの力もある。私は、シェイクスピアでは、この作品が一番好きだ。上演を考えたこともある。今回、特に、集団の動きがとても工夫されていた。それが楽しみを倍加させた。悪徳と破滅、それに戦争の愚かさを加えていた。
ところで、バーナムの森をマクベスはなぜ焼かなかったのか、てなことを考えていた。私なら焼く(笑)。なにしろ、バーナムの森が進撃してこない限り安泰と予言される。すなわち、もし、進撃してくればマクベスは終わるのだ。それなのに、そんなことはないと笑って喜ぶ。アホなのか。猜疑心が強いのだから、焼くと思う。ここは、シェイクスピアの欠点か。な、わけないな(笑)。
ありがたいことである。
本当に全国から30周年記念公演ということで様々なひとたちが。福岡のSさん、金沢、盛岡、いわきといったところから。有難うございます。あ、憧れの瀬間千恵さんも客席に。初代の魔女(北村魚、外波山文明)や、野村萬歳の「マクベス」の魔女:高田恵篤(小林圭太も来てたっけ)の顔も・・・まさに千客万来。
あと2日間3ステージかぎりです。出演者・スタッフ一同全力で駆けぬけます。ニンゲンの面白さを求めて!!
男たちはカッコよく、女たちはあくまでも凛々しい。
世界の何処にもない「マクベス」です。
世界を黒く塗りつぶせ!Paint it Black!
【前売情報」
22(土)昼:余裕アリ、ふらりと高円寺へ。当日券あります。
22(土)夜:超大いに余裕アリ。まだ半分しか売れてません、これホント?!
ふらりと、高円寺へ。←超オススメステージ。
23(日)千穐楽:大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ←超オススメステージ。
当日券(前売・当日とも4000円)は開演1時間前から販売。
充分ございます。
※高校生割引1000円、U25割引:3200円 大好評発売中。
高校生、U25みなさん、劇の感想を是非f、face book、ツイッターでお寄せ下さい。
※今すぐ 予約→https://www.quartet-online.net/ticket/2015macbeth?m=0abjgca …
(開演、3時間前まで受付中です)
7日目、「余裕アリ」の状況にも拘らず、驚異的に当日券が伸び「超満員札止め」で、数名のお客様をお返しする事態となってしまった。
当日券をお求めのお客様方、本当に申し訳ありませんでした。
増席しました。
本日:21(金)@座・高円寺 19時開演です。客席は「超大いに余裕アリ」です。
当日券(前売・当日とも4000円)は18時より販売、充分ございます。
ふらりとおいで下さい。
※高校生割引1000円、U25割引:3200円 大好評発売中。
高校生、U25みなさん、劇の感想を是非f、face book、ツイッターでお寄せ下さい。
※今すぐ予約→https://www.quartet-online.net/ticket/2015macbeth?m=0abjgca …
(開演、3時間前まで受付中です)
【前売状況】
21(金):超大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。←超オススメステージ。
22(土)昼:大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。←超オススメステージ
22(土)夜:超大いに余裕アリ。まだ半分しか売れてません、これホントです!
ふらりと、高円寺へ。←超オススメステージ。
23(日)千穐楽:大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。
座・高円寺1で流山児☆事務所創立30周年記念公演「マクベス」(構成・脚本=西沢栄治。脚本・演出=流山児祥)を観る。
記念すべき221本目は1988年に本多劇場で塩野谷正幸+一色彩子で上演された「マクベス」以来、何度か形を変えて上演されてきた「流山児マクベス」。
今回は構成=西沢栄治ということで、かなり大胆にカットしてコンパクトな芝居になるのかと思いきや、ほぼ原作通り。ただし、舞台をアジアの架空の国に設定したことで、今の政治状況を照射したアクチュアルな「マクベス」となった。出演者が40人、坂本弘道グループによる生演奏など、疾走感と猥雑性と祝祭性に満ちた舞台はいかにも流山児☆事務所らしいにぎにぎしさ。
冒頭、女性が教育を受ける権利を訴えてタリバンに銃撃された15歳のパキスタン少女マララさんのノーベル平和賞受賞のスピーチから始まる。「男の権力闘争の物語」になぜこのスピーチなのか。それはこの舞台に通底するテーマと重なっていく。
そして、マクベスの誕生シーンへ。
母親(伊藤弘子?=マクベス夫人)の苦悶の末に生まれたマクベス。このシーンを見る限りではマクベスは女から生まれた男のようだ。
「女から生まれなかった」マクダフとの運命を暗示するのか。
言わずもがな、「マクベス」という物語は、魔女の甘言にたぶらかされ、権力欲に取りつかれた男の転落の物語だ。
流山児マクベスはその悲劇性に「女性性」と「男性性」という対立要素を織り込んだ。
マクベスを殺すことができるのは、女から生まれなかった男マクダフ。帝王切開で生まれたということは、当時の医療技術からすれば、当然母親は死んでいる。
つまり母の身体を食い破って生まれたのがマクダフだ。母の命と引き換えに誕生した者。死者から生まれた男がマクダフ。
つまり「女性性」を否定した男がマクダフだといえるのではないか。
対するマクベスは難産であろうと母親の産道を通って生まれた。母という「女性性」を帯びている。
女性性を否定したマクダフに殺されるというのはいかにも象徴的だ。
しかし、そのマクダフも最後は…。
もうひとつ、牽強付会を承知で言えば、祖父・岸信介の亡霊に取りつかれた安倍晋三が権力の階段を駆け上がっていく物語とも読める。しかし、決定的に違うのは、若杉浩二のマクベスは小心なチンピラで、絶えず内心の葛藤があるのに、我が国の首相の辞書には「葛藤」という二文字がない。
のんしゃらんと祖父の亡霊の指示に従うだけ。もっとも、祖父の亡霊を操るのはアメリカという魔女なわけだが。
素と演技を往還する伊藤弘子マクベス夫人の意図は終盤になって得心がいく。
久しぶりの若杉浩二も小心男マクベスを好演。急階段の上り下りは大変そうだが、最後の激しい殺陣など獅子奮迅の動き。
怜悧一徹なマクダフの伊達暁もいい。魔女の一人はこんにゃく座の井村タカオ。さすがの歌唱力に舞台が締まる。植野葉子の艶麗な歌唱、ヘカテの有希九美、バンクォーの石橋祐、ダンカンの栗原茂、久々の小川輝晃、近童弐吉、渡辺修。そして海津義孝の健在ぶりを見たのも嬉しい。
白を基調とした舞台美術も美しい。
これで「中日」を無事終えることが出来ました。
塩野谷正幸は「人民の敵」@吉祥寺シアターの場当たりを抜けてマチネを観に来てくれた。劇団愛である!!直実、木暮、香奈美、阿萬、山下といった劇団メンバーが受付・制作と総動員体制の流山児★事務所創立30周年記念公演である。
今回ほど「劇団力」=集団劇の面白さを感じていることはない。芝居は個人ではなく集団の力なのだ。
松岡和子さん、西沢栄治くんとのアフタートークも楽しいことに。いや、松岡さんの期待に応えられてよかった、ほっとしました。変わるところは変わって、変わらない床がきちんとあった、の感想には感激。本当にじつによく見てくれている。ヴェルディのオペラ「マクベス」に話題が及んだ時、さすが!判って貰えたとジーンと来た。有難うございました。ということで3日間連続で高円寺で痛飲、いかんいかん。
本日:20(木)まだ、まだ「余裕アリ」の客席です。
当日券は充分用意してあります。開演1時間前より発売します。
ぜひ、ふらりと高円寺までおいで下さい。高校生:1000円好評です。
劇団員一同お待ちしています。面白いです!あと4日間、5ステージのみです。
お見逃しなく!友達誘って来てね。待ってます。
【前売状況】
20(木):余裕アリ 、ふらりと高円寺へ。当日券アリ。
21(金):超大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。←オススメステージ。
22(土)昼:大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。
22(土)夜:超大いに余裕アリ ふらりと、高円寺へ。←オススメステージ。
23(日)千穐楽:大いに余裕アリ、ふらりと高円寺へ。
※高校生割引1000円、U25割引:3200円 大好評発売中。
で、高校生、U25の感想を是非f、face book、ツイッターでお寄せ下さい。
※今すぐ 予約→https://www.quartet-online.net/ticket/2015macbeth?m=0abjgca …
(開演、3時間前まで受付中です)
『マクベス』の冒頭。
去年史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララさんの命をかけた平和への演説から始まり、マクベス夫人からマクベスが誕生する。それを取り囲むのは17人の魔女達。
今回全編を通して私が観ていて感じたのは“女って強い生き物なんだなぁ。
魔女達の言葉に翻弄され、マクベス夫人の言葉に乗せられ悪事に手を染めていく…
魔女達やマクベス夫人が強ければ強いほど、マクベスの小心者(小者)ぶりが際立って見えたような(笑)。
幕開きでマララを演じた廣田裕美さん!マクベスの若杉宏二さん!マクベス夫人の伊藤弘子さん!そして17人の魔女のみなさん!みなさん、最高にブラボーでした!
おそらくマクベスは根はいい人。
だけど人間というのは欲深いものだから、欲しいものがあれば悪に手を染めてまでも手に入れる。
それゆえにいつも何かに怯えていて、そこの核心を突くかのような魔女達の言葉がマクベスを追い詰めていく。まさに『キレイはキタナイ、キタナイはキレイ』最後はバットエンドでもハッピーエンドでもなく、なんだか日本の今をも暗示しているような気がして…それがかえって衝撃的でした。
私が思うに…今でこそシェイクスピアは古典として扱われていますが、シェイクスピアが生きていた頃は日本のアングラ演劇みたいな最新・最先端をいく芝居だったんだろうなと思うのです。
だから流山児★事務所みたいなアングラ劇団がシェイクスピアを上演するのは至極自然なことだし、意味のあることなんじゃないかと思うわけで。
随所に今の日本を象徴するようなシーンや仕掛けも散りばめられていて… 流山児★事務所の劇団力をまざまざと見せつけられた今回の『マクベス』2時間ちょっとの上演時間があっという間でした!
今年はなぜかマクベスがあちこちで上演されている“マクベスイヤー”ですが…流山児さんだから、流山児★事務所だからこそできるアングラマクベス…ボキャ貧で申し訳ないですが(;^_^A…日本で不穏な動きがある今だからこそ観れてよかったと心底思えました!