公演情報

◆◆◆◆2026春公演◆◆◆◆

『新版 夢の肉弾三勇士』

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公演詳細

〜「いま」という名の暗闇の真っ只中。戦争は、しれっと開始している。〜

原作・演出:流山児祥
脚本:鹿目由紀(劇団あおきりみかん)
音楽:珠水(少年王者舘)


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シアターRAKU 2026 
『RAKU歌舞伎★十二夜』

原作:W・シェイクスピア

演出/流山児祥
音楽/高橋牧(時々自動)
振付/北村真実(mami dance space)



ご予約はこちら

2026/05/23 (土)〜6/4 (木)

@早稲田小劇場どらま館

 



■◇■◇■◇■◇■◇■◇


==DVD発売中==


こちらから


『冥王星の使者』



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作⦿高取英
(月蝕歌劇団)

脚本・演出協力⦿天野天街
(少年王者舘)

演出⦿流山児祥

音楽⦿巻上公一
(ヒカシュー)

人形製作⦿山田俊彦
(人形劇団ココン/ITOプロジェクト)
 

 

流山児★事務所
2023年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
CD/DVDを買う
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続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
 ≫詳しくはこちら
【劇場入りまで8日!売切9ステ!】
愈々、通しウイーク突入
こんなシェイクスピア観たことない!!
流山児事務所「初」の@早稲田どらま館公演
流山児祥の原点=早稲田小劇場「57年」ぶりの帰還
30年目を迎えるシアターRAKU『十二夜』ワールドプレミア


■〜シニア演劇30年とシェイクスピア〜
アフタートーク超豪華ゲスト!
※終演後20〜30分(予定)
5月25(月)19時★河合祥一郎氏
6月1(月)19時★小田島恒志氏
6月4(木)14時★松岡和子氏


★平均年齢70歳シニア社会人劇団シアターRAKU創立30年目公演★
『RAKU歌舞伎十二夜』(世界初演)
5月23(土)〜6月4(木)
@早稲田小劇場どらま館(早稲田駅3b出口徒歩2分)
(客席60の小劇場)
原作◉W・シェイクスピア
翻案演出◉流山児祥 
音楽◉高橋牧
■上演時間1時間40分(予定)

【前売状況】
5/23(土)17時 △残5→予約はお早めに!
24(日)13時 ✖売切
25(月)14時 ✖  19時✖ アフタートーク・河合祥一郎
27(水)14時 ✖
28(木)14時 ✖
29(金)14時 ✖
30(土)13時 ✖ 17時 〇余裕アリ
31(日)13時 ✖
6/1(月)14時 ✖ 19時 〇アフタートーク・小田島恒志
3(水)14時 〇 19時 〇
4(木)14時 〇アフタートーク・松岡和子

★ものがたり
時は昔。紀の本の国。
双子の雪之丞、雪姫が乗った船は難破してしまい、別々に漂着します。雪姫は身を守るため男装し、乱丸と名乗り小笠原左大臣に小姓として仕えます。左大臣の恋の使いで三条宮家の時姫を訪れると、姫は男装の乱丸に一目惚れしてしまいます。
一方、海賊の鮫蔵に助けられた雪之丞は、時姫に一目惚れ。
……登場人物が次々と片思いに。
どうなる?十二夜、それはどんな馬鹿騒ぎも許される祭りの日

【五月の空にめぐろあやは旅立った】
きらめく季節に たれがあの帆を歌ったか
つかのまの僕に 過ぎてゆく時よ
二十才 僕は五月に誕生した
〜寺山修司「われに五月を」〜

寺山修司は12月10日に生まれ5月4日死んだ。5月はきらめく季節であり、死の季節なのかもしれない。唐さんは兄と慕う寺山を追うように5月4日彼岸へと逝った、そんな5月に急逝した同志:めぐろあやについて書いておこう.

GWは30年近くシアターRAKUの季節である。45歳以上の大人(セカンドライフ)のための演劇ワークショップ=楽塾(その後シアターRAKU)をSpace早稲田で開設したのは1997年4月、私が11月に50歳を迎える頃であった。高齢化社会に突入した都会の片隅で同世代のフツーの人たちと「演劇してみよう」と始めた。まさか28年も続くとは思いもよらなかった。イマや精力的に国内外を「旅する」高齢者劇団に成長した。

めぐろあや、いそちゆき、杉山智子、小森昌子、川上アキラが創立メンバー。未経験者3人、いそちゆきは広島出身で学生演劇を経験してるし、めぐろは仙台出身のアングラ劇団:演劇集団変身の出身であった。

ほぼマトモに舞台の上で歩けない、踊れない、歌えない、喋れない5人と月2回稽古で、1年がかりで三島由紀夫の「葵上」を使い、歌って踊って恋をする「劇らしきシロモノ」を創り上げた、旗揚げ公演『水色の雨』である。シロウトの凄みに「目から鱗」、味をしめ翌年もやることになる。川上は1本でやめてしまった。『かもめ翔んだ』『東京ブルース』とエエカゲンな「ウタ芝居」を自由に構成し4人の女優芝居を創り上げていった。

なぜか一部で評判になり、いつのまにかメンバーも倍増した、新入団した二階堂まり、川本かず子らと共にめぐろは、非戦の劇グループ「ピーストレイン」を結成、中心になって積極的に活動する、「子ども食堂」やフクシマの劇団にも客演、政治活動にも参加してゆく、根っからのロック少女の清志郎好きである。

そして、楽塾は創立10年で下北沢本多劇場へ進出し、いつのまにか3倍のメンバー、Space早稲田に毎年GWに1000人を超える観客を集める人気劇団となる。小森は80歳で引退し、カナダ、台湾の海外公演も展開、劇団名をシアターRAKUに改称、めぐろ、いそ、杉山の3人は元気に舞台の中心メンバーとして立ち続ける。

人生を背負って劇現場に生きる等身大のカラダが演じるRAKUの劇。創造現場はニンゲンというイキモノが生み出す自由の解放区。老いても「ありのまま」「そのまま」で、「演じる喜び」を爆発する!何よりも肯定する生の歓喜の劇!それがRAKUの劇である。


『夏の夜の夢〜嗚呼、大正浪漫編』の5月5(月)@Space早稲田開幕直前、予期せぬ事が起こった。舞台稽古中、めぐろあやは突然、体調不良に陥った。見るからにつらそう、根っからのアングラ女優、泣き言を吐かないめぐろを全員で説得「休養」をとってもらうことにした。復帰は休演日明け、6日間の休養。「体調万全で復活します!」と元気に別れる。初日の夜、LINEにも電話にも出ない、息子の亮太くんに連絡、自宅へ行ってもらう。

5月5日、虚血性心疾患で「めぐろあや急死」の報。あやは、静かに彼岸へと逝った。 享年76。愕然、青天の霹靂、理不尽の魔、創立メンバーの死。劇団の総意で、めぐろは千穐楽まで芝居中=Show Must Go On"、死亡告知は公演終了後とする。

息子の小野 亮太くん がfaceブックに公表「あまりにも青天の霹靂、急なことに家族一同、現実を受け入れることができませんでしたが本日(5月11日)家族葬にてお別れの儀を終えました。奇しくも自分が役者として出る予定だった舞台の開演日に幕を閉じるという、いかにも劇的な母らしい最期でした。"Show Must Go On"この言葉がまさに彼女の人生そのものであり、人生の舞台を見事に演じ切った、役者ならではの最期であったと思います。生前、こんな言葉を家族に不意に話した事がありました。「不完全だけど、豊かな人生だった」その言葉を表すかのように、最期のお別れの時の顔は、本当に満ち溢れた顔でした。」

わたしは、千穐楽、最後の役者紹介で「桶屋の砂吉!めぐろあや!」といつものように紹介した。
めぐろあやは、ぼくたちと一緒にシアターRAKUの舞台に立ち千穐楽を迎えたのだ。

そして、めぐろあやは5月の故郷:仙台の青い空のなかに還っていった。
それにしても早すぎる、もう少し一緒にあなたと馬鹿なコトをやりたかった。

お疲れ様でした、あやさん。(5月17日)


15ステージ満員絶賛の最新作『夏の夜の夢〜嗚呼、大正浪漫編』
@Space早稲田千穐楽!

シアターRAKUの代表作が誕生しました。
雨のトーキョー5月の涙雨、心置きなく暴れます!
早稲田の小劇場に10年間、毎年1000の観客が結集する現実に感謝、
シニア演劇の極北を目指します!皆さん元気で来年も会いましょうね
【愈々、本日17(土)14時千穐楽!】
5/17(土) 14時開演 当日券4〜5枚
当日券は13時40分から会場Space早稲田で発売します
ご予約のお客様の後にご入場となります
上演時間は、1時間35分です
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『夏の夜の夢〜嗚呼、大正浪漫編』
2025年5月5日(月・祝)〜17(土)@Space早稲田上演中
最強の古希・喜寿・傘寿の乙女たちの演劇の解放区
♪ああ、自由なる恋に生き ああ、自由なる恋に死のう!
これぞ、自由なるオペラ!
【当日券情報】
本日は昼・夜の2回公演です
5/16(金) 14時開演 3〜4枚
19時開演 完売御礼! 発売無し
当日券は開演の20分前から会場Space早稲田で発売します
ご予約のお客様の後にご入場となります
上演時間は、1時間35分です


※今回はシェイクスピア作品、山元清多・脚色というコトか、多くの演劇評論家、批評家、演劇ライターが連日観劇、「28年目にして」珍しい光景、ま、高齢者劇団(新視点の舞台芸術の展開)の批評も評論家の仕事なのだから。ちゃんと「批評し正しく評価」してもらいたいものである。
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『夏の夜の夢〜嗚呼、大正浪漫編』
2025年5月5日(月・祝)〜17(土)@Space早稲田上演中

最強の古希・喜寿・傘寿の乙女たちの演劇の解放区
♪ああ、自由なる恋に生き ああ、自由なる恋に死のう!
これぞ、自由なるオペラ!


「前売状況」残り2日3ステージ
16(金)14時▲残席僅少⇒今すぐ予約 
   19時✖完売(キャンセル待ち
【本日:14日(水)14時〇余裕アリ】

少しづつ当日券のお客様が増えSpace早稲田は「満員」の盛況が続いています、
ふらりと、早稲田で「当日券」をお求めください!13時40分開場・当日券発売します

『夏の夜の夢〜嗚呼、大正浪漫編』
原作◉シェイクスピア 台本◉山元清多 演出◉流山児祥
2025年5月5日(月・祝)〜17(土)上演中
 @Space早稲田

「前売状況」
14(水) 14時○余裕アリ
15(木) 14時✖
16(金)14時◎大いに余裕あり 19時✖
17(土)14時◎
【様々なる劇評その4】

ステキな劇評が続々と出ています、初観劇の後藤さん、佐々木監督、小原さん、有難うございます

●後藤茂
『夏の夜の夢〜嗚呼大正浪漫編〜』
28年目の新作音楽劇 ★お勧め舞台。
土方巽(当初の麿赤兒や大須賀勇らもか!)が舞台で光の当たらないスキマをえぐり取って、さあさあどうだと高級料理のシェフよろしく、テーブルに並べる。そこはレストランか?場末の定食屋か?
なんと28年も活動している流山児祥主宰の高齢者による演劇グループの公演。喜寿(77歳)1人+古希(70歳)4人の5人チームがなんとも言えない。1番若いのが40代後半。
果たしてゲテモノか?下手なのか?いやもしかしたら上手いのか?滑舌や声量も強くなく大丈夫か?しかし空間の中を捉えているのは間違いなくプロだ。
初め、素人劇団かと馬鹿にしていたが、途中から、目が離せなくなった。マサに土方舞踏と同質のモゾモゾと弄られる、言葉にできないものに身を任せる快楽があった。(白塗りでクネクネしてるとか形式ではないのだよ)
公演は来週末まで。満員すしずめ状態の客席。5月12日まで完売。13日(火)が狙い目。まだ後半はチケットが取れそうです‼️
本当に観てよかった。こんなのがあるなんて・・😲


●佐々木想(映画監督)
伯母と義伯父の墓参をし、space早稲田へ。
シアターRAKU創立28周年記念公演『夏の夜の夢』を。
28周年となる今回の公演は、より肩の力の抜けた、いい意味でのゆるさがあり心地よく観劇。
いそさん、杉山さん、内藤さん、二階堂さん、川本さん、桐原さん、高野さん、溝田さんたちが大正期の夏の軽井沢に集う人間や森の精を軽やかに演じ、村田泉さんのさつきは夢に出てきそう。美術も素晴らしかった。

終演後、先輩の役者さんの訃報を聞く。
その方には私も大変お世話になり、アングラ俳優の修行の道を進むと思われていた私が演劇を離れることになった時にも話を聞いてくださった。信じたものに裏切られながらもひたむきに生き続ける役を、演じ続けてこられたように思う。素敵な先輩でした。
シアターRAKU『夏の夜の夢』は17日まで。是非お立ち寄りください。
私は、日暮れて道遠し、とかナントカ言ってないで、会えていない先輩たちのところへ粗末なナリで押しかけようと思っています


●小原雅史(映画&海外ドラマライター)
シアターRAKU2025『あちゃらかオペラ 夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編〜』@Space早稲田。初演の三鷹市民会館光のホールとは違い、今回はSpace早稲田という小劇場仕様。
シアターRAKUのおなじみのシニア俳優たちが見せる芝居はとにかく明るく楽しくはつらつとしている。そんな大ベテランたちに交じって、流山児★事務所に入ったばかりの岡本瑠奈さんが上演前の宣伝(流山児さんの本やRAKUのTシャツ)のほか、劇中でも一生懸命に演じていて新鮮さも感じさせた。彼女が流山児さんに鍛えられて、どんな俳優に成長していくか。流山児★事務所の公演を観る楽しみがまたひとつ増えた。


●KAORI KURITA
あちゃらかオペラ「夏の夜の夢〜 嗚呼、大正浪漫編
流山児祥さんが主宰するシニア劇団、シアターRAKU創立28周年記念公演だそうだ。
流山児さんて、アングラでハードなイメージでしたが、各地で演劇ワークショップを開催したり、「セカンドライフの演劇運動」を掲げ、シニア劇団RAKUなどを立ち上げているそうだ。
お話はシェークスピアの「真夏の夜の夢」を原作としているが、日本の大正時代に置き換えてる。
今回で3回目の観劇
出演のおばさまたち、皆さん古希とか喜寿とか。。
私もまだまだ頑張ります!
来週17日まで


●バート CORICH舞台芸術 ♪♪♪♪
★★★★
いや〜これは楽しいサバトの世界。『夏の夜の夢』ベースだから、話は分かり易いし、のほほんと観ていられました。
元気な高齢出演者に元気づけられます。
ラストの劇中劇もなかなかのモノ。
【様々なる劇評その3】
ステキな劇評が続々と出ています、山田さん、有難うございます

●山田勝仁(演劇ジャーナリスト)
 Space早稲田で上演中のシアターRAKU2025公演・山元清多没後15年メモリアル・あちゃらかオペラ「夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編〜」(原作=W・シェイクスピア、台本=山元清多、演出=流山児祥、音楽=高橋牧(時々自動)、振付=北村真実)が抜群に面白い。

 シェイクスピア作品を大正時代に置き換えたもので、戦争の足音が近づく束の間の「ベル・エポック=美しい時代」を背景にした浅草オペラ風の「夏の夜の夢」。2組の若い恋人たちが迷い込んだ「三笠の森」。そこに棲む妖精の王と女王、芝居一座。
 童謡、子守歌、愛唱歌、そして数々のオリジナル曲が全編を彩る。

 役者たちは70代が主流で最高齢が81歳。楽塾時代から28年。海外公演も体験し、今は年に1度の定期公演。
 スタートはほとんどが演劇経験のない素人のおばさま方だったとはいえ、代ゼミの標語ではないが「継続は力なり」。
 合唱もいいし、ダンスの切れもいい。

 演技のうまい玄人の演じる「つまらない芝居」より、「半玄人」の役者たちが演じる面白い芝居の方がずっと観客の心に届く。「半玄人」というのはそれぞれが本職を持っているという意味。現役のタクシー運転手もいる。

 むろん、新劇の「プロの役者」だって舞台以外の仕事で食っている人は山ほどいるわけだが。
 RAKUのみなさん、本当に生き生きとして舞台を務めている。その清々しさ。

 演劇って何だろうと考えたら、人々を楽しませる祝祭でもあるわけで、明日への希望を感じさせる演劇空間の濃密さに胸が熱くなった。
出演は、いそちゆき、出田君江、川本かず子、桐原三枝、杉山智子、高野あっこ、内藤美津枝、永田たみ子、二階堂まり、西川みち子、村田泉、真木瑠理子、米田清美、橘杏奈、向後絵梨香、真田雪、岡本瑠奈(流山児★事務所)、流山児祥。溝田勉。

 前説、物販などで開演前に出ずっぱりの岡本瑠奈は流山児★事務所らしからぬ美少女系。その天衣無縫ぶりは「飛び道具」的。まだ学生とのことだが、これからの期待大。

 1時間30分。5月5日〜17日。





【様々なる劇評その2】
早くもステキな劇評が出ました、有難うございます

●今村修(演劇評論家)
昨日はマチネで、シアターRAKU「あちゃらかオペラ 夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編〜」(原作=W・シェイクスピア、台本=山元清多、演出=流山児祥)@Space早稲田。

シアターRAKUは1998年に流山児が立ち上げたシニア劇団。現在、平均年齢68歳、最高齢81歳とか。18人の出演者の内男優はただ1人でちょっとしたシニア宝塚の趣もある。この作品は、山元が2009年にオペラシアターこんにゃく座に書き下ろした“シェイクスピア翻案音楽劇“。「時々自動」の高橋牧が今回用に音楽を一新し、日本近現代史の中でたまさか戦争と無縁だった時代にしたとびきりの祝祭劇に仕立て上げた。
時は関東大震災直前の大正12(1923)年夏至の頃。軽井沢にある大久保公爵(桐原三枝)の別荘では公爵と女優の弥生(いそちゆき)の婚礼の準備が着々と進んでいた。祝いにやってきた銀行頭取の桂木(永田たみ子)の娘・ちひろ(米田清美)は学生の浩三(出田君江)と恋仲だが、桂木はお気に入りの三郎(内藤みつえ)と結婚しろと言って譲らない。一方、ちひろの幼馴染・さつき(村田泉)は三郎に片想いしていた。駆け落ちを決め、深い三笠の森に向かうちひろと浩三。それを追うさつきと三郎。

その森の中では、公爵の婚礼を祝いに来たコダマの王ヤマト(桐原三枝の二役)と女王カスガ(いそちゆきの二役)の諍いが昂じ、その近くで大工の棟梁(二階堂まり)、ボン太(川本かず子)、州太郎(高野あっこ)、古井戸(杉山智子)、鮒五郎(西川みち子)ら町の職人たちが婚礼の余興芝居の稽古に勤しんでいた。そして、ヤマトが家来のいたずら者ガタロ(真木瑠璃子)を使ってあるイタズラを仕掛けたことから、森の中はてんやわんやの大騒動に巻き込まれる。

高齢の俳優たちの体のキレにまず驚かされる。北村真実振付による多くのダンスナンバーも軽々とこなす。声もよく出る。6ヶ月という長い稽古時間の賜物だろう。演技の巧拙にはバラ付きも目につくが、一人一人が自分の限界に挑戦し、目一杯振り切れていることが手に取るように分かるから、ほとんど気にならない。カスガのお付きのコダマたちを演じる、橘杏奈、向後絵梨香、岡本瑠奈の流山児★事務所の若手女優3人がフレッシュに舞台を盛り上げる。

笑いの遊びはやりたい放題だ。カーテンで囲われた舞台では、俳優が色んなところから顔を出し不思議空間を演出するし、古希や喜寿などと言った高齢を逆手に取った笑いに客席は大いに湧く。

宴会係を演じる黒一点の溝田勉は、時折芝居に乱入する流山児に散々いじられる。職人たちのデフォルメされた馬鹿馬鹿しさは無類だ。客席も温かく舞台を見つめ盛んに拍手が湧く。

婚礼が題材のドラマということもあって、劇場全体を祝祭感が色濃く覆う。それがまた、ベル・エポックと呼ばれ、様々な自由な表現が花開いた大正という時代にも、幕切れのガタロの口上などにもよく似合った。(敬称略)


●歌人伊藤裕作(短歌二首)
古希は勿論(もち)喜寿も舞台じゃ凛として 歌い踊れば少女の如し
若人も”老い”の学びに観るも良し あちゃらかオペラ『夏の夜の夢』
【様々なる劇評その1】

★結城雅秀(演劇評論家)
●シアターRAKJU『夏の夜の夢〜嗚呼!大正浪漫編〜』作:山元清多、演出
実に面白い一夜の夢。恋人、狂人、詩人の妄想。
書生とちひろ(出田君江、米田清美)、銀行員とさつき(内藤みつえ、村田泉)、ガタロ(真木瑠理子)、宴会係(溝田勉)、公爵と女優(桐原三枝、いそちゆき)、豆の花(岡本瑠奈=魅力的)、2度ブレイカーを落としながらも、支配人(流山児祥)の話術で乗り切る。音響を再起動して、豪華な結婚行進曲。恋愛の自由!大正デモクラシー。大正10年から5年間、戦争はなかった。(5月17日まで上演中)

★宮崎恵治(黒テント:俳優)
●スペース早稲田で、シアターRAKU2025 公演「夏の夜の夢」初日観劇 原作:シェイクスピア、台本:元さん、演出:流山児さん。正直、元さんに会いたくて観に行ったのかもしれない。
そして、元さんに会えた。元さんの台詞が、ウェットだと言う事がよくわかった。生前晴彦さんが、元さんの台詞は、ウェットなんだよ。言っていた事を思い出す。だから、役者がこの台詞を生き生きと喋っているから、面白さが伝わってくる。
さらには、流山児さんの演出にもあると思う。本当に役者が、生き生きしている。だから、アクシデントも関係ない。アクシデントも芝居として見えてくる。誰も、動じない。観に来て良かった。元気が出る芝居は、素敵だ。17日(土)まで。演劇が持っている力が見えますよ!