https://www.quartet-online.net/ticket/itachi2021?m=0abjgca
ごあいさつ 流山児祥(演出・プロデューサー)
本日は、コロナ禍に加え福島沖地震発生という緊急事態による会場変更にも関わらず
私達は、福島が生んだ劇作家:真船豊の名作『鼬』を、
13日深夜、震度6弱の激震で『鼬』の公演会場:須賀川tetteは臨時休館、ダメージを負いました。
『鼬』は没落した郡山市湖南町の名家:だるま屋をめぐる色と欲の渦まく生々しいニンゲン喜劇です。
上演時間1時間40分、最後までごゆっくりお楽しみください。
巨大台風の影響で前回のシーンスタディは中止だったので久しぶりのワークショップ。@日和田公民館ホール
1階の会議室では「真備町に学ぶ浸水被害の住宅復旧相談会」が開催されている。郡山も大きな被害を受けているのである。11月2(土)は72歳の誕生日参加者の皆さんに祝ってもらい、夜はユニットラビットのメンバーにお祝いしてもらった。3・11から8年ずーっとフクシマの演劇人と芝居を創っている。これも、何かの縁である。
2021年2月の『音楽劇☆鼬2021』(原作:真船豊)上演に向けて福島の演劇人との3年間に渉るコラボレーション・プロジェクト着実に進行中です。70代の出演者も参加してもらいほぼ、メインのキャスティングも見えてきました。この間の、原作を使っての「シーンスタディ」で、役の読み込みもばっちりです。
それにしても、福島、郡山、須賀川、白河の演劇人に加えて米沢、仙台の東北3県から、ここまで来て東北演劇の輪がどんどん広がっています。10代から70代まで異世代の演劇人が交流するステキな芝居を愉しく創っていきますよ。
11月30(土)・12月1(日)は台本を離して具体的に立ち稽古の「ワークインプログレス」として、シーンスタディ&キャスティング決定です。佐藤茂紀の上演台本完成。音楽、振付も参加して12月14(土)・15(日)から本格的に長期稽古開始です。
流山児★事務所から流山児祥、伊藤弘子、畝部七歩、諏訪創、イワヲが参加、今後若手メンバーも。振付は北村真実、照明は横原さんです。
本番まで1年3か月、『鼬いたち』の旅は続きます。
ぜひ、ふらりと稽古場に覗きに来てください。
見学者、大歓迎です!!
3・11の3か月後の7月フクシマでみんなに出会って、8年間ずーっと作品を作り続けて『鼬いたち』が4本目の作品。めちゃカッコいいモノ創りましょう。
