公演情報

シアターRAKU 2025
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原作:W・シェイクスピア
台本:山元清多
演出/流山児祥
音楽/高橋牧(時々自動)
振付/北村真実(mami dance space)



 ご予約はこちら

2025/05/05 (月)〜17 (土)

@Space早稲田

 


■予約はお早めに



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==DVD発売中==


こちらから


『冥王星の使者』



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**********

 

 

作⦿高取英
(月蝕歌劇団)

脚本・演出協力⦿天野天街
(少年王者舘)

演出⦿流山児祥

音楽⦿巻上公一
(ヒカシュー)

人形製作⦿山田俊彦
(人形劇団ココン/ITOプロジェクト)
 

 

流山児★事務所
2023年度 新人募集
劇団で活動することに興味がある人を募集します。

【募集人員】
6名 (俳優・スタッフ・制作)
18歳以上35歳未満。
国籍不問。心身ともに健康な男女

【第一次審査:書類選考】
以下を流山児★事務所まで郵送してください。
(1)履歴書(連絡のつく電話番号とメールアドレスを記載のこと)
(2)写真1点(バストアップ)
(3)作文「流山児★事務所に入団してやりたいこと」(400字程度)


【第二次審査:実技・面接】
書類選考通過者のみ、連絡いたします。
※実技審査料3,000円は当日持参のこと。
※スタッフ・制作は面接のみ(無料)です。

【入団後の活動】
流山児★事務所の活動に準じていただきます。
優秀な新人は劇団公演、海外公演などに参加できます。

【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係
〒162-0045 東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時〜17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com

情報詳細
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続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜 DVD
「オールド・バンチ〜復讐のヒットパレード!〜」「続々オールド・バンチ〜カルメン戦場に帰る〜」DVD発売中!
その他公演パンフレットなど
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「音楽劇『鼬』2021」@グランシア須賀川公演無事に終演しました。全3ステージ「満員」の観客で初の仮設劇場(結婚式場の宴会場)での新しい大衆演劇として、真船豊の昭和初期の名作戯曲「鼬」が、見事に蘇った「実感」をわたしたちのモノにしました。
この感覚は4年前、臺灣@嘉義で上演した「嫁粧一牛車」の成功に似たモノです。「嫁粧一牛車」は1950年代の貧困のどん底で地を這う人々のニンゲン喜劇、「鼬」は1930年代の東北の寒村の民衆の色と欲渦巻く人間模様をリアルに描きながら、そこに現れるのはタフな女たちの「生き様」です。

「鼬」を彩る3人の女、佐藤茂紀は改訂版で娘のエピソードを加えることで「過去現在未来」の物語として「鼬」を再生させたのです。
台湾で演出した「マクベス〜PAINT IT BLACK!」「嫁粧一牛車」そして「鼬」は女性の目で「世界」を捉えなおした流山児音楽劇3部作といったモノといえます。タフで優しい女たちとどうしようもないダメ男たちの「欲望剥き出し」のナマなドラマそれが「鼬」です。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「鼬」の14人の役者は、3年間で「何処にもいない実に個性的な役者」に成長した。

だるま屋の女主人:おかじをえんじたのは日本舞踊の師匠花柳寿美正代こと林正子、「初舞台」にもかかわらず、その堂々たる舞台女優ぶりはそんじょそこらの新劇俳優が逃げ出す圧倒的な存在感、歌も凄い!いつかもう一度一緒に芝居をやりたいと想っている。おとりを演じた伊藤弘子は3年間リーダーとして「鼬」の現場を見事にさせてくれた。スゴイ女優である。全員の衣裳も担当。

おしまを演じた瑠華(松岡沙也華)は文字通り、劇団ユニットラビッツの主演女優に成長した。いつまでもわたしには高校生のままの意識だったが、今回、24歳のトップ女優の華の時代を向かえていることを実感した。根性が据わった。
急きょ、おしまの娘:お咲で参加したぶんぶん丸は元気な18歳、現場を常に明るくしてくれた歴史少女(剣についての薀蓄は底知れない)。今春、仙台の大学生になって歴史を愉しく学んで下さい。

喜平を演じたしらかわ演劇塾の牧田純一は3年間、もう一人のリーダーとして現場を牽引してくれた。メチャクチャイイ役者である。天性のスピード感は舌を巻く。全ても小道具を揃え、オマケに桟敷にするからというと、あっというまに大量の座布団も。馬医者:山影先生の佐々木雅彦は劇団ユニットラビッツの主演男優で地元制作も、須賀川生まれの須賀川育ち、見事に故郷に凱旋した、伊藤弘子とのラブシーンの凄み、その歌のうまさは絶品であった。

女地主:古町を演じた流風青波(岩崎香織)コケティッシュで超元気!くるくる変わる表情、いやあ、稽古場での私のアイドルであった。そして、村の、元締め的存在:伊勢金を演じた鶴園結香は3年間、全く休まず参加、驚異の大成長を遂げた弱冠19歳の大女優である。伊藤弘子を向こうに回し、堂々の女丈夫ぶり。この先どこまで成長するか楽しみである。

馬車引き:弥五の星郁也くんは稽古場のアイドルだった、そのハチャメチャぶりは3年間全く衰えず、走り回ってくれた。喘息馬を演じたのは仙台の大久保裕、久しぶりに役者ということで時々、稽古中は挙動不審になったが、持ち前の「自由さ」で遊んでくれた。感謝!こういうニンゲンが私の芝居には必要なのである。

そして、だるま屋に棲みついていた付喪神のにわとり3羽、「鼬」を「現在」へと繋ぐシュールなドラマを創ってくれた。急きょ、本番2週間前から参加、若者2人を引っ張ってくれたトリオ:山下直哉の凄み。「あれからのラッキーアイランド」「幻影城の女たち」につづく佐藤茂紀の3作は山下にはぴったり。シャモタ:大森優輝・・・全てのアンダースタディ(代役)を演じ、最後は出演してもらった。テキストの読解力もあり、鶴園と大森の19歳コンビが今後のユニットラビッツを支えるだろう。そして、15歳の高校生㝢くんは眩しいばかりの初々しさで、ぶんぶん丸と「未来」への飛翔を演じてくれた。

最後に、一転二転三転ならぬコロナ禍で五転めのだるま屋万三郎を演じたのは大多鬼丸ショースケこと佐藤茂紀、ダメ男を演じては天下一品の男である。シゲさんとは3・11以来10年の付きあい、もう少しこの関係は続きそうである。そして、この大変な現場を支えてくれた福島の大信ペリカンに感謝。彼の明快なサジェスチョン・アドバイスが劇現場を支えていたのである。

最後に、松明屋五老介師匠をはじめとする須賀川のみなさんに最大の感謝。長い劇人生の中でもこんなに世の情けを感じた芝居はありません。

「鼬」ホントーに面白かった。昨日深夜、電車を乗り継いで19日ぶりに帰京しました。

皆さん、お疲れ様でした。また、会いましょう。
2021-02-24 12:09 この記事だけ表示
19日(金)快晴。愈々、「鼬」@グランシア須賀川、明かり合わせ・場当たりである。

昨日は、美術・照明・音響・映像すべてチェックを終えた。
白河から座布団もいっぱいマッキーが運んできてくれた。
桟敷椅子席、ディスタンスをたっぷりとった「芝居小屋」が結婚式場の大宴会場に出来上がった。

五老介師匠も大きな自分用の座布団とめくりを持ってきてくれる。
師匠は「鼬」の前座で小話をやってくださるのである。
グランシアの前にある川に大きな赤い橋が架かっていて
『由比正雪』を上演するのにぴったりだから、あそこで、いつか野外劇の芝居できませんかね?
と言ったら「出来ますよ、うちの会社が今年から管理しますから、春には桜がきれいですよ」
えーである。ちなみに師匠の家はグランシア前の小高い丘の上にある。

ここは五老山といい昔、5人の家老が軍議を行ったことから五老山といわれている。
そして、この五老山で「松明あかし」と呼ばれる火祭りが11月に行われるのである。
400年以上の歴史を誇る「日本三大火祭り」のひとつ。
勇壮な松明太鼓が鳴り響くなか、長さ10メートル、重さ3tもある大松明や、本松明の炎が晩秋の夜空を焦がすのである。
ぜひ、「松明あかし」に来てくださいと誘われる。
ぜひ、近いうちに『由比正雪』を須賀川にもってきたいものである。
火祭りをバックに野外芝居もいいなあ。

いつものように、19時から小返し稽古。
2幕、3幕をあたる。

夜は「初めて」近所の中華屋さんで餃子、ニラレバ炒め、サンラータン、生ビール。
時短営業が終了して夜遅くまでやっている。ずーっとコンビニ弁当だったのでうれしい限り。

※さて、今日から本番体制突入である。
東京から真実さん、制作の米山も須賀川入り。
14時明かりあわせ、場当たり。18時過ぎには全員集合!
さあ、3年間の成果をみっちりたのしみましょう。

今日もコンビニの店長さんから大量の差し入れがあったらしい。
大感謝。有難うございます。がんばりまーす。


2021-02-19 11:38 この記事だけ表示
昨日:17(水)は仕込み&稽古。
変更会場となったグランシア須賀川の2階の宴会場があっという間に仮設劇場に変貌していた。
午後2時過ぎにわたしも会場に向かっていた。
前を歩く3人組、照明の横原君、オペレーターの佐野さん、加えて強力助っ人の小林七緒!
忙しい中、わざわざ、駆け付けてくれた。大感謝。

エレベーターが止まっていて、2階まで50往復ぐらいしたstaffに
近所のイーオンまでいって回る寿司の寿司とシュークリームの差し入れをする。

夜7時イワヲの舞台説明のあと、いつものように来てる人間で稽古開始。
で、8時過ぎには来れない人以外で自然に「通し」状態に、ま、これでいい。
稽古してみて、郡山のがくと館同様、セリフが反響でわんわんするクセモノの空間であることが判明。
よりクリアにセリフを硬くいって!とチェック。

また、豪華な椅子がいっぱいあるのだが並べてみて、座る芝居は全く見えない、
急きょ、桟敷席で見てもらうことを決める。
宴会場だからもちろん布団などない。
座布団の手配で出演者の皆さんに家から座布団持ってきて、と頼むが今の時代そんなに家にはないらしい。
夜、9時退館。

18(木)今朝、目を覚ますと一面の銀世界。
いつも行く自家焙煎珈琲店大束屋のモーニング。
tetteに行って座布団の話をしてローソンに。
店長さんから大量の食べ物の差し入れ!

この間、知り合った多くの須賀川の人たち「情け」に支えられ「鼬」は日々進化中です。
芝居をやってて良かったと想う貴重な体験の連続に大感謝である。

お昼過ぎから明かりあわせ。細かい作業を続けている。
明日は役者も入って明かりあわせ。

音楽劇「鼬」初日まであと3日!!






2021-02-18 11:42 この記事だけ表示
昨夜は郡山稽古2日目。

佐々木さんの車とさやかの車に分乗して向かう。途中激しい雪である。
さやか、鶴ちゃん、正子さん、シゲさんの小返し稽古から始める、
「会津磐梯山」「わたしのラバさん」稽古場に集まってくるメンバー順に録音。

福島民報記者の取材。
3年前から取材してくれている若い記者S君、4月には会津若松に転勤らしい。
ぜひ、「劇評」を書いてみればとそそのかす。
コラム風に書いてみます、と、まんざらでもない返事。

昨日に続いて、あわただしく、4時間稽古を終える。
マッキー、星君のくるまで須賀川に戻る。

昨日から美術・舞台監督のイワヲも現地入りしている。

17(水)、午前10時過ぎから稽古場にある資材をトラックに積み込みグランシェへ向かう。
シゲさん、鶴ちゃん、大森君が助っ人。
グランシア須賀川2Fペオニーに搬入。

伊藤弘子曰く「お世話になったテッテの稽古場から搬出して、急遽決まった劇場、グランシア結婚式場の仕込み、今日は地震でエレベーターが使えず、平台、コンパネ、諸々全て2階に手運び。人が少ないから50往復くらいしたかしら( ; ; )昼過ぎに搬入完了、ぐったりー。」

さて、今日から4日間、仕込み⇒明かり合わせ⇒ゲネプロである。

今日は、結婚式場の大宴会場を一日かけて「仮設劇場」に変容させる仕込み。
照明:横原くん、音響の芹沢君、最強のstaffの力の見せ所。
照明はもいちろん、吊るところなんかないし、美術ももちろんバトン等ない、タッパは2,5メートルぐらい、大変である。

さて、いかなることに?わたしはホテルで「ごあいさつ」の原稿書き。
テアトロの連載原稿。あぶくま時報の取材も入ってきた。

夜には場当たり。客席は大宴会場ということで「増席」となった。
ここにきて、予約も動き出した。
急遽の会場変更にもかかわらず須賀川初の演劇公演!
感染症予防対策は万全でお待ちしています。
お時間のある方はぜひ、ご覧ください。グランシア須賀川でお待ちしています。

21(日)15時初日まであと5日!

【劇場変更につき客席増席しました!最新前売状況】

〜音楽劇☆鼬2021〜真船豊『鼬』より〜
2月21(日)15:00 残5枚
 23(火)11:30 残18枚
   15:00 残25枚
今すぐ予約⇒03・5272・1785
@グランシア須賀川2F大宴会場
(諸事情でtette から変更しました)

上演台本/佐藤茂紀 演出/流山児祥
音楽/諏訪創 振付/北村真実 助演出/大信ペリカン

[流山児祥扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/itachi2021?m=0abjgca
2021-02-17 14:17 この記事だけ表示   |  コメント 0
「鼬」は、当初予定していたtetteたいまつホールから会場変更してグランシア須賀川2F大宴会場で公演します。

以下、ごあいさつを記しておく。

ごあいさつ  流山児祥(演出・プロデューサー)

本日は、コロナ禍に加え福島沖地震発生という緊急事態による会場変更にも関わらず
須賀川グランシアにご来場頂きまして誠にありがとございます。

私達は、福島が生んだ劇作家:真船豊の名作『鼬』を、
福島4市(福島・白河・郡山・須賀川)の演劇人+東京の演劇人たちで
「音楽劇」に再構成するコラボレーションを続けてきました。
真船豊と旅する3年、『鼬』を福島の過去・現在・未来の物語として創り上げる交流プロジェクトです。         

13日深夜、震度6弱の激震で『鼬』の公演会場:須賀川tetteは臨時休館、ダメージを負いました。
館長さん、そして公演に協力・支援頂いている松明家五郎介師匠、地元制作と協議。
「初の演劇公演で舞台芸術の素晴らしさを市民の皆さんに見せたいが、現状では無理」との説明、
苦渋の決断で中止決定。

すると、師匠や館長さんから「民間のやれる場所を捜しましょう」という嬉しい提案。
結婚式場:須賀川グランシアの支配人に現状を話すと「そういうことでしたら協力しましょう、是非、使ってください」と快諾。
地元の皆さんのご支援・ご協力に心より御礼申し上げます。
長い演劇人生でもこんな嬉しい経験はありません。

『鼬』は没落した郡山市湖南町の名家:だるま屋をめぐる色と欲の渦まく生々しいニンゲン喜劇です。
真船豊の人間愛、平等愛、故郷愛、庶民=弱者への視線がちりばめられています。
 3・11から十年、気候変動、文明崩壊の危機の時代。

私たちは3年間の想いを込めて、故郷の「現在」を考えるきっかけになることを願って『鼬』を上演します。

上演時間1時間40分、最後までごゆっくりお楽しみください。


2021-02-17 13:29 この記事だけ表示
いよいよ『音楽劇☆鼬2021』2月20(日)@須賀川公演初日まで、
1か月を切った。ワクワクしながらの稽古の日々が続いている。

9月からリモートで稽古再開。キャスティング決定。
10月から本格稽古始動。
12月から土・日集中稽古、歌・踊り・振付もはじまった。
コロナ禍で予測を超えた「様々なこと」が日々、起こっているが、すべてを乗り越えて、2021年のコロナ禍に私達にしかできない真船豊:作「鼬」の劇世界が見えてきた。

それにしても、フクシマのステキな役者達が集まってくれた。
3年前の5月真船豊の生地:湖南町のフィールドワークに始まって、2年前の5月には猪苗代湖:青松浜に立つ真船記念碑の前の野外リーディング上演を経て、細かいシーンスタディを経て、この3年間の試行錯誤の果てに様々なモノが視えてきた。

高校生だったTやKさんは、この3年間で見事なまでに女優に成長した。
伊藤弘子が加わったことでメイン女優のSとMさん2人の演技の幅(質)は、グーンと広がった。
男優陣の中軸、Sさん、Mさん、Hくん、あっと驚くS・万三郎さんも加わって、日々、オモシロい芝居に進化=深化ている!
これからの課題は、もっと、自由に!である。

3年かけて福島の演劇人たちと「旅」したプロジェクトの全てを詰め込んで私達にしかできない音楽劇を創りあげようぜ。

2011年3・11東日本大震災以降、演出者協会の演劇大学で出会ってから始まったコラボは『あれからのラッキーアイランド』(2015年)『幻影城の女たち』(2016年)そして『鼬2021』(2018年5月〜2021年2月)と、10年間、ずーっと続いている。

私にとって、この5年間は台湾@嘉義と福島はもう一つの本拠地である。

2月に入ったら、愈々、現地:須賀川入りである。感染予防に最大限心がけ、愉しく「前へ」進みましょう!

予約は03−5272−1785(流山児★事務所)
2021-01-27 12:50 この記事だけ表示
3.11から10年。
流山児★事務所はあの年から10年、福島の演劇人と熱い交流を続けています。2018年から3年間かけて創り上げた福島の過去・現在・未来の物語、それがわたしたちの『音楽劇☆鼬2021』です。出来る限りの事をして「前へ」進みます。ご注目下さい。

◎文化庁委託事業/日本の演劇人を育てるプロジェクト 
 演劇人交流育成公演 
音楽劇☆鼬2021
〜真船豊『鼬』から〜
2021年2月21日(日)、23日(火・祝)
@須賀川市民交流センター tette たいまつホール

上演台本/佐藤茂紀(劇団ユニットラビッツ)
演出/流山児祥
助演出/大信ペリカン(ル・シアトリエ)
音楽/諏訪創
振付/北村真実
◎出演者
林正子
瑠華
牧田純一
星郁也
佐々木雅彦
流風青波
鶴園結香
ブンブン丸
阿部利広
岩倉美穂
禹穣熙
大久保裕
松明家五老介
大多鬼丸ショースケ
伊藤弘子(流山児★事務所)

◎開演時間 上演時間:1時間30分(予定)
21日(日)15:00
23日(火・祝)11:30/15:00
開場時間 開演の30分前より
◎チケット
日時指定 全席自由(税込)
一般… 2,500円
学生、U25(25歳以下)…2,000円
高校生以下…1,000円
◆割引券は学生証や年齢を確認できるものをご提示いただきます。
◇客席半数で上演します。
1月16日(土)0:00より予約開始
ご予約はこちらから▼
公演詳細はこちら▼(感染対策のお願いについてもこちらに記載してあります)
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※予約フォームでご予約できない場合は
流山児★事務所メール、電話にてお申し込みください。
※ご予約・ご購入後でも、体調が悪い場合は
キャンセルに対応いたしますのでご連絡ください。
流山児★事務所(りゅうざんじ じむしょ)
メール mail@ryuzanji.com
電話 03-5272-1785(平日13時〜17時)公演中は対応いたします。
2021-01-14 14:31 この記事だけ表示
【2月 音楽劇☆鼬2021公演のお知らせ】

コロナ第三波、2度目の非常事態宣言下、わたしたちは、最大限の感染予防対策を行い2月3(水)〜8(月)『ベンガルの虎』(唐十郎:作、小林七緒:演出)@Space早稲田上演に向けて、粛々と、元気に稽古を重ねています。

また、2018年に始動した福島の演劇人との共同製作:真船豊プロジェクト『鼬』も同時に進行しています。
オンライン稽古も含む、あらゆる方法を駆使して「前へ」進んで行きます。

3・11の年から、流山児★事務所は福島の演劇人との交流を10年に渉って続けています。
10年の交流のひとつの結実、それが真船豊プロジェクト『音楽劇☆鼬2021』です。

3年の動きの中で白河、福島、郡山、仙台、そして岩手の個性あふれる演劇人たちが結集しました。
10代から70代まで、東京では考えられないステキに「ナマモノさ」を備えた無敵の役者・スタッフたち20人余りです。
まるで、小津+黒澤の映画に出てくるような・・・「昭和の身体」が、イマ、私の眼前で跋扈しています。

愈々、歌も踊りも加わって、2021年の不条理(ええつ、こんなバカな)音楽劇『鼬』が立体化されています。

これまた、予想を超えて、地元のみなさんのご協力で「昭和の歴史の時間」の染み込んだ小道具(古箪笥、鍋釜、農工具、糸車、梯子、行李、襤褸衣裳etc.)が、日々、稽古場に持ち込まれている贅沢な劇現場です。

いつのまにか、見事に昭和初期の猪苗代湖の町:湖南町が稽古場に現出しています。
この現場から真船豊の描くタフな人間模様=人間賛歌のガチンコ喜劇が生れだします。
「一心に、己れをこの世に生き通そうとしている」人々の姿に、ご期待下さい。

3年間の『鼬』というテキストとの格闘の果てに生まれる2021年のわたしたちの《コロナ禍の現在のドラマ》
・・・それが『音楽劇☆鼬2021』です。
わたしたちはイマを生きている、だから、アナタと会いたい・・・・
アナタと一緒に愉しい時を過ごしたい・・・それだけです。

2月21(日)・23(火)たった2日間3ステージの須賀川市での公演実現にむけて、
わたしたちはあらゆる手立てを講じて、細心の注意を払って進むつもりです。

ぜひ、ご注目下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
『音楽劇☆鼬2021』〜真船豊「鼬」から〜
―生れ故郷ほどせいせいすっとこはねぇなァ―
上演台本:佐藤茂紀 (劇団ユニット・ラビッツ)…新作書下ろし
演出:流山児祥 
助演出:大信ペリカン(シア・トリエ)
音楽:諏訪創 
振付:北村真実(mami dance space)

【出演】林正子、瑠華、牧田純一、星郁也、佐々木雅彦、流風青波、鶴園結香、ブンブン丸、
阿部利広、岩倉美穂、禹穣熙、大久保裕、松明家五老介、大多鬼丸ショースケ、伊藤弘子

主催:文化庁、日本劇団協議会
2月21日(日)、23日(火・祝) 
@須賀川市民交流センターtette たいまつホール

★福島県郡山市出身の真船豊の戯曲『鼬』を、福島の演劇人たちが上演する、福島の過去・現在・未来の物語として創り上げるプロジェクトです。2018年に始動し、紆余曲折を経ていよいよ幕があがります。

「この可愛らしい、一心に、己れをこの世に生き通そうとしているその人物達それぞれの心根に『人間』の本質を見つめたに過ぎないのである」(真船豊 まえがきより)

前売り予約開始:1月16(土)
予約問い合わせ:流山児★事務所 03−5272−1785
2021-01-12 12:43 この記事だけ表示
週末の7(土)・8(日)は、真船豊:作『鼬』11月の集中稽古@福島です。
3年がかりで進めている福島演劇人との交流企画も大詰めです。

3・11からもうすぐ10年、流山児★事務所は震災後から地道に福島の演劇人とのコラボレーションを10年間続けています。
ユニットラビッツの佐藤茂紀の上演台本も第6稿!ついに完成しました。

『鼬2021』は、3年間のワークショップから生まれた傑作です。明日からこれで行きますよ、役者・スタッフの皆さん!

真船豊の昭和初期のリアリズム演劇の名作を1時間半の超スピードのパワフルな音楽劇として再生します。
流山児★事務所から伊藤弘子も出演します。
あと、4か月かけて「最底辺のどん底でも、どっこい生きている」というニンゲン喜劇を創り上げます。

2021年2月@須賀川市テッテホールで上演。
歌って踊る大衆演劇=『鼬2021』ご期待下さい!
面白いですよ!
2020-11-06 15:25 この記事だけ表示

巨大台風の影響で前回のシーンスタディは中止だったので久しぶりのワークショップ。@日和田公民館ホール
1階の会議室では「真備町に学ぶ浸水被害の住宅復旧相談会」が開催されている。郡山も大きな被害を受けているのである。11月2(土)は72歳の誕生日参加者の皆さんに祝ってもらい、夜はユニットラビットのメンバーにお祝いしてもらった。3・11から8年ずーっとフクシマの演劇人と芝居を創っている。これも、何かの縁である。

2021年2月の『音楽劇☆鼬2021』(原作:真船豊)上演に向けて福島の演劇人との3年間に渉るコラボレーション・プロジェクト着実に進行中です。70代の出演者も参加してもらいほぼ、メインのキャスティングも見えてきました。この間の、原作を使っての「シーンスタディ」で、役の読み込みもばっちりです。

それにしても、福島、郡山、須賀川、白河の演劇人に加えて米沢、仙台の東北3県から、ここまで来て東北演劇の輪がどんどん広がっています。10代から70代まで異世代の演劇人が交流するステキな芝居を愉しく創っていきますよ。

11月30(土)・12月1(日)は台本を離して具体的に立ち稽古の「ワークインプログレス」として、シーンスタディ&キャスティング決定です。佐藤茂紀の上演台本完成。音楽、振付も参加して12月14(土)・15(日)から本格的に長期稽古開始です。

流山児★事務所から流山児祥、伊藤弘子、畝部七歩、諏訪創、イワヲが参加、今後若手メンバーも。振付は北村真実、照明は横原さんです。

本番まで1年3か月、『鼬いたち』の旅は続きます。
ぜひ、ふらりと稽古場に覗きに来てください。
見学者、大歓迎です!!

3・11の3か月後の7月フクシマでみんなに出会って、8年間ずーっと作品を作り続けて『鼬いたち』が4本目の作品。めちゃカッコいいモノ創りましょう。


画像に含まれている可能性があるもの:12人、、大久保 裕さん、牧田 純一さん、佐々木 雅彦さん、Show  Ryuzanjiさん、太田龍馬 Ryuma Otaさんなど、、スマイル、立ってる(複数の人)

2019-11-04 11:05 この記事だけ表示