




日台コラボ『道』の映像制作:本番撮影終了しました。 この2週間、熱く激論を交わしながら撮影はじつに生々しいオンラインを超えた「熱い交流」でした。まだ、秋の配信まで、様々な事が残っていますが、確実にステキな作品に仕上がります。
『道』は日台の役者達のコラボに加えて、台湾の「街かどの人形劇」布袋戯が重要な共演を果たします。
さらに、人形の振付に台湾トップのダンサー兼振付師:林素蓮が挑みます。わたしと台湾での仕事の右腕と言っていいステキなコレオグラファーです。なんてったって、かの侯孝賢監督が愛する人形劇、それが布袋戯なんだから。
民衆のための実験的な芸術:よりニンゲンの在り様を求めて人形たちとニンゲンが出合うドラマ、それが『道』である。より真摯に、媚び諂わず、志高く!
さて、来週から短編映像プロジェクト『13人のイカれる作家たち(仮)』の撮影、6週目に突入します。ラサール石井の大作『会見』、詩森ろば『陰謀論』、天野天街『不用な人』愈々、大詰めである。

そうか、あれからもう4年か。6月、暑い台湾での稽古の日々が始まったっけ。
そして、時はゆくゆく・・・である。『台湾マクベス』@嘉義表演藝術センター初演2016年。
あれから4年、流山児★事務所は4本の作品をOURシアターと嘉義で創って、2017年台中国家歌劇院&シビウ国際演劇祭⇒2018年嘉義表藝術センター⇒2019年台中国家歌劇院&台北水源劇場3週間ロングランと経巡って、愈々、5本目はわたしたちの本拠地2020年Space早稲田でコラボレーションの予定だったが・・・・いま、日台コラボ『道』は映像制作:本番撮影中 熱く激論を交わしながら進んでいます!好!!
さらなる、演劇の自由を求めて!わたしたちは民衆のためのアナーキーなアルチザンである。より真摯に、媚び諂わず、志高く!!
【日台コラボ『道』今週はカメラテストです!】
Space早稲田の夏は映像スタジオと化しています。
今野健太のTED、浅倉洋介の現代史、伊藤弘子の薬局と3つの物語の仮セットの中、追い込み稽古が進んでいる。甲津拓平は自宅から。台湾のシャオヘイ(演出)・ミンルン(劇作)と一緒にオンライン稽古は進んでいる。いやあ、それにしても、快女優:伊藤弘子のコロナの時代の恋の物語はスゴイ!ですよ、まさに、八面六臂徘徊跋扈七転八倒のきわみ?
で、衣裳、メイク、美術、照明、音響も入って今週はカメラテストである。3月から続いているオンラインの稽古「距離=ディスタンス」がどんどん近くなってきている。シャオヘイの演出も実に的確になってきた。抽象ではなく具体。役者たちはそれでも慣れない「映像」と格闘している。映像ゆえにより過激に、そして、リアルに。無責任に、あーでもない、こーでもないといっていたがここにきて、役者の面白いところを、もっと伸ばすようなサジェスチョンをと思って稽古を観ている。ま、台湾の皆は、相変わらず、時々口を出すわたしを「クレージー導演」と呼んでいるが。「国際共同制作」の新しい『道』を目指して!あと3週間の愉しき試行錯誤は続く!
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大西弘記『コノヤロウ』、佃典彦『隔離生態系』、鹿目由紀『月からの電話』、しりあがり寿『BAR2021』、わかぎえふ『政治家』,『じゃぶじゃぶ池の藤棚の下で』の6作品無事撮影終了。今週末、ケラリーノ・サンドロヴィッチ『ウイルスの責任』秋之桜子『サインボール』撮影予定。
というわけで、昨日は井村タカオさんと2人きりの稽古であった、流石、井村、上手い!!
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映画の方も、7月クランクアップを目指して進んでいきます!
待機中は詩森ろば:脚本『陰謀論』出演:塩野谷正幸 天野天街:脚本『不用の人』出演:流山児祥、山ア哲:セレクト『或る阿呆の一生』出演:流山児祥・五島三四郎、ラサール石井:脚本『会見』出演:ラサール石井・・・他、ご期待下さい!!
流山児★事務所(日本)X阮劇団(台湾)国際共同制作公演『道』-The Road-
【 いよいよ、『道』オンライン稽古開始します!】
次回公演「道」は予定しておりました6月17日〜24日の舞台上演を中止し、 舞台作品に代わりまして、映像配信作品として「道」を制作していきます。3月からオンラインでのワークショップ&ミーティングを開催し、テキスト創りを重ねてきました。さらに、コミュニケーションを重ね愈々、具体的に作品創りを始めます。
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芸術監督:流山児祥からのメッセージを以下記しておきます。2020年5月13日
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2020年夏、生のカラダとコトバを軸にした表演藝術である演劇に、「新しい表現のかたち」が求められています。
2年がかりで進めてきた日台交流企画は思わぬ災禍に襲われています。既に、コロナ禍を克服した台湾、その真っただ中にある日本。集団で「普通」に稽古が出来る台湾、俳優たちが集れない日本。そして、予定していた日本でのワークショップ&稽古もかなわない事態に。
それでも、イマ、わたしたちはオンラインを使い台湾と日本の 「歴史と現実」を浮かび上がらせるために、新しいアジアの『道』を目指して日々、オンライン稽古で熱い試行錯誤を重ねています。
映像(日本)とリアルな舞台(台湾)が交錯する熱い日台の劇世界を「映像に刻み込み」きっちり、観客の皆さんにお伝えすることにしました。ドキュメンタリーを越えたナマのニンゲンでしか出来ないモノを創りたいのです。
何処にもない斬新なライブ感を持った「映像配信作品」を創り上げます。ご期待ください。
流山児★事務所(日本)X阮劇団(台湾)国際共同制作公演『道』-The Road- 【 映像配信ヘの変更のお知らせ】
いつも流山児★事務所をご支援いただきありがとうございます。次回公演「道」の公演についてお知らせいたします。予定しておりました6月17日〜24日の舞台上演を中止することを決定しました。
昨今の状況に鑑み、劇場を再開するのが難しいこと、また台湾のメンバーの来日が、叶わないことから 舞台作品に代わりまして、映像配信作品として「道」を制作いたします。
台湾の素晴らしい演劇人を、直に感じていただけないのはとても残念ですが、 今は、同じ空間にいなくてもできることを探してまいります。 作品として完成するのは秋ごろ、映像による配信を予定しております。
ご観劇を楽しみにされていたお客様には、深くお詫び申し上げます。 なにとぞご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
流山児★事務所でチケットをお買い上げ、ご予約いただいたお客様には個別に連絡をさせていただきます。イープラスでお買い上げいただいたお客様は、払い戻しの手続きをとらせていただきます。いましばらくお待ちください。
劇場でみなさまにお目にかかれる日を楽しみに皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
2020年5月7日
流山児★事務所
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2020年夏、生のカラダとコトバを軸にした表演藝術である演劇に、新しい表現のかたちが求められています。
2年がかりで進めてきた日台交流企画は思わぬ災禍に襲われました。コロナ禍を克服した台湾、その真っただ中にある日本。集団で「普通」に稽古が出来る台湾、俳優たちが集れない日本。そして、予定していたワークショップ&稽古もかなわない事態に。
それでも、イマ、わたしたちはオンラインを使い台湾と日本の 「歴史と現実」を浮かび上がらせるために、新しいアジアの『道』を目指して日々、熱い試行錯誤を重ねています。
映像(日本)とリアルな舞台(台湾)が交錯する熱い日台の劇世界を「映像に刻み込み」きっちり、観客の皆さんにお伝えすることにしました。
何処にもない斬新なライブ感を持った映像作品を創り上げます。ご期待ください。
わたしたちは元気です!
『道』芸術監督 流山児祥
6月日台国際共同制作『道』ワークショップがついに始まりました。コロナ禍で、本来なら、今日から台湾嘉義で1週間滞在してやる予定だったが「渡航禁止」でやむを得ずスカイプを使ってのワークショップとなった。
先ずは「自分史」のシェアから。
日本側の出演者は流山児★事務所の伊藤弘子、小林七緒、甲津拓平、RAKUの川本かず子、浅倉洋介、シアターモーメンの今野健太、20代から70歳までステキな顔ぶれがそろった。
6月17(水)初日に向けて「集団創作」のスタートが切られた。
わたしたちは、まずはやれることを真摯にやるだけである。
初日から長時間にわたってワークショップ中です。
乞う、ご期待。
